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2010.3.15

本学の志願者
5年ぶり2万人超す


平成22年度 入試が終了
平成22年度 入学試験学科別志願者数
 B日程入学試験が2月16日、17日の2日間、大学入試センター利用入学試験(後期)が18日、C日程入学試験が3月5日に行われ、本学の平成22年度入学試験が全て終了した。
 B日程試験の志願者は2637人(昨年度より695人増)。また、センター利用入試(後期)では、511人が志願(昨年度より30人減)。C日程試験は1329人(昨年度より433人増)が志願した。
 平成22年度の本学総志願者数は2万1428人(前年度より2048人増・前年比115%)。平成17年度以来、5年ぶりに志願者が2万人を超えた。

包括協定を締結


本学と千葉大連携
協定に調印、握手する本岡本学学長(右)と斎藤千葉大学学長
協定に調印、握手する本岡本学学長と斎藤千葉大学学長
 本学と千葉大学は2月15日、教育・研究・社会貢献活動に関する包括的な連携について協定を結んだ。両大学とも国内の他大学と包括協定を締結するのは初めて。
 隣接する習志野・千葉両市を拠点にする2つの大学が、国立・私立の垣根を越えて、共同研究を推進するための連携網を構築するのが目的。同時に地域社会の発展に資することを目指している。
 千葉大で行われた締結式には、本学の本岡誠一学長と千葉大の斎藤康学長が臨んだ。
 両大学の連携項目は教員、研究者、学生の交流共同研究活動研究施設、設備の相互利用研究資料、刊行物及び研究情報の交換社会貢献活動そのほか双方が合意した事項――で、連携に必要な具体的事項に関しては、別途協議するとしている。
 千葉大は医学部、工学部など9学部を擁する国立大学で、学生数は約1万5000人(大学院生を含む)。千葉工大は3学部で約9700人。
 千葉県内では国の「地域産学官共同研究拠点整備事業」として、「千葉大学サイエンスパークセンター(CSPC)」の整備が認められ、千葉大はその中核大学、千葉工大は協力大学として位置付けられている。
 ちなみに、幅広く工学を学びたいという本学の学生の要望に応えて6年前、本学工学部と千葉大工学部との間で「単位互換協定」が結ばれ、両大学の学生たちが、それぞれの大学の講義を無料で受講・履修。特別聴講生として4年間で最大30単位の修得が可能になっている。

初めてOB・OG参加
デザイン科学フォーラム2010


学外展が大規模に
デザイン科学科卒業研究・制作展
多くの来場者が訪れた活動報告展 OBの活動も展示(学外展)
多くの来場者が訪れた活動報告展 OBの活動も展示(学外展)
学内展では卒業生の夢のある作品が並んだ 来場者らの注目を集めた学内展
学内展では卒業生の夢のある作品が並んだ 来場者らの注目を集めた学内展
 2月26日〜28日、東京中央区にある内田洋行ユビキタス協創広場CANVASで、工学部デザイン科学科の活動報告展として「デザイン科学フォーラム2010」が開かれた。現役学生の卒業研究・制作展(学外展)に今回はOB・OGによる展示「20+1 CIT Design Portfolio」が参加、同学科の縦と横がつながる全体展となった。
 デザイン科学科の前身「工業デザイン学科」が1988年に発足して21年が経過。03年にデザイン科学科と名称変更、既に2000人を超える卒業生が生まれている。
 活動報告展には、人と大学と社会のつながりを活性化することを目的に卒業生有志も集まり、デザイン科学科20年の歩みを「20」、学科のビジョンを「1」として、各分野で活躍するOB・OG20人の代表作品を展示することになった。
 展示は◇卒業研究・制作◇産学協同プロジェクト◇授業課題作品(3年生以下)◇修了研究◇OB・OG作品◇教員作品の各パートに分けられ、“第1回学生・OB・OG合同展示会”として内容の濃いものになった。
★学内展
 学内展は2月21、22の両日開催された。会場は津田沼7号館で、毎年恒例のため習志野市民ら一般来場者も。それだけに学生たちは時間をかけ、いろいろな仕掛けや工夫をする。4年間の集大成のお披露目として、すぐにでも製品化してほしい作品も目立った。
 実行委員長の(デザイン科学科4年)は、「今年は研究室ごとに自由にレイアウトを担当したので、研究室の個性や特色がよく出ていた。暗室を用意したことで光を使った作品も現われ、来場者も飽きない展示になったと思う。無事終了できたのは、仲間たちの協力の賜物だ」と語っている。