経年で捉える財務の概要

経年で捉える財務の概要

消費収支の推移(5年間)

消費収支の状況

平成25年度の帰属収入は前年度比5.4億円減の164億円となりました。
この大きな要因は、資産運用収入と雑収入の減少です。前年度は、資産運用において、有価証券売却差額が3.3億円あり、雑収入においては、退職給与引当金の戻し入れが2.2億円ありました。
学生納付金は133億円で、前年度比2億円減少しています。帰属収入に占める比率は約81%です。手数料は志願者数の増加により、昨年に引き続き増加傾向となっています。
寄付金は、前年度は大口寄付者による寄付等で上昇しましたが、今年度は例年並みだったことと、現物寄付が減少したことにより前年度比1.2億円減少しました。
補助金は主に国庫補助金です。文部科学省のエコキャンパス事業と研究設備整備費などの補助事業に採択されました。
資産運用収入は為替(円安)の影響もあって増加しました。
一方、消費支出は前年度比8億円減少しています。減少要因は教育研究経費の修繕費や受託研究費が減少したことと、資産処分差額が1.2億円減少したことによります。なお、前年度は津田沼5号館脇の設備取り壊しに伴う建物除却差額が1.4億円ありました。
管理経費は、東京スカイツリータウン®キャンパスのエリア拡大と新習志野学生寮に係る経費が発生したため、前年度比3億円増加しました。
今後とも長期的視点に立ち、教育研究に重点をおいた財務運営を心掛けていきたいと考えています。

消費収支の推移

消費収支の推移(5年間)