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2010.3.15

広い会場にパワー


建築都市環境学科が修士・卒業設計展
新1号棟ロビーで大規模に
広々とした会場。右下に段ボール棚
広々とした会場。右下に段ボール棚
 建築都市環境学科は、卒業展示として初めての全体展を津田沼キャンパスで開いた。2月9日〜11日に修士設計展、同13日〜15日に卒業設計展という日程。
 これまでは、多大なエネルギーを注ぎ込んだ卒業設計作品を一堂に展示する機会がなく、優秀作品だけを公開講評会のかたちで顕彰してきた。
 今年度は、新1号棟ロビーを会場として利用することを学生自ら提案、広々としたスペースが確保できた。
 展示デザインは学生たちでコンペを行い、全員合議で運営案を決め、施設課の協力を得て実現した。イベントをデザインすることによって、ロビーを活気ある場所に変貌させることにもなった。
  企画・制作・運営の代表を務めた建築都市環境学専攻(石原研究室)修士1年の中野裕子さんは「前例のない企画だったので、大学側との調整や発表者の制作物調査、膨大な量のパーティション作りに苦労しました」と述べている。
 会場で目を引いたのはパーティションとして作られた大量の板段ボール棚。ローコストで加工もしやすいところに目をつけた。組み立ては1時間ほどで完了、1階を通る人が「何が始まるの?」と興味を示してくれた。
 例年の展示は発表後すぐ片付けてしまったが、今回は数日続けたため、後輩たちにはじっくり学ぶチャンスに、他学科の人たちには建築都市環境学科の活動を理解してもらうきっかけとなった。
 古市徹雄同学科教授は「修士設計・卒業設計は年々パワーアップし、模型も巨大化している。設計にかけるエネルギーが増していることは喜ばしい。今年のテーマには、南アフリカの貧民街救済など社会性のあるものが出現した。建築と社会をつなげていく発想は非常に重要だ。本学科から世界を舞台に活躍する建築家が誕生することを期待する」と語っている。

体育会・文化会サークルの祝勝・奨励会


本岡学長が「おめでとう」
本岡学長が「おめでとう」
 平成21年度に各種競技会で好成績を収めたり、学内外のさまざまな行事で活躍した体育会、文化会のサークルを表彰する第30回祝勝・奨励会が2月10日、芝園校舎で開かれた。今回表彰されたのは体育会5、文化会5の計10クラブ=下表参照。
 開会挨拶に立った学生委員会委員長・西林賢武教授(教育センター)は「ここに集まったサークルはこの1年間、素晴らしい成績を残した。総数は例年より少ないが、毎年表彰される“常連”もいる。これらサークルは部員諸君の頑張りだけでなく、部長、顧問の先生方、先輩の指導が行き届いていると思う。他のサークルもぜひその行き方を学んでほしい。また、文化会は5サークルが賞を受けており、これまでの最高だ。文化会のサークルが体育会と肩を並べてきたわけで、活性化が非常にうまくいっている」と各活動を讃えた。
 委員長はさらに「賞を受けたのはクラブ活動で優秀な学生諸君だ。諸君は勉強でも学内のマナーでも全学をリードしていく、千葉工大を背負って立っているという気持ちを忘れずに今後も活動してほしい」と述べた。
 本岡誠一学長は祝辞で「皆さんがクラブ活動を通じて大学の活性化に寄与してくれれば非常にありがたい。諸君にはサークルでやり遂げたという強い精神的武器がある。自ら進んで仲間と共に目的に向かって懸命に努力する諸君は、指導力や集中力を備えている。その姿を本学の学生たちに示し、本学を盛り上げてほしい」と語った。
 表彰式では、本岡学長から各クラブの代表にお祝い金が贈られた。
第30回 祝勝奨励会参加クラブの紹介
夏休み 中国・アメリカで交流!