NEWS CIT ニュースシーアイティ

2016.2.15

二宮小でロボット授業


総合工学研と先川原fuRo室長
 本学サークル・総合工学研究会と先川原正浩・未来ロボット技術研究センター(fuRo)室長による出張授業「ロボット操縦体験」&講演が2月8日、船橋市前原東の市立二宮小学校(吉野一宏校長、児童約570人)で開かれ、同小6年生約80人に、ロボットを通じて科学技術の面白さを伝えた。1月に同市立小栗原小学校で開いた授業に続くもの。
 総合工学研の柴田拓歩部長(未来ロボティクス学科2年)ら5人が持ち込んだのは2足歩行ロボット。今月開かれるロボット格闘技大会「ROBO-ONE」に出場する実機で、5人は2つのフィールドで6年生にロボット操作を指導した。
 児童たちはコントローラーをすぐにうまく操り、横歩きやパンチを繰り出し、標的を見事クリアして歓声を上げた。終盤には学生たちが格闘デモを披露。ロボットの機敏な動きや、倒れても起き上がる仕草に拍手が響いた。この後、先川原fuRo室長が「最新ロボットのここがすごい」と題して講演した。
 参加児童たちの感想は「ロボットの動きが滑らかで驚いた」「これを作れるお兄さんたちがすごい!」。「高齢化社会に役立つロボットを作りたい」と話す子も。先川原室長は「科学技術が楽しいものだと思うきっかけになれば……」と話していた。
 総合工学研はオープンキャンパスやロボット操縦体験教室(現代産業科学館)のほか、ロボット出前授業などで活躍の場を広げている。
二宮小学校で講演する先川原室長 小栗原小学校で
二宮小学校で講演する先川原室長 小栗原小学校で

倫理教育講習会開く


両キャンパスの75人が受講
 在学生を対象とした「倫理教育講習会」が、新習志野キャンパスで1月17日、津田沼ャンパスで21日に開かれ、延べ75人の学生たちが受講した=写真。学内の研究者倫理委員会が中心になって開いた。
 講師役は本学OBの堀田光氏(昭和53年土木学科卒・技術士)。最近社会で起きる不正行為やデータねつ造と倫理教育の重要性、工学系の学生として理解しておかなければならない倫理を約1時間にわたって説明した。
 終了後には学生たちにアンケート。「卒論を書く際に注意をしなければならないことが分かった」「何気なく行っていた実験についても、実験ノートを付けていくことが重要であると感じた。」などの感想が寄せられた。

出版


惑星探査の最前線を見る
松井孝典所長
松井孝典所長
銀河系惑星学の挑戦 地球外生命の可能性をさぐる
銀河系惑星学の挑戦
地球外生命の可能性をさぐる
著者= 松井孝典・千葉工大惑星探査研究センター(PERC)所長
発行= NHK出版
価格= 842円(税込み)
 1995年、太陽系の外に惑星(系外惑星)が発見されて以降、惑星学のフィールドは銀河系へとドラスティックに広がっている。惑星研究の第一人者である松井所長が、太陽系惑星と系外惑星との違い、惑星系の生まれ方、系外惑星探査の最前線などを初心者に分かるように解説してくれる。
 科学の幅広い基礎知識をもとに、宇宙にある我々の存在を考えさせてくれると同時に、地球外生命の可能性に迫る過程はSF世界を現実の宇宙に見るような驚きと興奮を与えてくれる。
 ▽SFに追いついた天文学――惑星探査の現状▽人と惑星――コペルニクス的転換が起こるまで▽太陽系の誕生▽惑星系はこうして生まれる▽惑星の新しい定義とは▽銀河系惑星学を拓いた二大発見▽生命を宿す星はあるのか――の7章構成。248ページの新書判。

新任紹介(敬称略)


松野 日奈子 野 日奈子
(総務部付 事務職員)

 慣れないこともありますが毎日が新鮮です。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、しっかりと学んでいこうと思いますので、ご指導のほどよろしくお願い致します。
 趣味は映画観賞。

クラブの活動状況


同窓会

同窓会

同窓会副会長 池永 憲明

 私は、小さな製造会社を経営しています。社長という役職柄、様々な会合に参加することも多く、人脈が広がり仕事に役立てたり、勉強をさせてもらっています。色々な方とお話する中で感じるのは、皆さんご自分の出身大学のネットワークを使い、積極的に人脈を広げているという事。
 先日、同窓会江戸川支部の新年会に出席させてもらった際、藤崎支部長以下のしっかりした運営で、卒業1年目から大先輩まで多くの方が出席し、とても楽しい会でした。出席されている方々の職業、肩書きも様々で、名刺交換をしてお話をされていました。このような場所に積極的に参加し、色々な方と知り合い、その結果人脈が広がれば、自分の人生にとてもプラスになると感じました。同様に多くの方が様々な会に参加し、ネットワークを広げ各人が活躍すれば、結果的に大学の付加価値も上がると思います。
 今、千葉工大が色々な分野で活躍し社会での露出も多く注目されていますが、我々も大学のネットワークを活かしそれぞれがよりすばらしい人生を送れればと思います。

四季雑感

四季雑感

機械サイエンス学科 菅 洋志

 入試の季節です。サテライト入学試験監督の役を仰せつかり、仙台に行ってまいりました。
 本学の地方入試は、なんと約50年も続いているそうです。地方入試は受験生の負担を軽減する素晴らしい制度ですが、運営側にとっては不馴れな土地での難しい業務です。そこで、ありがたく感じるのは卒業生のサポートです。試験監督を補助いただくだけでなく、「この程度の雪ならば路線バスは通常運転」など、土地勘に基づく的確な助言をいただきました。
 地方入試期間の緊張は持続しますが、休憩時間中の卒業生との歓談は楽しいひとときです。卒業生の昔話、例えば、食堂のA定食について学生が食堂職員と議論したとか、◯◯先生の指導が厳しかったとか、学生生活の成功談、あまり胸を張って言えない失敗談など、色々なエピソードを聞くことができます。
 本学OBではない私にとって、千葉工業大学の学生文化を知る貴重な機会です。卒業生のみなさま、ご支援ありがとうございました。
 そして、4月には新たに卒業生が加わりますのでよろしくお願いいたします。

編集だより

編集だより

入試広報課 大橋 慶子

「おにはそと ふくはうち」とみんなで豆をまいて、年の数だけ豆を食べて……。子供のころから、必ず家族で楽しんだ2月3日の「節分」の日。
 伝統行事で親子のふれあいを大事にしたいと思い、今でも続けている。友達に聞くと、ゴミが出るのが面倒…、忙しい…、食べ物を投げるのはちょっと…等寂しい意見もあるが、鬼役のダンナに向かって思いっきり豆をぶつけるのは気持ちがいい!
 そもそも、鬼というものはすごく怖いもののはずなのに、ポピュラーすぎて妖怪であることさえ忘れていた。今年は、CMでもお馴染となったチャラ過ぎ!イケメン鬼ちゃんまで登場。鬼も悪くないなと、今年は快く大役を引き受けてみた。そもそも、あの宇宙で一番かわいいラムちゃんだって鬼だもの(古すぎ)。
 「何?鬼嫁とか鬼ババアとかフェイスブックのネタ?」センスありすぎの息子のコメントに腰が抜けるかと思いました。