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2014.7.15

浴衣の着付けなど人気


学生支援企画 “地域へ進出”も
無事に着付けて、ハイ、集合!
無事に着付けて、ハイ、集合!
 学生センターは2010年以来、学生・教職員の授業外交流を目的とした「学習支援プログラム」に取り組んでいる。主に、新入生が充実した大学生活を送れるよう▽友人づくり▽体力づくり▽スキルアップ・マナー――の3テーマを掲げ、今年も各種プログラムを開催。学内を出て、地域へ交流の輪を広げるプログラムもある。
●女子イベント「浴衣着付け」
 6月3日、10日と2週にわたり、新習志野キャンパス12号館8階で開かれた。
 講師は山野流着装講師・アトリエanfan代表・山邊友子さん率いる4人。女子学生30人限定で2週を前編、後編に分け、自力で着ることを学んだ。参加者は毎回、色とりどりの貸浴衣セットから好きな柄を選ぶ。津田沼キャンパスから駆け付けたリピーターや「自分の浴衣を持ってきました」と大きな袋を抱えた学生もいた。
 前編は「浴衣選びのポイント」。講師を手本に一連の動作を学んだ後、グループに分かれ、手とり足とり指導を受けた。「次は……何だっけ?」。慣れない動作に苦戦する参加者たち。
 後編は着付けの復習と応用編。「帯の結い方」や「浴衣での立ち居振る舞い」を学んだ。結い方でさまざまに変化する帯に歓声が上がった。
 企画は今年で3年目。年4回催され、後期は10、12月に開く予定。
●スポーツスタッキング
スポーツスタッキングに集まった学生たち。
スポーツスタッキングに集まった学生たち。
 6月24日、新習志野キャンパス12号館8階で開催。リピーターを含め43人の学生が参加した。
 アメリカ発祥で、複数のカップを積み重ね、崩す一連の速さを競う。
 講師は今回も、世界チャンピオンの実績を持つ瀬尾剛氏。数年前、キャリア科目の一環で講師として本学に招いて以来のお付き合い。いまでは文化の祭典や学生支援プログラムで、おなじみの競技になった。
 まず、瀬尾氏が華麗なパフォーマンスを披露した後、参加者の個人練習、団体戦・個人検定を行った。団体戦では優勝チームが瀬尾氏との勝負に挑んだ。個人検定は「1分間で何回できるか」を測定。最高記録は13回だった。後期も開催予定。
 この人気プログラムは、いよいよ地域へ進出。9月6日、東習志野コミュニティーセンターで開かれるイベントに参加し、瀬尾氏と本学有志が「スポーツスタッキング体験教室」を開く予定(詳しくは津田沼学生課へ)。
練習風景
練習風景

優勝は機サ・齋藤君


“習志野夏の陣”に152人
 学友会主催で毎年恒例の夏企画(実行委員長・荒井龍太郎君=建築都市環境学科3年)は6月15日(日)、学生ら152人が参加し、新習志野キャンパス全域を利用して開かれた。
 今年の設定は「東軍対西軍〜習志野夏の陣〜」。戦国をイメージして東軍と西軍に分かれ、互いに敵陣に「忍」を放って相手を捕らえ、人数を減らす戦い。逃げ場エリアに「頼み事をしてくる町人」、「逃げる時に役に立つアイテムを販売する商人」などを配置し、ストーリー性を持たせた。
 参加者たちは、12万4千平方メートルもの広いキャンパス内をひたすら走り敵「忍」から逃げ回った結果、西軍が見事勝利を手にした。
 西軍の生き残りはそのまま最終決戦に臨み、抽選の結果、優勝の座に輝いたのは齋藤拓君(機械サイエンス学科1年)。タブレットPCを贈られ「暑い中、頑張ったかいがあった。うれしい」と喜びを語った。
 ミニゲームのミッション成功者=鷹野圭吾君(建築都市環境学科1年)、藤縄隼人君(電気電子情報工学科2年)、山本航平君(電気電子情報工学科1年)、齋藤拓君=にも副賞が贈られた。
 参加者たちは「全力で走るのは久しぶり! 楽しかった」。実行委員長の荒井君は「皆さんが楽しんでくれたことが一番うれしい。企画をやり抜き、達成感を味わえた」と話していた。