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知能メディア工学専攻


メディア工学・知識工学・情報デザインに関し将来のイノベーションを主導・牽引できる高度専門技術者を育成
 本専攻では,メディア工学・知識工学・情報デザインに関する基盤的知識に裏付けされた高度な専門知識・技術・技能を身につけ,単に与えられた課題を解くだけではなく,デザインエンジニアとして,ものつくりの全工程を通じた社会やクライアントのニーズを把握するとともに,質の向上に必要な課題を自ら見出し,先に掲げた専門知識を複合的に応用することで当該課題を解決することで,将来のイノベーションを主導・牽引できる能力を有する人材を育成する。
また,本専攻で教育を受けた学生には,自らの思考・判断のプロセスについて,具体的な事例や根拠を示しながら論理的に説明するためのプレゼンテーション能力や,チームビルディングの手法を駆使して,共同作業を円滑に進めるためのコラボレーション能力を身につけていること,さらに高度専門技術者及び研究者として守るべき倫理や負うべき社会的責任を理解していることを要求する。
修業年限 2年


ディプロマ・ポリシー

知能メディア工学専攻では,所定の期間に所定の単位を取得し,学位論文審査及び最終試験に合格するとともに,下記の要件を満たす人材に修士(工学)の学位を授与する。
(1) 工学分野に関する基礎学力及び知能メディア工学を主とする専門領域の基礎知識と基礎技術に裏付けされた高度な専門知識と技術を有し,高度専門技術者及び研究者として必要な教養を身につけている。
(2) 知能メディア工学を主とする専門領域で不定解となる社会等の質的向上に資する課題においても自ら発見する能力を有し,複合的な解決に必要となるメディア工学,知識工学,情報デザイン等に関する高度な専門知識・論理的思考や技術を身につけている。
(3) メディア工学,知識工学,情報デザイン等に関する高度な専門知識・技術を駆使して,知能メディア工学関連の課題を広い視野で複合的な観点から問題解決する能力や総合的で質の高いシステムの企画・開発能力を身につけている。
(4) 自らの思考・判断のプロセスを説明し,具体的な事例や根拠を示しながら伝達する高度なプレゼンテーション能力,コミュニケーション能力を身につけている。
(5) グループでの共同作業・研究活動を適確に実行し,チームビルディングの手法を駆使して,強固な協力関係をつくり上げてゆく能力を身につけている。
(6) 知能メディア工学分野の高度専門技術者及び研究者として守るべき倫理や負うべき社会的責任を理解している。

カリキュラム・ポリシー

知能メディア工学専攻では,ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を有する人材を育成するために, 以下の方針に基づいてカリキュラムを編成している。
(1) 知能メディア工学を主とする専門領域において,工学的な理論を応用・展開するうえで先進工学の基盤となる知識や汎用的な能力を涵養するための科目群を配当するとともに,メディア工学, 知識工学,情報デザイン等における高度な専門知識や技術,幅広い視野で複合的に物事を捉える知識を確実に定着させる科目群を配当する。
(2) メディア工学,知識工学,情報デザイン等の高度で専門的な知識・技術,汎用的な能力を駆使し,幅の広い視野で自ら課題を設定するとともに,行動計画・工程・作業分担の立案,実行,検証,改善を他者と協力しながら実践的に学び,複合的な観点から解決を図るための科目群を配当する。
(3) 生命を尊重し,法令を遵守するとともに,データ改ざん,盗用,剽窃行為の禁止など,高度な 技術者又は研究者として守るべき倫理や社会的責任を理解するための科目を配当する。

修士課程指導教員一覧

※ 指導教員については、大学院入学試験募集要項で確認してください。

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