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2023.1.15

令和5年度 共通テスト利用入試


入試シーズン スタート
 1月14、15日の令和5年度共通テストを皮切りに、全国で入学試験シーズンに突入した。共通テストは全国679会場で実施され、51万2581人が出願した(昨年比は1万7786人減の96.6%)。
共通テスト1日目=津田沼校舎6号館の会場で1月14日
共通テスト1日目=津田沼校舎6号館の会場で1月14日
コロナ禍 進学支援
検定料、今年度も免除
受験生たちを会場へ案内する職員
受験生たちを会場へ案内する職員
 新型コロナウイルス禍中で迎える3度目の入試だが、感染防止対策を万全に整えて行われた。本学試験会場では1900人を受け入れ、両日とも特にトラブルなく終了した。
 本学の共通テスト利用入学試験(前期)の志願者数は、技術系人気から令和3年度、4年度と1万人以上ずつ激増していたが、5年度は落ち着いて5万4480人となり、昨年より2645人減少した。本学は令和3年度の特別措置として実施した共通テスト利用入学試験の検定料免除について、昨年に続いて今年度も受験生への進学支援対策として実施することにした。
 この後、2月1日から4日間、A日程入学試験が本学試験場と17の学外試験場(2月1、2、3日のみ)で実施される。

CIT Brains タウンキャンパスでサッカー実演


これが世界一ロボ
ピッチを囲み、歓声を上げる人たち 小学生の質問に答えるチームメンバー
ピッチを囲み、歓声を上げる人たち 小学生の質問に答えるチームメンバー
 ロボカップ世界大会2022・バンコク大会(昨年7月)で優勝したCIT Brainsのメンバーが集結したロボットイベントが12月25、26日の2日間、東京スカイツリータウンキャンパスで展開された。
 CIT Brainsは本学の有志メンバーらがロボカップ世界大会での優勝をめざして活動。昨年、タイのバンコク大会・自律ロボット・キッドサイズサッカー競技では3度目の世界一に輝いた。優勝杯はタウンキャンパス・エリアTに出場実機「Accelite(アクセライト)」とともに展示されている。
 今回の催しは、世界が認めた千葉工大のロボット技術をタウンキャンパスから発信し、世界一のロボットを身近に感じてもらおうと、チームの発案で実現した。
 チームリーダーの神戸準さん、開発担当の久保寺真仁さん(共に未ロボ4年)を中心にロボットを調整し、過去の大会、今大会で活躍した複数の機体を持参。緑のピッチを張った会場で2日間に6回実演し、延べ約300人が見守った。
 ロボットは完全自律型で、動きや間合いは絶妙にプログラミングされている。それでも一部が動かなくなるハプニングがあり、部員たちがアドリブで対応して笑いを誘った。ロボット同士のPK戦では「すごい」「素晴らしい!」と観衆が沸いた。子どもたちや大人の質問にも対応し、楽しいイベントになった。

本学 交流協定を締結


ベトナムの貿易大と
調印式で(左から)トゥアン学長、松井学長、瀬戸熊理事長
調印式で(左から)トゥアン学長、松井学長、瀬戸熊理事長
 ベトナムの貿易大学(ブイ・アイン・トゥアン学長=学部生・大学院生約2万人、本部ハノイ市)と本学は昨年11月22日、津田沼キャンパスで、教育・研究分野について包括的な海外交流協定を締結した。
 調印式にはトゥアン学長、ファム・トゥ・フォン副学長、カオ・ディン・キエン国際関係部部長が来日。また、本学が連携支援する「デジタルビジネス分野」学士課程プログラムを貿易大に新設するため、同大ベトナム日本人材開発センターからグエン・ティ・ヒエン所長、チャン・ティ・キュウ・ミン副所長のほか国際協力機構(JICA)の専門家で同大チーフアドバイザーを務める唐澤雅幸氏も同行した。
 本学は瀬戸熊修理事長、松井孝典学長らが調印式に出席した。
 貿易大(Foreign Trade University=1960年設立)は、ベトナムでは経済関連分野でトップクラスの文系大学。本学と教員、学生や教育・研究の交流が望まれる。