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工学研究科


現在の豊かな文明社会を支えているのは多くの優れた技術であり、「工学」はその基盤の学問であります。しかし、その一方で自然災害や環境問題など、人類が抱えている解決すべき問題が多数存在します。工学研究科では、多くの先端的な研究課題に取り組んでおり、各研究テーマを深く掘り下げることで高度な専門性を涵養します。さらに、自ら考え社会の抱える問題に対して果敢に挑戦し、解決できるような技術を研究・開発する実践的な能力を身につけることを重視しています。工学研究科長 相知政司教授

工学研究科 修士

ディプロマ・ポリシー

工学研究科は,社会ならびに産業界の高度な工学分野およびその学際領域において,建学の精神である世界文化に技術で貢献する人材の育成を目的とし,修了時点で学生が身に付けるべき以下の 6 項目の能力を定め,これらの能力の獲得とカリキュラム上で定める所定単位(30 単位以上)の取得をもって,人材像の達成とみなし,修士(工学)を授与する。
[工学研究科の学生が修了時点において身に付けるべき能力]
1.自然科学に関する基礎学力及び工学分野での専門基礎知識と基礎技術に裏付けされた高度な専門知識と技術を有し,高度専門技術者および研究者として必要な教養を身につけている。
2.不定解となる課題においても自ら発見する能力を有し,解決に必要となる高度な専門知識・論理的思考や技術を身につけている。
3.高度な専門知識を応用して工学的な観点のみならず,広い視野で問題解決する能力を身につけている。
4.自らの思考・判断のプロセスを説明し,具体的な事例や根拠を示しながら伝達する高度なプレゼンテーション能力,コミュニケーション能力を身につけている。
5.グループでの共同作業・研究活動を適確に実行し,チームビルディングの手法を駆使して,強固な協力関係をつくり上げてゆく能力を身につけている。
6.高度専門技術者及び研究者として守るべき倫理や負うべき社会的責任を理解している。

カリキュラム・ポリシー

工学研究科のディプロマ・ポリシーで定めた各能力を修得させるために,以下に示す教育課程編成の基本方針,教育課程編成における 3 項目の具体的な方針を定める。
[教育課程編成の基本方針]
厳選した少数の科目による教育課程編成を基本とし,履修科目の違いによらず,ディプロマ・ポリシーで定めた各能力を修得できるよう科目を配置する。また,専攻別専門科目群毎に学修・教育目標を設定し,各目標を達成するうえで必要な科目の体系と順次性をカリキュラムマップ及び科目ナンバリングにより明確化する。
[教育課程編成における具体的方針]
1.工学的な理論を応用・展開するうえで基盤となる知識や汎用的な能力を涵養するための科目群を配当するとともに,工学系領域における高度な専門知識や技術,幅広い視野で物事を捉える知識を確実に定着させる科目群を配当する。
2.工学系領域における高度で専門的な知識・技術,汎用的な能力を応用し,幅の広い視野で自ら課題を設定するとともに,行動計画・工程・作業分担の立案,実行,検証,改善を他者と協力しながら実践的に学び,解決を図るための科目群を配当する。
3.生命を尊重し,法令を遵守するとともに,データ改ざん,盗用,剽窃行為の禁止など,高度な 技術者又は研究者として守るべき倫理や社会的責任を理解するための科目を配当する。

学位論文に係る評価にあたっての基準

千葉工業大学大学院工学研究科修士課程における学位論文は,ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)に基づき,以下の基準で審査され,その成績は総合的に判断される。
1.学位申請者が取り組んだ研究又は特定の課題をまとめたものであること。
2.研究又は特定の課題の学術的背景と社会的な意義を有していること。
3.論文の構成,論旨,参考文献,引用資料などが的確であること。
4.明確な問題意識と分析に基づいて適切に研究を実施し,その成果を踏まえた結論を導いていること。
5.研究又は特定の課題の成果は,新規性,独創性,有効性及び倫理性等を含んでいること。
6.学位論文審査委員会における修士の学位論文等の発表と質疑に対する応答が,論理的且つ明確に行われていること。

工学研究科 博士後期

工学研究科 博士後期課程 専攻一覧 募集定員
工学専攻 24名

ディプロマ・ポリシー

博士後期課程にあっては,「工学」に関する多様で高度な専門知識に加えて,幅広い視野を備え総合的な判断力を有し,深い洞察力と共に基礎的・先駆的な学術研究の推進および工学に関する多様な分野において主導的な役割を果たしうる研究者を輩出する。博士(工学)の学位授与の要件は,研究科が定める所定の期間在学し,基準となる単位数を修得するとともに,博士論文の審査および最終試験に合格することである。

カリキュラム・ポリシー

博士後期課程では,修士課程で培った素養を元に研究者としての総合的な能力とその基盤となる学識,さらに,社会における先導的役割を担うのにふさわしい倫理と見識を身につける教育を実施している。これによって絶えず変化する課題に対して柔軟に対応できる,豊かな学識の上に立った高度な研究能力を養い,工学に関する多様な分野において,主導的な役割を果たすことができる研究者を養成する。

学位論文に係る評価にあたっての基準

千葉工業大学大学院工学研究科博士後期課程における学位論文は,ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)に基づき,以下の基準で審査され,その成績は総合的に判断される。
1.学位申請者が取り組んだ研究又は特定の課題をまとめたものであること。
2.研究又は特定の課題の学術的背景と社会的な意義を有していること。
3.論文の構成,論旨,参考文献,引用資料などが的確であること。
4.明確な問題意識と分析に基づいて適切に研究を実施し,その成果を踏まえた結論を導いていること。
5.研究又は特定の課題の成果は,新規性,独創性,有効性及び倫理性等を含んでおり,当該分野における学術的発展に貢献できる内容であること。
6.学位論文審査委員会における博士の学位論文の発表と質疑に対する応答が,論理的且つ明確に行われており,最終試験により当該分野における高度な学識と外国語の能力を有していると認められること。