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2019.1.15

入試へ対策/夜景美は深化


12月オープンキャンパス
クリスマス・イルミネーション・イベント

 今年度最後のオープンキャンパスと地域市民向けの恒例クリスマス・イルミネーション・イベントが12月16日、津田沼校舎で同時開催され、受験生と保護者、近隣の親子連れなど1618人が訪れた。
 オープンキャンパスでは入試シーズンを控える受験生のために入試ガイダンスや受験対策講座・数学、英語を開講。2号館3階大教室には「学科相談会」「在学生に聞いてみよう!」「進学相談コーナー」を集約し、志望学科の詳細やキャンパスライフ、入試方法などのさまざまな質問に教職員と学生が対応した。
 初めての来場者には、キャンパスアドバイザーたちがキャンパスツアーを実施。お勧めスポットや、学科別に特徴的な施設を説明して回った。
 コンピュータ演習室では簡単なプログラム演習を開講。工作センターではものづくり体験に挑戦してもらい、工学系の学びの楽しさをアピールした。また、大教室に隣接する通路を利用した「学生企画のCITスポット」では、サークル活動の様子や学食メニュー、好きな場所、など学生らが撮りためた写真の数々を披露した。

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 クリスマス・イルミネーション・イベントは、7号館1階と4階を中心に展開。近隣市民たちに少し早いクリスマス気分を届けるとともに、モノづくりの楽しさにも触れてもらった。ブースは次の通り。
 制作コーナー(ミニツリー、キャンドル、ペーパーウエート、合格祈願クリスマスリース、石膏テープでものづくり……)▽サイエンスショー▽2速歩行ロボット・トランスポーター操縦体験▽MR (Mixed Reality=複合現実)を用いたゲーム体験▽ロボティクス・メディア・アート▽オセロ名人に挑戦……など。
 体験系の企画には高校生にも積極的に参加してもらおうと先端材料工学科、機械電子創成工学科、デザイン科学科、知能メディア工学科が協力した。昨年より約170人多い531人の参加者で列が続き、満員御礼で時間前に終了するブースも見られた。
 夕方4時半過ぎ、5号館脇の巨大ツリーや中庭下回りのアンダーグラウンドイルミネーションが点灯。チバニーをかたどった電飾が好評で、降り出した小雨の中、散策を楽しむ姿が見られた。
 イベントの締めくくりに吹奏楽部のクリスマスコンサートが、場所を中庭から2号館20階展望フロアに変更して開かれ、夜景を臨んで美しい音色が響いた。
 来場生徒や市民たちからは「イルミネーションがバージョンアップしていた。チバニー可愛い!」「一気にクリスマス気分。心が温まりました」「学生スタッフ、先生方が優しかった」「いろいろな体験ができて楽しかった」などの感想が寄せられた。

数学対策講座 学科相談コーナー
数学対策講座 学科相談コーナー
中庭を飾ったイルミネーション 工作センターでのプチワークショップ
中庭を飾ったイルミネーション 工作センターでのプチワークショップ
コンピュータ演習室で トランスポーターを操縦
コンピュータ演習室で トランスポーターを操縦

新任紹介(敬称略)


木村 哲雄 木村 哲雄
(学生センター 警備員)

 オープンで奇麗なキャンパス、爽やかな学生の皆さんの声が行き交う中で日々充実した勤務をさせていただいております。「すべては大学のために」の信念のもと、日本の未来を担う学生教育基盤の充実発展に警備という職務で、陰ながら貢献できればと考えております。趣味はゴルフ、釣り、サイクリング。

同窓会

同窓会

同窓会監事 西田 正

 明けましておめでとうございます。今年は新元号発足で希望と期待の一年になると思われます。昨年末、天皇陛下の誕生日記者会見におけるお言葉に深い感銘を受けました。その公の場でご自身の人生を旅に例えられ皇后様に感謝を述べられていました。天皇陛下の皇后様への想いが深い証しだと感じました。
 以前、私が航空会社で政府専用機の整備計画を担当していた時のエピソードがあります。天皇皇后両陛下の座席は左右に分かれてのソファーが搭乗位置になりますが、天皇陛下近傍に皇后様が利用される椅子の設置を政府より依頼された事がありました。この事も天皇陛下の皇后様への深い想いからだと思います。
 また、陛下は日本国民のみならず日本に住む外国人にまでも幸を願う旨を述べられていました。
 現在、母校には多くの外国人留学生が在籍していますが、今後も増えていくことでしょう。
 母校の建学精神には『世界文化に技術で貢献する』と唱えられていますが、“技術”のみならず外国人留学生を“心”で支援をする事も世界文化に貢献出来るのではないでしょうか。 

四季雑感

四季雑感

東京スカイツリータウンキャンパス 金子 和弘

 東京スカイツリータウンキャンパスが、1月10日(木)で80万人の来場者を達成しました。
 このキャンパスは、学生が授業を受けるのではなく、大学の研究センターから生まれた研究成果物(福島原発に投入したレスキューロボット、人工知能、流星観測など)や学生が制作した自律でサッカーをするロボットなどが展示されています。
 設置した目的の一つは、大学でどのような教育・研究がなされているのか社会には見えづらいので「見える化」することです。多くの来館者からは、大学だからこそ、このような研究が生まれると大変好評です。このような技術が社会で、どのように役立っているのか説明すると、来館者から感謝の言葉を言われます。それが我々の励みになっています。また、昨年から国内インターンシップ(単位化)施設としても活用し多くの学生が実習体験しました。
 本学の建学の精神「世界文化に技術で貢献する」とあるので、これからもこの世界一高い電波塔から世界に向けて本学の教育・研究成果の情報発信をしたいと思います。

編集だより

編集だより

入試広報課 大橋 慶子

 入試シーズン到来! この時期の入試広報課は忙殺と呼ぶに相応しく、忙しすぎて笑ってしまう。今年は日程的にも無理!と思える日が多く「疲れたぁ」と弱音を吐いてしまうことも……。
 そんなさえない時期に大学案内の卒業生紹介ページ取材という、うれしい業務が舞い込んだ。ちょっとした公務外出だが対象である卒業生に会えることが嬉しくて。仕事ということも忘れて少々はしゃいでしまった。
 学生時代の数々のエピソードをニコニコ話す姿を見て、うんうんそうだった!と、懐かしさで胸はいっぱい。昔、研究室でたまたま目にした彼女のイラスト。どことなく笑えて、でも、他にどこにもない。ゆるりとやわらかな彼女の佇まいさえ今でも鮮明に思い出せる。
 当日、取材クルーの方々から「楽しそうに仕事してますよね。素敵!」と言われ、自分のことのように嬉しく感じた。
 いつもそうだ。ふとしたとき、私の背筋を伸ばしてくれるのは、本学の学生たちなんだよなぁ。見習わねば。