電気学会
高橋君、優秀発表賞受賞
人間協調型ロボットの軌道制御法
ヤングエンジニアポスターコンペティション
電気学会(会長・長谷川淳氏)主催の電気学会産業応用部門大会が8月30日、福井大学で開催され、大学院電気電子情報工学専攻博士前期1年の高橋一樹君が、ヤングエンジニアポスターコンペティションで優秀発表賞を受賞した。
同賞は、26歳以下の若手技術者(学生を含む)を対象とし、優れた発表者に与えられる。
発表した研究題目は「動作モード切替えに基づく人間協調型ロボットの軌道制御法」で、電気電子情報工学科の多田隈進教授、関弘和講師との共同研究によるもの。
同論文では、人間の動きに対して(1)立ち上がり(2)定常(3)位置決めの3段階の動作モードを定義し、各モードに適した軌道制御法を適用することにより、人間に近い動きを実現する制御法を提案した。
受賞した高橋君は、「自分の行った研究でこのような賞をいただき、とても光栄です。これからも研究に励んでいきたい」と、語っていた。
関講師は2部門で優秀論文発表賞
アシスト車椅子の走行制御法など
電子情報システム部門と産業応用部門
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