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2015.5.15

学生4会 新会長が抱負


小さな芽から大木へ
中川 勇人
文化会会長
中川 勇人
(プロジェクトマネジメント学科4年)
 文化会とは、学校が公認した文化系団体と活動を支えている常任委員会、文化の祭典実行委員会からなる組織です。現在36の部・同好会・愛好会が加盟しており本学の看板を背負って大会など日々の活動に励んでいます。昨年は他大学との交流や習志野市との合同企画など課外活動の数は97回となり、年々活発化してきております。
 部活動を通して得るものは多いです。日々高みを目指し探求して得た知識や技術はもちろん、巡り会えた同好の士は一生の宝となります。大切な仲間と共に活動し成長してきた日々の想いは、後の人生の活力となるはずです。私は、その日々の活動を皆がより良いものであると思えるように、文化会を運営していきたいと考えております。すぐには結果が見えないかもしれませんが、大木も小さな芽から成長し、千里の道も一歩より起こりました。目に見えないところから着実に進め、日々努力を重ねて最後には大木となるように尽力します。
一から考え直したい
鈴木 博瑛
体育会会長
鈴木 博瑛
(電気電子情報工学科4年)
 現在、体育会には36団体が加盟しています。体育会本部では、加盟団体が活動を円滑に行えるよう、施設や課外活動の管理を行うとともに、学校行事の企画、運営を行っています。
 私は、本部での活動を一から考え直すことを心掛けたいと思っています。私は第52代体育会本部員であり、会には長い歴史が詰まっています。しかし、長い年月が経つことにより、全て過去と同様にすればいいという考えが生まれ、改善しようという気が薄れていると思います。
 そこで、活動について一から考え直す必要があると思います。過去に行ったことは、資料であり、マニュアルではありません。翌年以降に向けた資料作りが私たちに求められます。より良い学校づくりに向け、体育会という立場から関わりを持っていきたいと思っています。
 本会が行っている「成田山詣行脚」や「スポーツフェスティバル」は千葉工大生全員が参加できます。ぜひ参加し、自分の新しい活動の場を探してみて下さい。
熱い想いを忘れずに
木村 孝一
学友会会長
木村 孝一
(経営情報科学科4年)
 学友会とは、千葉工大生全員で構成される組織です。その中で、「学生生活をより良いものにしていきたい!」と強い志を持った学生の集いが学友会執行委員会です。
 今年の学友会執行委員会の目標は「学生の満足度向上を目指す」です。主な活動は、学生からの意見への対応、学内清掃活動、学内のイベント情報をまとめた広報誌の作成・発行、学生生活を盛り上げるイベントの企画運営、他大学と意見を交わす学生交流会の開催、地域貢献活動、津田沼祭の準備開催などです。日々これらの活動を熱心に取り組んでいます。
 現在、学友会執行委員会は80人を超える大きな組織です。考え方は一人一人違いますが、「学生生活をより良くしたい!」「学生生活を盛り上げたい!」という想いは皆一緒です。その熱い想いを忘れずに皆で団結して、今後も学友会執行委員会は活動していきます。そして、私達の活動が学生の活性化につながり、大学の活性化へとつながるようにしていきます!
伝統を新寮につなぐ
池田 和平
寮友会会長
池田 和平
(未来ロボティクス学科4年)
 寮友会は去年度の新寮1年目というアイドリング期間が終わり、今年度から本格的に走り出していく時期になりました。新寮で新たに加わった女子寮生も含め全体として約400人になり、これが本来の学生寮の姿となります。そんな寮がこれから走っていくためには、どう走るか、そして何処に向かうかが必要です。
 では寮生は何処に向かっているのか、それは自治寮として集団生活をすることで学生の模範となることだと考えます。つまり学生である私たち寮生は、普段の生活や寮での行事を通して多くの他人とかかわり、規則やコミュニケーションの重要性を知り行動していくことで、基本的に一人暮らしや自宅から通っている学生の模範になっていくということです。
 そこに向かうために、今年度は旧千種寮にあった良き伝統を新学生寮に合う形にして提示すること、寮生の向かうべき姿を全体に共通認識させることで、より良き未来への指標にしてほしいと考えています。

“茗渓”森田教授が出場


■高校ラグビー“幻の決勝戦”
ボールを抱え突進する森田教授(ヘッドキャップ姿)
ボールを抱え突進する森田教授(ヘッドキャップ姿)
 26年ぶりに実現し話題となった第68回全国高校ラグビー“幻の決勝戦”茗渓学園(茨城)対・大阪工大高(大阪、現常翔学園)=4月26日、東大阪市花園ラグビー場=に本学工学部教育センターの森田啓教授(体育教室)が元・茗渓ラガーマンとして出場し、奮闘した。
 森田教授は名古屋市出身。幼稚園時、茨城県に転居し茗溪学園中学、高校のラグビー部でレギュラーに。茗溪は華麗なパスと走力を誇り、全国高校ラグビーで初めて決勝に進出。1989年1月7日、大阪工大高と対戦する予定だった。しかし、昭和天皇の崩御で中止され両校優勝となった。
 森田教授は筑波大大学院博士課程体育科学研究科を経て平成13年千葉工大に赴任。以来、工学部教育センターで研究指導している。
 森田教授は3カ月前から練習に加わり、試合には当時のスタメン14人(1人欠場)が出場。茗溪ジャージ姿で復活した往年のフォワード・森田教授は、相手の縦にくるプレーを懸命に止めて横への展開を目指した。
 相手方には元日本代表選手もおり、かなり激しいタックルが飛び交った。茗溪の持ち味はあまり発揮できなかったが、今できるベストのプレーを楽しみ、心地よい時間だったという。
 試合は惜敗したが「旧友たちとも交流でき、充実した素晴らしい経験でした。応援に来てくださった先生方に感謝します」と森田教授。

内田准教授が夫妻で


■首相「桜を見る会」に
満開のサクラの下で内田准教授
満開のサクラの下で内田准教授
 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」(4月18日、東京・新宿御苑で開催)に、電気電子情報工学科の内田真人准教授が招かれた。内田准教授は直子夫人を伴い出席し、文化・芸能、スポーツなど各界の招待客とともに桜を楽しんだ。総務省が諮問する情報通信審議会のIPネットワーク関係で専門委員や座長を務めてきた功労が認められ、招待された。
 歴代首相が催してきた花見の会は今年60回目。当日は微風の暖かい晴天で、桜も十分咲き残っていた。
 会場で配られた花リボンを付けた内田准教授は、招待客の間を通り過ぎる安倍首相を見かけた程度というが、直子夫人は昭恵・首相夫人と握手を交わしたという。招待客には記念のヒノキ枡が贈られた。
 内田准教授は「(1万5千人もの招待客で)桜よりも人を見てきたような気がしますが、春の椿事(珍事)で良い思い出になりました」。
 夫人と2人だけの外出は、お子さんが生まれてから5年ぶりで心に残ったという。

大竹課長補佐が死去


大竹充芳課長補佐
 学生センター新習志野学生課の大竹充芳課長補佐が4月23日、肺がんのため死去された。40歳。
 大竹氏は平成20年1月に本学芝園学生課に事務職員として勤務。フリースタイルスキー・アクロ種目の元全日本チャンピオンで、温和ながら有言実行を貫く姿勢で信頼されていた。学生の心に寄り添うように接し、兄貴的存在として頼られていた。

発見!未来人


清峰金属工業株式会社営業部係員
川澄 圭祐(かわすみ けいすけ)さん
(2012年、機械サイエンス学科卒)
 在学中は超音波接合機を用いてアルミ板を接合する条件などを調査する研究を行いましたが、研究に必要な施設・設備が充実しており、自分のやりたいことが自由にできる環境が整っていました。また、数学、物理、化学、英語の基礎学力向上のためのサポートが充実していることも、修学していく上での安心感につながりました。
 年間行事、サークル活動などの課外活動も豊富。就職支援も合同企業説明会など、いろいろな情報を得られる場が数多くあって、助けられました。
 現在の仕事は、製品の販売、新規顧客の開拓、アフターサービスなど。1日の仕事内容を全て自分で決め、管理することにやりがいを感じています。
 現在の目標は、自社製品の規格や特性など技術的な部分を学び、専門的な商談を行うことのできるセールスエンジニアになっていくこと。社員1人1人が自分の役割を十分に認識し、フラットな人間関係の中で自律的な行動をとっていける社風なので、いい雰囲気で毎日の業務に取り組んでいます。
事業内容 洋白、りん青銅、特殊銅合金、板、条、線、棒の製造販売、条製品のめっき加工

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