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女子向け企画 チバテクコの部屋


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直撃取材!パナソニック商品開発の裏側


社会科見学
  • 千葉工業大学×パナソニック
  • パナソニック美容家電の商品開発の裏側を大調査!
インタビュー

私たちが聞きました

女優・水原希子さんをイメージキャラクターにしたCMでお馴染みのパナソニック ビューティ。女子高校生・大学生も気になるヘアケアやフェイスケアの美容製品は、どのようにつくられているのでしょう? 今回は、千葉工業大学社会システム科学部の女子学生2名が、商品企画担当者を直撃取材!商品開発の裏側を聞いてきました!

教えてくれた人


ブランディング

私たち大学生もよく知る憧れのブランド、パナソニック ビューティですが、どういう方がターゲットなのでしょう?

小出 メインターゲットは、20~30代の働く女性です。ブランド全体のキャッチコピーは、「忙しいひとを、美しいひとへ。」 。 仕事も恋もバリバリこなしている女性の「キレイでいたい!」という想いを応援したいというコンセプトがあります。また、この世代は、10代には経験しなかったお肌の悩みが出始める頃でもあり、さまざまなニーズがあります。

―パナソニック ビューティにしかない強みとはどういうところでしょう?

小出 家電製品づくりの長年のノウハウに裏付けされた圧倒的な品質と安全性だと考えます。機能や品質については、必ず信頼できる科学的な根拠を提示して、説明します。また、肌の専門家である大学や病院の先生にアドバイスをもらいながら開発しており、安全性についても発売前に徹底な検証を行っています。

商品コンセプト検討

―新商品の企画というのはどのように考えるものなのですか?

小出 さまざまな市場調査を行って新商品の企画や既存商品からの進化を考えます。インターネットを使った意識調査やユーザーさんを対象にしたグループインタビュー、さらに、1対1で特定の商品について踏み込んだヒアリングもします。またエステ機器の展示会等で、美容業界のトレンドにも触れ、商品のアイディアにつながる情報に常に敏感であるように心がけています。

なるほど!

―商品に関して、どういうことを聞くのでしょうか?

小出 新しい商品のコンセプトとそれに基づく機能を説明し、魅力度を聞いていきます。どんなものがほしいか?ではなくて忙しい女性が美容に関してどのような悩みを抱えていて、それを解決するために何を求めているのか? そこを軸に、手元に置いておきたいデザインとはどのようなものか? 価格はいくらくらいなら手が出るか? などを調査して、データをまとめていきます。

商品開発

―具体的には、どのようなニーズを想定して、商品が出来上がるのでしょうか?商品開発の流れを教えてください。

小出 では、人気商品のひとつ「スチーマー ナノケア」を例にとって見ていきましょう。これは、 「忙しくてエステに行く時間がない」というユーザーさんの声を聞き、「エステサロンを自宅へ!」というアイデアを商品化したものです。やはり、スチーマーでしっかり保湿することで、お肌のキメや弾力はまったく変わります。そこで、帰宅後のクレンジング前、さらに朝のメイク前などに手軽に保湿できるコンパクトな商品を考えました。

―「スチーマー ナノケア」は3種類あるんですね?

小出 使用時間、温スチーム、冷ミスト、アロマ機能など、付帯する機能でサイズや価格が変わります。価格は1万円台から4万円台まで。従来の肌ケアだけでなく、髪の毛の毛先ケアの機能が付いた機種もあるんですよ。

―そういう価格は最終的にどうやって決めるのでしょう?

小出 この商品に出してもいいと思える価格を調査で把握し、実際の販売予測台数からコストを試算して、製造部門とやりとりしています。ただ、価格を合わせるために機能を削るのではなく、いかに価値を感じてもらえる商品に仕上げるか、価格と機能のバランスを考えるのが商品企画の仕事の難しいところであり、面白い部分でもあります。

女性の働き方

―小出さんが所属している商品企画部はどのようなお仕事をする部署なのでしょうか?

小出 私が所属する商品企画部は、技術、開発、デザイン、製造などモノづくりに関わるさまざまな部門と整合しながら、キーとなる「独自技術」を盛り込んで商品を形にしていくのが仕事。これに対し、マーケティングの窓口はコンシューマーマーケティングジャパン本部スモールアプライアンス商品部が行い、マーケティング、宣伝・広報、取扱店への営業、売場の販売展開などを担当します。商品をただ作るだけでなく、どうやって良さをお客さんに伝えればよいか、市場調査の声を商品部にしっかり伝え、一緒になって考えていくのも商品企画の仕事だと思っています。

そーだったのか!

―すっごく面白そう! でも小出さんは「主務」ということですが、女性リーダーってたいへんじゃありませんか?

小出 ビューティ・リビング事業部は、女性メンバーが7割ということもあり、非常に働きやすい環境です。私も学生時代は、女性として働き続けることに不安を感じたこともあったのでその気持ちはよくわかります。でも、社会に出ると女性だから、男性だからといって仕事が不利になるようなことはありませんし、あってはいけないことです。女性でも男性でも現場での信頼関係が第一。 「小出さんが言うなら頑張ろう!」と言ってくれる同僚や取引先をたくさんつくれる人になれば、性別に関係なくリーダーを担うことができます。そこには、もちろん知識や経験に裏打ちされた説得力も必要です。なので、社会に出てからも勉強の日々はまだまだ続きますよ。

―小出さんにとって、今のお仕事のやりがいとは?

小出 やはり使ってくださるユーザーさんの反応が目に見えることですね。家電量販店の店頭に自分の手がけた商品が並んでいて、それを試している人がいる。そんな光景を見られる仕事って、貴重だし、とても幸せなことだと思います。

「スチーマー ナノケア」に関わるさまざまなオシゴト

取材を終えて…

H.Fさん

「価格と機能のバランスが大事」という言葉が印象に残りました。一般に普及させるには、安い製品が理想なのですが、必要な機能を維持して、目標の価格を実現するというバランスの取り方にプロの仕事の難しさがあると思いました。また、女性リーダーに関する質問への「信頼関係が大事」という回答にも深く納得。将来プロジェクトをまとめる職種を目指している私には心に残る言葉となりました。

I.Kさん

今回インタビューさせていただいた小出さんは、働く女性としてお手本にしたいと思える方でした。製品にかける熱意やプライド、さらに、仕事への自信を感じました。Panasonic Beauty の製品が多くの人に愛用されているのは、一つひとつの製品に愛情を注いでいる社員の方々がいるからだと納得。「粘り強く、諦めない人に」とアドバイスを受けて、今頑張っていることを続けていこうと決心しました。