細胞内のタンパク質を作り出す過程で大切な役割を果たしている「RNA」は、生命科学の分野で注目されています。
私たちは、そのようなRNAを自由自在にデザインし、環境・医療などの分野で役立てたいと考えています。
例えば、RNA医薬品によって、これまで「不治の病」と考えられていた病気が治るようになるかもしれません。
また、人工RNAをバイオマスなどに応用することによって、環境問題の解決に役立つ可能性もあります。
-
Q.研究を始めたきっかけは何ですか?
- 研究室に入るまでは、勉強が面白いとあまり思っていませんでした。
しかし、研究室で研究を始めると、実験はやってみないとわからない。
毎日、新しい発見があり、研究を進めるために必要な勉強も楽しくなりました。
-
Q.研究を続けるうえでの「やりがい」とは?
- 実験には、必ず新しい発見があります。失敗した実験でさえ、新しい発見があります。
たとえどんなに小さい発見でも、将来、人の役に立つ可能性があると思うと、「やりがい」を感じます。
-
Q.新たにチャレンジしたいテーマは何ですか?
- 研究は、多くの人がアイディアを出すことで、大きな成果を生み出すことができます。
将来、共同研究できる仲間(学生)をたくさん育てたいと思っています。
-
Q.座右の銘を教えてください。
- 「青春とは臆病さを退ける勇気、安きにつく気持を振り捨てる冒険心を意味する」。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。
-
Q.若い世代に向けて、アドバイスをどうぞ。
- 夢に向かってがんばることで人は大きく成長します。大きな夢には、大きな困難も伴いますが、仲間がいれば心強い。同じ夢を持つ仲間をつくりましょう。