2005.3.15

2面

12人が栄えの受賞
 
 
理事長賞に角谷君、学長賞は張君

 寮生を対象にした千種寮寮生表彰式が、1月12日(水)午後8時から千種寮食堂で行われた。
 この表彰は、学業成績優秀で寮の各種行事や寮生活で功績を挙げた4年生を対象に表彰する制度。今回は留学生2人を含む12人が受賞した。
 式は校歌斉唱に始まり、芳賀裕学寮委員会委員長(電気電子情報工学科教授)のあいさつに続き表彰式に入り、豊田耕作理事長代理の原勇記常務理事が、角谷洋輔君(情報ネットワーク学科)に千種寮理事長賞を贈呈。続いて本岡誠一学長が張文君(プロジェクトマネジメント学科)に千種寮学長賞を贈った。この後、学寮委員長賞7人、功労賞3人が表彰された。
 表彰式の後、原常務理事が「本学は今年創立63年を迎えました。本学とこの学生寮は創立以来切っても切れない全寮生大学としてスタートしました。これからも皆さんが築き上げた千種寮の良き伝統がますます伸びていってほしいと思います」と祝辞を述べた。また、本岡学長は「17年前に最初の表彰式をお願いしたのは私が学寮委員長の時です。3年生以下の寮生は、先輩の良いところを見習って頑張ってください」と祝辞を述べた。
 受賞者を代表して、角谷君が謝辞を述べ、最後に寮伝統の「逍遥歌」を斉唱して式は終了した。
 受賞者は次の通り。
 

千種寮理事長賞  

▲寮生表彰式で祝辞を述べる本岡学長

▲学長賞を受賞した張君(左)
 

角谷(かどや) 洋輔

(1棟・情報ネットワーク学科)
千種寮学長賞  
  張(ちょう) 文(ぶん) (4棟・プロジェクトマネジメント学科)
学寮委員長賞  
  會田(あいだ) 卓也 (1棟・情報ネットワーク学科)
  伊東 俊介 (3棟・電気工学科)
  岩下  卓 (4棟・土木工学科)
  高橋 佳弘 (1棟・機械工学科)
  高丸 恭一 (2棟・機械工学科)
  渡邊 一永 (4棟・精密機械工学科)
  吉岡  創 (1棟・工業デザイン学科)
功労賞  
  内海 雄介 (4棟・土木工学科)
  谷井 隼人 (2棟・情報工学科)
  李(り) 虎(こ) (1棟・電子工学科)
 

角谷洋輔君の謝辞(抜粋)
人は一人で生きているのではない!

 私がこの「千種寮」に入寮したのは、今から4年前の春でした。少し肌寒かったのですが、私たちの入寮を祝福してくれているような素晴らしい天気であったことを、昨日のように覚えております。
 初めて千種の地を訪れた時は、「環境になじめるだろうか」「友だちはできるだろうか」といった不安と、新生活に対し大きな期待で胸がいっぱいでした。千種寮の門を入り車を降りると、そこにはとても親切な先輩方の手厚い歓迎と、窓に書かれた「熱烈迎歓」というちょっとした冗談が私を待っていました。
 1年生の時は戸惑いとぎこちなさで体調を崩す日もありました。そんな時も先輩や同輩たちの心遣いに元気をもらいました。2年になり、「書記」として寮友会執行部に入って、多くの経験を積むことができました。
 寮長として過ごした3年生。私にとって最も思い出深く、一生忘れることのできない1年間でした。中でも、千種寮創立40周年記念式典と第40回千種寮祭には今までに味わったことのない感動と感激を体感できました。4年生では初めての海外旅行。「訪中団」に参加して、新しい友、異文化、スケールの大きな広大な大地との出会いを体験できました。
 千種寮は私にたくさんのことを教えてくれました。中でも、「人は一人で生きているのではない」ことを教わりました。私が最も願っていることはこの「伝統」という流れを後輩たちに引継ぎ次の代へ伝えていくことです。
 最後に、私がこの栄誉ある賞を受賞できたのは、教職員の方々をはじめ、先輩、同輩、後輩たちのおかげであると思っております。


▲受賞者を代表して謝辞を述べる角谷君
 
▲原常務理事から理事長賞を受ける角谷洋輔君
 
 
第25回祝勝奨励会
 
 
体育会9、文化会2を表彰
個人の活躍、健闘目立つ
 
 2月10日(木)、第25回祝勝奨励会が芝園校舎厚生棟で開催された。
 当日は、本岡誠一学長をはじめ、原勇記常務理事、小原二郎理事、学生委員会委員長の西林賢武教授(デザイン科学科)らも出席し、16年度の課外活動において各大会で活躍したり、学内外の行事などで貢献したクラブや団体、個人の健闘をたたえた。
 今回表彰されたのは体育会9、文化会2団体で、特に個人の表彰が多く目立った。
 
第25回 祝勝奨励会で表彰されたクラブ、団体、個人の成績

▲原常務理事と歓談する学生たち
 
▲祝勝奨励会であいさつする本岡学長

▲喜びいっぱいの顔でお互いの健闘をたたえあう
 
 
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