山崎助教授(電気電子情報工学科) 最優秀ポスター論文発表賞受賞
日立製作所、新日本製鐵とのタイアップ
産学共同研究による初受賞を喜ぶ
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ポスター論文発表賞受賞の山崎助教授 |
本学の山崎克巳電気電子情報工学科助教授のポスター論文が、国際電気機器会議運営委員会(International Steering Committee of ICEM)の「2006年最優秀ポスター論文発表賞」(Best Poster Paper Award in ICEM2006)を受賞した。
論文名は「A Method of Eddy Current Calculation for Stator Core Ends of Turbine Generators」。研究内容は、大型タービン発電機における鉄心端部で発生する面内渦電流の挙動を、三次元電磁界解析によって算出し、発電機の特性に与える影響について明らかにした。
山崎助教授の研究室が、3年前から日立製作所および新日本製鐵の共同研究として発表した。今回は発表された454件のポスター論文発表の中から、科学的貢献、発表クオリティーの両面を考慮して他の論文1件とともに選ばれた。受賞式は、9月5日にハニア市(ギリシャ)で開かれた国際電気機器会議の席上で行われた。
山崎助教授は「産学共同研究成果による受賞は初めての経験です」と受賞を喜んでいる。