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2021.12.15

朝には避難訓練も


寮で久々、球技大会
 学生寮(樋田海都・寮長=情報通信システム工学科3年)の球技大会が11月6日、新習志野キャンパス体育館とフットサルコートなどで開催された=写真
 寮友会の1人・高雄千陽さん(都市環境工学科2年)を企画委員長に、テニスやバスケットボール、バドミントン、フットサル、ドッヂボールの5種目が用意され、寮生と教職員約120人が久々に、すがすがしい汗を流した。
 新型コロナ下なので、寮友会メンバーたちは安全に開催できる方法を、と各種目で互いの距離を考えながら準備。最も参加者が多かったのはバスケットボールで選手が攻守を素早く切り替えて激しい勢いを見せると、にぎやかな応援が体育館いっぱいに広がった。
 寮長の樋田さんは「久々の大型企画に参加者が多く集まり、安心しました。私は参加者、企画運営の両方で楽しむことができました」と語っていた。
 学生寮では球技大会前の9時から9時半に、地震に襲われ火災が発生したとの想定で防火防災・避難訓練が行われた=写真
 寮の防災設備を施工した機器メーカー担当者が講評役を兼ねて立ち会った。230人を超す寮生が短時間でスムーズに避難できたことに対し、「日ごろの信頼関係やリーダーの指導が発揮された結果で、素晴らしいです」と賛辞を贈った。

第72回津田沼祭


サイトで「再会」
ロボットコンテストの画面。右のチャットには続々と反響が……
ロボットコンテストの画面。右のチャットには続々と反響が……
 「第72回津田沼祭」(実行委員長・留守めぐみさん=生命科学科4年)は11月20、21日、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に続いてオンライン方式で開催された。
 サイト画面でも対面時のように楽しい時間を過ごしてもらおう……。テーマは「再会」。大学祭の場で学内関係者・地域の人々が出会えるよう願った。
今年は4企画配信
 実行委は今年、次の4企画を用意した。
 ①ちびっこてづくり教室②e-sports大会〜スマブラ杯〜③ロボットコンテスト④ビンゴ大会。
 ①は、小学校低学年向けに、家庭にあるものを使う工作を2つ紹介。「ビュンビュンごま」「ポンポンだいこ」の作り方を、動画で学生が分かりやすく手ほどきして好評だった。
 昨年の津田沼祭で盛り上がった②のe-sports。今年は人気ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』を使い、16人の強者が最強を極める戦いに挑んだ。実況をリアルタイムで配信した。
 ③は2年ぶりに復活し今年で第25回。「ブロック運び」で制限時間内に障害物を越えて何個のブロックを集められたかを競った。各ロボットの機体や操縦者の熱い思いも画面で届けた。
 ④は「simple bingo」「 YouTube Live」「Zoom」を使ったオンラインビンゴ大会。大学祭の思い出に、と多くの参加者が集まった。
 このほかサークルや部活、研究室の成果を動画で発表した。
 実行委員長の留守さんは「72年もの歴史ある津田沼祭で皆様と再会できてうれしく思います。新しい手法、アイデアで生まれ変わった大学祭を多くの方に体験してもらえれば幸いです」と感謝の言葉を述べた。
ちびっこてづくり教室の動画収録風景
ちびっこてづくり教室の動画収録風景

新任紹介(敬称略)


青山 拓海 青山 拓海
(総務部付 事務職員)
 一日の始まりから心地良いあいさつをし合える風土がとても印象強く感じています。先輩方の業務を見習い一日でも早く戦力となり、学生と大学の力になれるように努力していきます。
同窓会

同窓会

機械工学科 植草 昌彦

 寒さが身に染みる季節となりました。若い時には寒さをこんなにも感じることはなかったのにと思う日々が続いています。
 思えば子供の頃、寒い日でも半ズボンを穿いて足を真っ赤にしながら寒さに耐えて小学校に登校している自分がいました。今考えますとよく耐えられたなと自分のことながら少し感心します。私だけでなく他にも同じような服装の同級生がたくさんおりましたが、最近はそのような服装をしている小学生を全く見かけません。これはファッション感覚の違いでしょうか?時代を感じます。
 小学校にあがる前の私はよく体調を崩し、週に一回医者にかかっておりましたが、小学校高学年の頃には健康体となっていました。冬の半ズボンの影響があったのでしょうか? 寒くても母親に与えられた服装をそのまま着ていた私ですが、耐えて丈夫になってほしいとの願いがあったのかもしれません。医学的には間違っているのかもしれませんが……。
 この経験を思い出し、生きていく上で耐えることも必要なことだと思う今日この頃です。

四季雑感

四季雑感

入試広報部 海老根 克磨

 2年振りの「対面型」オープンキャンパス(OC)が無事に終了した。
 コロナ禍でWEBOC、バーチャルOC…など、いろいろなOCが全国で展開され、いつの間にかOCの頭に何が付くかで開催形式の判断が必要になっていた。今回は人数制限を設け、完全予約制とし、予定していた300組は予約開始とともに埋まった。
 久しぶりの実施に準備を含め終始緊張していた。終わる頃には日が落ち、風が冷たい12月OC特有の片づけはどこか懐かしさすら感じた。全行程終了と同時に胸を撫でおろしたが、予約が埋まってしまい参加ができなかった高校生がいたと思うと、心に引っかかるものがあり手放しで喜ぶこともできなかった。
 一度目の緊急事態宣言後、WEBOCや動画配信など、代替案の試行錯誤を繰り返し、形にはなってきていたが、やはり教員や学生とコミュニケーションをとりキャンパスの雰囲気を含め、大学を肌で感じ、体験をしてもらいたいのが本音だ。
 つまるところ来年こそは制限の無い本来のオーキャンを実施できる情勢になっていてほしい!

編集だより

編集だより

入試広報部 大橋 慶子

 冬の夜空を彩る「ふたご座流星群」が12月13日夜から15日の明け方にかけて、出現のピークを迎える。
 好条件がそろえば、1時間に数十個ほどの流れ星が見られそうだ!というニュースに、東京では無理かな?と思いつつ、犬の散歩のついでに、なるべく暗がりの橋の上で夜空を見上げてみた。
 最初は数少ない星々たち、目が慣れてくる15分後くらいには、意外にも多くの星が瞬き、東京でも見えるもんだな…と驚いた。娘と旦那と「あっ」とか、「わーっ」などと騒ぎながら5つもの流れ星を見つけることができた。意外に感動(笑)。
 遠い昔、地元で夜中に一人、軽トラックに寝ころび「しし座流星群」を眺めたことがある。1時間に1000個ほどの流星が!? そんなばかな!と思いながら参戦したのだが、当時の私は、嘘のような本当の出来事に目をキラキラさせてはしゃいでいた覚えがある。
 ただ、未だに流れ星が消えるまでにお願いごとを3回言う…は、実現できていない。残念。