文化の祭典実行委員会（佐藤明日美委員長・デザイン科学科４年）主催による「文化の祭典」が、７月１６日（月・祝）に津田沼キャンパスで開催された。今回は麻疹の大流行が影響し、６月開催の同祭典が中止となり、実行委員会の熱意により再開が実現したもの。
　個人の持つ様々な個性を大切にし、日頃の成果を文化の祭典で発揮、一人ひとりが輝いて欲しいという思いからテーマを「個性いろイロ！虹色の可能性」とした。雨続きの週末であったが、文化の祭典当日は爽やかな夏空に恵まれた。子供や家族連れ、高校生や年配の方々など幅広い年齢層にわたる来場者は１９００人にものぼり、文化会サークルの１年間にわたる研究活動の成果を見て廻った。
　大学始まって以来の女性実行委員長の佐藤さんは、「一年を振り返り、まず心に浮かぶのは「感謝」の一言。文祭中止！の危機を、ともに踏ん張って立ち上がってくれた仲間の存在が私の原動力に。一生懸命に物事をやり遂げるすばらしさを体感しました」と祭典成功の喜びを語った。

　７月のオープンキャンパスが２２日、芝園キャンパスで開かれた。参加者は昨年より１０７人多い２６００人。今回、開催日が夏休み突入直後であることや、秋からのアドミッション・オフィス（ＡＯ）入試をにらんで「夏休みからの入試対策」講座、学科ごとのＡＯ入試説明会が人気を集めた。
　また、恒例のロボット関連の講演では、本学未来ロボット技術研究センター・先川原正浩室長が「面白すぎる！ロボットの世界」と題して、さまざまな先端ロボットの紹介や開発情況を説明、好評を博した。
　このほか、「おもしろ体験学習＆学科説明会」「教育センター紹介」「保護者向けガイダンス」展示会など、盛りだくさんの催しでにぎわった。