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2019.10.15

男子個人・伊東主将が優勝
団体は準優勝


全日本学生ダート
ダートトライアルで本学の車
ダートトライアルで本学の車
 滑りやすい未舗装路でタイムを競う全日本学生ダートトライアル選手権大会(8月4日、栃木県那須塩原市の丸和オートランド那須で開催)で、本学体育会自動車部(伊東拓海主将=先端材料工学科3年)の伊東主将が見事、個人優勝を飾った。また、チーム(倉田祐太郎さん=機械工学科4年、石井亮丞さん=電気電子工学科3年、伊東主将=出走順)も男子団体準優勝に輝いた。
 コースを1台ずつ2回走行し、速いほうのタイムをとる。団体は選手3人のタイムを合計する。当日は快晴。走順が後になるほど土がさばけて走りやすい環境となった。
 1本目1走の倉田選手が難しいコンディションの中、トップクラスのタイム。2走・石井選手は無難にまとめた。3走・伊東主将は快適になった路面を生かし、土ぼこりを上げて力走し、全体のベストタイムを記録。
 2本目は倉田選手、石井選手ともにタイムを上げこの時点で1位。しかし3走・伊東主将の追い上げ幅が少なくて逆転され、個人優勝はできたが、団体は僅差で2位となった。1位は広島大。
 伊東主将は「国内の強豪校が競う中、個人優勝と団体2位、と結果を出せました。今までの努力が報われてよかった」と笑顔で語った。
ダートトライアル・チーム
ダートトライアル・チーム
ジムカーナは4位
ジムカーナのチーム
ジムカーナのチーム
 舗装路面の設定コースを走る全日本学生ジムカーナ選手権大会(9月1日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット国際南コースで開催)で、本学自動車部チームの3人(伊東拓海主将=先端材料工学科3年、伊丹琉哉さん=機械工学科3年、倉田祐太郎さん=機械工学科4年=出走順)は、男子団体4位となった。
 競技は路面にパイロンを配置し1台ずつ2回走行。速いほうのタイムをとる。S字カーブやその場で急転換する360度ターンなどのスラロームがメインで、ライン取りが勝負を分ける。
 天気は晴れ。1本目は1走・伊東主将、2走・伊丹選手ともにミスコースしタイムが採用されないなか、3走・倉田選手がミスなくまとめ、全体で2番手に。2本目は伊東主将、伊丹選手が完走、タイムを残し倉田選手につないだ。しかし、正確なコントロールでタイムを縮めていく最中、動力を伝えるドライブシャフトが破損。コース後半を動力の伝わらないマシンで走ることになり、4位に終わった。
 中間地点では優勝が狙えるタイムが出ていただけに、悔やまれる結果となった。

フラッグフット
茜浜で全国大会


4大学 104人
競技を終えて参加者全員で記念撮影
競技を終えて参加者全員で記念撮影
 フラッグフットボールを授業に取り入れている大学の学生による「第7回大学体育フラッグフットボール全国大会2019」(実行委員長=松元剛・筑波大准教授)が9月13、14日、本学の茜浜運動施設で開催された。
 今回、競技に参加したのは本学の6チーム(約50人)と筑波大6チーム(40人)、東京芸大1チーム(8人)、流通経済大1チーム(6人)。本学学生は全員、夏休み開講のスポーツアクティブラーニング「フラッグフットボール」を選択した3、4年生。
 また、スポーツアクティブラーニング「スポーツイベント」を受講している3、4年生合わせて43人が、大会運営スタッフとして会場の設定・運営や競技審判、記録・広報を分担して務め、スポーツイベントの実務を経験。教育センターの森田啓教授、谷合哲行准教授と社会システム科学部の加藤和彦教授が運営委員として大会を支えた。

 競技は13日が大学対抗戦。参加14チームが4ブロックに分かれて行う総当たり戦でブロックごとの順位を決め、次いで各ブロックの同順位チームによるトーナメント戦で、トーナメント内の順位を決めた。この結果、1位トーナメントでは東京芸大が優勝した。
 14日は、4大学の垣根を越えた混成12チームが前日同様、ブロック内総当たり戦とトーナメント戦を行い、本学と筑波大生3人ずつが組んだ「ファブリーズ」が1位トーナメントを制した。
フラッグフットボール
 タックルの代わりに腰に付けたフラッグを奪い合う。「身体接触のないアメリカンフットボール」ともいわれる。

新任紹介(敬称略)


小早川 真衣子 小早川 真衣子
(知能メディア工学科 助教)

 緊張感と安心感のバランスが程よく感じられ、いろんなことにチャレンジできる環境です。学生や教職員の皆さんから受ける刺激を大切にし、自分自身も成長し続けられるように日々の教育・研究に励みたいと思います。趣味は茶道、骨董。

同窓会

同窓会

同窓会副会長 松井 俊明

 同窓会副会長という大役を任されてから早、一年数カ月となりますが、十分な、大役に応じた役割を果たせていません。先だっての同窓会総会においても、司会を任されたのですが、自身の滑舌の悪さや、進行の対応に着いて行けずに、迷惑を掛けてしまいました。そんな中、総会終了後、先輩の支部長より、「司会は慣れだから」と言っていただいた温かい一言に感謝しています。今後、同窓会会員の皆様に少しでも恩返しができるよう、また、同窓会会長の目標である支部活動の活性化を充実させるよう全力を注ぎたいと思います。
 私自身学生時代は、寮生でもなく、部活にも加入せず、先輩、後輩の関係は全くありませんでしたが、同窓会の活動に従事するようになってからは、会社の上司や部下の関係とは違い、同じ学び舎で暮らした様々な年代の知り合いができ、世間話や母校について語り合い、いつも楽しいひと時をもらっています。
 同窓会会員並びに今後会員となられる在学生の皆様も同窓会活動に関心を向け、各支部への加入やイベント参加をお願いいたします。

四季雑感

四季雑感

学務課 砂田 一貴

 ラグビー日本代表がグループリーグ1位でベスト8進出を決めた。
 ラグビーは他のスポーツに比べてジャイアントキリングが起きにくいスポーツと言われており、日本が強豪国のアイルランドやスコットランドに勝つことは日本ラグビーの歴史をよく知っている人ほど信じられないことらしい。
 知ったように語っている私だが、細かいルールをよく知らずに雰囲気で応援する「にわかファン」の一人である。そんな私は、せっかくの自国開催のW杯だからとアイルランド戦を前に日本代表のユニフォームを購入している。若干やり過ぎたとも思ったが、アイルランド戦の勝利に世間が注目するやいなや店頭からユニフォームが消えたことを考えると、購入しておいて良かったと今は胸を撫で下ろしている。人のことは言えないが日本人はつくづく流行に左右されやすいと感じた。
 ここからは負けたら終わりのトーナメント方式だが、この勢いのままでいけばこの希少価値が高まったユニフォームを身に纏い決勝戦まで応援できるのではないかと期待に胸を膨らませている。
 がんばれ!日本!!

編集だより

編集だより

入試広報課 大橋 慶子

 9月に甚大な被害をもたらした台風15号に続き、、復興もままならない翌月の10月には台風19号が再び関東に直撃するとのニュースを受け、天気予報が外れればいいのに……と願うしかなかった週末。
 大型で強い台風19号「ハギビス」は12日の午後7時前に伊豆半島に上陸した後、各地に記録的な強風と大雨をもたらしながら北上し、13日朝に福島県付近から太平洋に抜けた。
 今回、15号の被害を受けた教訓があったこと、さらに15号よりも甚大な被害を予告されていたことから、普段、天気予報などに関心のない子供たちも、学校の先生や友達などから色々な情報を得たようだ。特に中学生の娘は、こうしたらいい!ああしたらいい!と、日常品を生かした防災グッズを次から次へと作り続け、私たちを驚かせた。
 今なお被害に苦しむ多くの方々がいらっしゃると思う。被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復旧、復興を祈るばかりです。