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2016.3.15

定年退職者の皆さん


 3月に定年を迎えられる教職員の皆さんを紹介します。いろいろな思い出や学生たちへのエールなど、温かい言葉を残してくださいました。(敬称略)
教員・研究員(9人)
 
伊藤 晴雄 伊藤 晴雄
(電気電子情報工学科・教授)
小林 幸雄 小林 幸雄
(電気電子情報工学科・教授)

 時に優しく、しかし自分の信念は決して曲げない先生。厳しい研究姿勢の中にも、たくさん愛が感じられた。

 モノづくりが大好き! 学生と開発を競いあうことも。親分肌の楽しい先生は、泊まり込みで卒研指導も行った。

上野 義雪 上野 義雪
(デザイン科学科・教授)
竹本 篤郎 竹本 篤郎
(プロジェクトマネジメント学科・准教授)

 仕事に熱心で、いつも学生を温かく見守ってくれる。多くの卒業生が未だに先生を慕い、研究室は大にぎわい。

 穏やかで丁寧な物腰、コンピューター技術で困ったときには竹本先生! 教育研究と地域貢献で大活躍の半世紀。

新井  潔 新井  潔
(プロジェクトマネジメント学科・教授)
中村 和彦 中村 和彦
(機械サイエンス学科・教授)

 多くの学会で要職を務め、業績も多数。自由な雰囲気の研究室は趣味である自動車の話題などで学生たちと交流。

 教員にとっては面倒見の良い、頼りになる先輩兼お目付け役。厳しさと優しさのバランスが抜群の教育者。

野口 和夫 野口 和夫
(電気電子情報工学科・准教授)
新谷 泰男 新谷 泰男
(教育センター・准教授)

 多くの人から信頼され、教員らは兄貴として、学生からは父親のように慕われた。丁寧な学生指導は天下一品。

 演習室で元気な声を響かせ授業! どんな学生にも気さくに声をかけ、温かい言葉で熱心に指導をしていた。

平井 成興 平井 成興
(未来ロボット技術研究センター・副所長)
   

 幅広い教養を持ち国内外の人脈も豊富。難題を前にしても笑顔で飄々とこなす仕事ぶりは研究所内でも憧れの的。

 
 
職員(6人)
 
高梨 昇 高梨 昇
(総務部付・事務職員)
加藤 清澄 加藤 清澄
(総務課・主任)

 おっとりして優しい紳士。時に厳しい指導も愛があってこそ。ユーモアのセンスも抜群で誰からも慕われていた。

 

 温かい笑顔で朝一番に大学関係者や学生を迎え、安心感を与えてくれる。縁の下の力持ちとは加藤さんのこと。

       
大場 みのり 大場 みのり
(施設課・担当課長)
石田 久江 石田 久江
(会計課・担当課長)

 なんでも楽しそうにこなし、ものごし柔らかく面倒見の良いお母さん的存在。男性職員から頼りにされていた。

 誰に対しても気さくで大らかな笑顔。職員指導には厳しい半面、的確なアドバイスは女子職員から絶大な支持が。

       
高橋 勇 高橋 勇
(総務課・千種校地警備主任)
坂口 文夫 坂口 文夫
(施設課・新習志野・技術員)

 さりげない笑顔で、周りの誰もを笑顔にしてしまう、みんなのお父さん。最後の年は千種寮の警備に尽力した。

 ぶっきらぼうに見えて、とても情に厚い。頼まれるとトコトン最後まで。的確な判断力で学内の安全に務めた。

PPA

PPA

情報工学科 世木 秀明

 3月3日は雛祭りですが「耳の日」としても知られています。「耳の日」は難聴と言語障害をもつ人の悩みを少しでも解決したいという願いから1956年に日本耳鼻咽喉科学会により制定されました。耳は、音を聞いたり、聴いたりするための重要な感覚器官です。ここで、「聞く」はただ単に音を「きく」ことに対して、「聴く」は知識も活用して注意深く「きく」ことを指します。さらに、積極的に耳を傾けて内容を理解しようとすることを「傾聴」といいます。
 この「聴く」や「傾聴」の例として、整備士が機械部品などの打音からネジの緩みや亀裂の有無を調べる例や経験を積んだ耳鼻咽喉科医や言語聴覚士が患者の音声を聴くだけで、その原因や治療方法、治療による改善具合を判断する例などがあります。
 最近、講義を「聴いて」いる学生や「傾聴」する学生に比べて「聞く」だけの学生が多いことを痛感しています。現在、新学期に向けて講義を「聞く」だけでなく、「聴いて」くれる学生、「傾聴」する学生を少しでも増やすための工夫を準備中です。


四季雑感

四季雑感

入試広報課 近藤  愛

 花粉が多く鼻がムズムズ、目がシパシパする季節の到来です。苦しい反面、そろそろ春がくるな〜♪と嬉しい時期でもあります。春は別れと出会いの季節と良く言いますが、私は4年間お世話になった千葉工大と3月でお別れをします。
 振り返ると常にバタバタして、走り回っていました!色々な経験をしましたが、特にオープンキャンパスでは新企画を立案し、たくさんの教職員、学生の皆さんと関わることで多くの事を学ぶことが出来ました。
 一緒に働いていた先輩方には、特にお世話になりました。広報物の作成や入試業務において、経験の浅い私の意見を取り入れてくれるこんなステキな職場で働けたことや、たくさんのことを学び、色々な人に支えられていた私は本当に幸せ者だな!と改めて思います。
 短い間でしたが本当にお世話になりました。この職場とのお別れは悲しく辛くもありますが、ここで学んだ事を活かし「何事もまず挑戦」という前向きな精神で、4月から始まる出会いに向けて、明るく元気いっぱいに頑張ろうと思います!


編集だより

編集だより

入試広報課 大橋 慶子

 3月というのに、なかなか春が近づく喜びを感じられないでいる。来ているのは恒例の花粉のみで、ムズムズ、しょぼしょぼのさえない毎日。
 この切ない毎日を、毎回喜びに変えてくれるのが色々な思い出を残して大学を巣立って行く卒業生達だ。共に入試広報業務に携わってくれた学生スタッフ達、オープンキャンパスやイベントに積極的に参加してくれた自治会の面々。受賞や取材対象として接した学生達。思い起こせば色々な学生達に支えられて1年をすごしている。
 大勢の学生達と言葉を交わすことで、嬉しいこと、悩んでいること、夢中になれること。キラキラと輝くエピソードは、大人の私達に多くの事を教えてくれる。みんな、ちゃんと考えている。すごく考えている。そんなきちんとした若い子たちに出会って、世の中まだまだ大丈夫!と、頼もしい気分になれるのだ。
 私達の事、どうか忘れないで…と思うのは図々しいだろうか? 私達、ちゃんとみんなの事忘れないでいますから。