NEWS CIT ニュースシーアイティ

2009.4.15

「卒業研究」など発表 プレゼンも熱っぽく


本学デザイン科学科―― 東京・渋谷
新しいアイデアいっぱいの作品に見入る入場者たち
新しいアイデアいっぱいの作品に見入る入場者たち
 人々や生き物に心優しい世界を――諸科学を基礎にしたデザイン教育を他大学に先駆けて実践している本学工学部デザイン科学科。同学科の活動報告展「Design Forum2009」が3月13〜15日、東京・渋谷の代官山ヒルサイドテラスで開かれ、企業からも多数が参加した。
 初日に行われたエレファントデザイン株式会社代表・西山浩平氏による基調講演は、フリーディスカッション形式で、氏が参加者に問いかけ続ける刺激的なイベントとなった。
 展示は、「卒業研究」「3年生の演習授業作品」「産学協同プロジェクト」の3つ。14日には産学協同および3年生演習授業作品について制作者本人がプレゼンテーション、16グループが製作の背景やプロセスについて熱く語った。
 展示は作品とパネルによって行われた。「新鮮で安全な食品を提供する産地直売の『道の駅』の設計提案」(卒業研究)「はやい人∞おそい人―ゆるやかに繋がる橋―」(3年生)「asioto リハビリを効果的に楽しくサポートするシステム」(産学協同)など、意欲的なテーマが並んだ。
 「工業デザイン学科」からいち早く現在の科名に変え、デザインを広範な学問領域を反映する総合的科学として位置づけたのが本学「デザイン科学科」。プロダクトデザイン、インテリアデザイン、情報デザインの3コースを持っている。

第一線の建築家招き
卒業・修士設計公開講評会


建築都市環境学科
建築家諸氏を前にプレゼンテーション
建築家諸氏を前にプレゼンテーション
 本学建築都市環境学科主催の「2009年度卒業設計・修士設計の公開講評会」3月13日、津田沼校舎4号館で行われた。
 この講評会は、第一線の建築家が学生の設計を評価するという恒例行事であり、年々、学生たちの企画も工夫を凝らしたものとなっている。今年は外部から構造家・川口衞(法政大学名誉教授)、建築家・石山修武(早稲田大学教授)、建築家・元倉真琴(東京芸術大学教授)、建築家・乾久美子の諸氏を講師に招き、多くの学生が参加。卒業設計8作品と修士設計4作品の計12作品が次々と発表された。
 講師の先生方に共通した意見は他大学と比べ本学の学生には情熱・活気を強く感じたということ。とかく内面に閉じこもりがちで個人の嗜好に偏りがちな現代日本の建築系の学生の中で、本学の学生は、社会に提案していこう!というスケールの大きさが特徴として賞賛された。このことは、本学の学生諸君にとって大きな自信になったであろう。
 担当の古市徹雄教授は「せっかく学生が良い考え方や提案をもっていながらプレゼンテーションに於いてそれらの良さを十分にうまく説明されていないという講師の方々の指摘に対し、本学だけの問題ではなく日本の若者に共通することであるが、本年からはプレゼンテーション技術を高めるよう指導していきたい」と話していた。

津田沼校舎でオーキャン


昨年上回る高校生ら参加
プログラムに添ってイベントを確認
プログラムに添ってイベントを確認
学科相談ブースでは先生が丁寧に説明 進学相談コーナーでは様々な質問が
学科相談ブースでは先生が丁寧に説明 進学相談コーナーでは様々な質問が
電子顕微鏡で見たことのない世界を体験 どんなことが勉強できるの?頼れる先輩からアドバイス
電子顕微鏡で見たことのない世界を体験 どんなことが勉強できるの?
頼れる先輩からアドバイス
注目度が高まる保護者向けガイダンス
注目度が高まる保護者向けガイダンス
 平成21年度に新3年生、2年生になる高校生を対象としたオープンキャンパスが3月29日(日)、津田沼キャンパスで開催された。春休みの日曜日開催ということもあり、保護者の姿も多く、昨年を大きく上回る964人が訪れた。
 当日は、7号館を中心に多彩なイベントを開催し、10時スタートの「全部見せます、千葉工大!」講演会には300人以上の聴講者が集まり、会場の外まで立ち見が出る盛況ぶりだった。
 1階のフレキシブルワークスペースでは、ブース形式の学科説明会が開かれ、教員らの丁寧な説明に親子で聞き入る姿が多く見られた他、1階の吹き抜けスペースを飾るデザイン科学科の作品の数々や建築都市環境学科によるたった一枚の紙から出来た大型オブジェなど、もの作りの面白さをアピールしていた。
新任紹介(敬称略)

職 員
山口 直保 山口 直保

(施設部施設課・技術員)
武市 由光 武市 由光

(芝園校舎施設課・技術員)
 千葉工業大学は明るい職場というのが第一印象。教職員の皆さん、楽しくたくましく勤務しており、頼もしいばかりです。
 趣味はゴルフとサッカー! 休日は少年サッカーのコーチとして子供たちと体を動かして(遊んで?)います。
 なるべく早く職場の雰囲気にも慣れ、学生や先生方の学業、研究に支障のない環境づくりを心がけて行きたい。
 千葉工業大学に勤務し、ようやく職場にもなれてきました。失敗ばかりの毎日でしたが、今後は早く職務を覚え、施設課の頼れる人材になりたいと考えています。
 性格はおとなしく真面目。苦手なものは野菜中心の食事、特にピーマンが苦手。趣味は旅行・ゴルフ。「施設課の一員として、快適な環境整備に努めます!」