学生寮・秋のスポーツ大会が10月23日(日)、寮隣接コートや新体育館で開かれた。寮生の交流の輪を広げようと寮長の加藤大晴さん＝電気電子情報工学科３年=らが企画したもので、夏の大運動会とは一味違った競技内容。
　種目はバドミントン、テニス、サッカー、バスケットボール、ドッヂボール、ソフトボール。接戦が続き、会場は声援で沸きあがった。
　寮の運動会は、階ごとにチームを組む。異なる学年間の交流を促すためで、これによって各フロアの団結力も増していく。
　競技を終えた寮生たちは「高校の球技大会を思い出した！」「負けたけど楽しめました」「対戦相手と、またテニスをすることになりました」などと感想を述べていた。

　第59回内閣総理大臣杯全国空手道選手権大会（９月25日、幕張メッセ・イベントホールで開催）の一般男子個人戦・組手で優勝し内閣総理大臣杯を獲得した本学卒業生・根本敬介さん＝写真中央＝が10月４日、津田沼校舎を来訪、瀬戸熊修理事長、小宮一仁学長に成績を報告した。
　根本さんはプロジェクトマネジメント（ＰＭ）学科に在籍し、体育会空手道部に所属。数々の大会で好成績を残し、平成14年に卒業した。
　その後、22年の第53回同大会で内閣総理大臣杯に輝き、以来55、56、58、今回59回と５回優勝（57回は準優勝）を重ねている。今回同種目３位の岡田泰典さんも本学の卒業生（21年・機械サイエンス学科卒）だ。

　在学中は、平面型送受波器アレーを用いた砂中水分率の測定に関する研究に取り組みました。超音波パルス反射法とニューラルネットワーク情報処理を併用し、静止砂面中の水分率を認識させる方法の考案です。
　大学の親善交流団の一員として中国に行き、哈爾濱工業大学の学生と交流したことが強く印象に残っています。先方の学生たちの多くが日本語を話せることに驚きました。北京や上海、西安にも行きましたが、特に万里の長城からの壮大な景色や故宮の想像を超える広さに、広大な国土面積を誇る中国を実感しました。
　現在は、主に当社のデジタル計測器や制御機器に使用される製品個別のパソコン用ソフトウエアの設計開発を担当。製品仕様の作成からプログラムのデバッグに至るまでの一連の設計業務を行っています。当社ではまだ確立されていない分野で、ハードルも多いが、その分やりがいがあります。
　当社は１人１人に任せる風土があり、若手も比較的さまざまな仕事を任せてもらえます。千葉工大のＯＢも多く、上司との風通しもよいので、仕事で困ったことやトラブルが起きた場合でも相談しやすい環境です。