１月15、16日の令和４年度大学入学共通テストを皮切りに、全国で入試シーズンに突入した。本学の共通テスト利用入学試験（前期）の志願者数は５万７１１７人となり、昨年より１万１５８０人上回り、過去最多だった昨年度志願者数をさらに更新した。

　新型コロナウイルス禍中で迎える２度目の入試で、共通テストの会場は厳重な感染防止対策が取られ、全国で約53万人が試験に臨んだ。
　新型コロナ感染者・濃厚接触者ら体調不良の受験生のほか、初日は津波注意報の影響で受験できなかった生徒もいたが、本学では両日とも、特にトラブルなく終了した。
　Ａ日程入学試験は２月１日から４日間、本学試験場と17の学外試験場（２月１、２、３日のみ）で実施された。
　試験会場では、受験生にマスク着用を義務付け、各出入り口に消毒液を配置。多くの受験生を受け入れた６号館入り口には除菌ブースを設け、定期的に教室内の換気も徹底した。
　２日目、交通機関が乱れて一部受験生が遅延したため、別室を設け、試験時間を１時間繰り下げて実施。そのほかは特にトラブルはなく終了した。今年度のＡ日程志願者数は３万４４１１人（昨年比５５８２人増）となり、Ａ日程試験でも昨年志願者数を上回る結果となった。

　Ａ日程入試では、英語外部試験を利用できる採点方法を用いたタイプＢを新設したほか、Ａ日程入試の数学と大学入学共通テストの数学の成績を利用して合否判定をするＳＡ日程入試を新設した。
　このほか、Ａ日程入試のサテライト試験を、昨年の２日間から今年は３日間に増やし、受験生の受験のチャンスを広げる多種多様な取り組みを実施した。
　ＳＡ日程の志願者総数は１万３９７１人だった。