2005.3.15

1面

志願者総数23,256人

17年度入試終わる
地震で試験開始繰り下げも
 

 平成17年度の本学入学試験が、2月後期試験(16、17、18日)と3月試験(7、8日)をもってすべて終了した。
 2月後期試験の志願者数は、4022人で昨年度(4996人)より974人減り、3月試験でも1462人で、昨年度(2740人)より1278人減少した。
 2月後期試験の第1日目、16日は、同日明け方の茨城県南部地震の影響による交通機関の遅れに伴い、サテライト5会場を含む全会場で、試験開始時刻を午前10時から11時に1時間繰り下げた。
 17年度入試を全試験種の志願者数の合計で見ると2万3256人となり、昨年度の2万4326人に1070人届かなかった。
 
▲静寂の中、緊張感ただよう3月試験会場
 
 

卒業制作展示会

工業デザイン学科
テーマ √design(ルートデザイン)
 

   
 2月25日〜27日の3日間にわたり、本学工業デザイン学科の卒業制作展示会(実行委員長・宇野皓平君・工業デザイン学科4年)が開催された。今年のテーマは“√design”(ルートデザイン)。
 本学のデザイン学科の卒業制作は建築・インテリア・プロダクト・グラフィック・システム・人間工学などの様々な分野があるため、バラエティーに富んだ作品が集まり、毎年、本学学生や教職員はもちろんのこと、高校生や一般市民など幅広い世代の来場者が訪れ好評を得ている。
 今年も、津田沼校舎7号館1階の フレキシブルワーク スペースや同館4階に、学生たちそれぞれ自慢の研究、制作の成果が集結し、ユニークな作品の数々がずらりと並んだ。
 来場者らは、「夢のある作品や実用的な作品など、どの作品も個性的で、毎年楽しみにしている」と話していた。
 
▲ユニークな自転車に興味津々

▲この帽子、超気に入ったわ!
 
▲受賞作品も数多く展示された
 
 

プロジェクトアソシエイトの資格取得

大学院生と学部生28人
GWUとESIインターナショナル社協同の資格認定組織から

 PM学科の大学院生と学部の3、4年生の28人(うち1人は電子工学科)が、今年1月にプロジェクトアソシエイトの資格を取得した。
 プロジェクトアソシエイトは、2004年から米国のジョージワシントン大学(GWU)とPM研修会社のESIインターナショナル社と協同で認定する資格として始めた。その資格は、基礎的なPM研修と応用編や実践編の一部を受講し、プロジェクトマネジメントスキルの確認テストの合格者をプロジェクトアソシエイトとして認定するというもの。

 今回、PM学科学生の資格取得の教育トレーニングは、経済産業省の「産学協同実践的IT教育訓練支援事業」の補助金を獲得し、PM学科の五百井俊宏教授と(株)富士ゼロックス総合教育研究所ソリューションサービス研究所との協同研究の一環として行われた。この結果28人の学生が資格試験に合格し、本学PM学科学生のPM基礎能力と新しい教育トレーニンクプログラムの有効性が確認された。
 この資格の期待するレベルは、PMP(プロジェクト マネジメントプロフェッショナル)レベルの プロジェクトマネージャーとしての知識・スキル までは求めてはなく、プロジェクトメンバーとしてプロジェクトに参画し、業務を遂行できる能力を期待している。
 なお、この研究成果は3月17日に開催されるプロジェクトマネジメント学会で報告される。
 
▲プロジェクトアソシエイト資格を取得した学生たち。後列左から井上武志君、小川善史君、山内健太郎君、宮内達也君、前列左は辛曼虹さん、右は井上智美さん

 
 
2面→
 
千葉工業大学/〒275-0016 千葉県習志野市津田沼2-17-1
Copyright © 1998-2005 Chiba Institute of Technology. All rights reserved.