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2012.10.15

歩道橋をバルーンで演出


“サマソニ”音楽祭と連動
デザイン科学科メンバー
 幕張新都心で開かれた都市型音楽祭「SUMMERSONIC2012」(8月18、19日)に併せて、デザイン科学科の院生・学生らは8月16〜19日の4日間、来場者が通る歩道橋空間の演出プロジェクトを行った。
 参加したのは大学院1年生と学部4年生の希望者=写真。長尾徹教授、赤澤智津子准教授、八馬智准教授が指導した。
 目的は、幕張新都心=QVCマリンフィールド(千葉ロッテマリーンズ球場)と幕張メッセ=いっぱいに開かれる音楽祭の来訪者に、地元として歓迎の気持ちを表し、イベントを一体となって盛り上げること。
 塩ビシートでバルーンをデザインして制作、歩道橋の高欄部分に取り付けて演出した。普段ビジネス色が強い歩行環境を、イベントらしい華やかな非日常空間に一変させる試み。バルーンは、単体の形よりも、群としての見え方を重視し、来年以降も柔軟に対応できるよう配慮した。
 プロジェクトは今回が初めてで、地元千葉県・千葉市と共催し“幕張新都心魅力向上のための社会実験”の一環と位置づけた。
 長尾教授は、まちづくりNPO、イベント主体、道路管理者など関係機関と調整を重ねることで、今後の地域づくりに、産学官の協力関係の枠を形づくることができたとしている。
 「SUMMERSONIC(略称サマソニ)」は今年で13回目。地元が協賛し、多数の有名企業やテレビ局をスポンサーに、今年は東京・大阪の2地区で同時開催され、国内外の120人を超すアーティストが集結した。

「風神」今年は3位
ザ・よさこい!大江戸ソーラン祭り


鎌ヶ谷大会でも優秀賞
3位に入賞したよさこい「風神」チーム
3位に入賞したよさこい「風神」チーム
 本学よさこい「風神」チーム(主将=機械サイエンス学科3年・佐藤慧一君、部員89人)が「YOSAKOIかまがや2012」(9月8日=千葉県鎌ヶ谷市の鎌ヶ谷市役所駐車場・新鎌通り・鎌ヶ谷駅の3会場)で優秀賞(5位)を獲得。翌日の「ザ・よさこい!大江戸ソーラン祭り2012」(9月9日=東京都江東区の都立木場公園)では3位に入賞した。
 土曜日に開かれた「かまがや」では、千葉県内外から29チーム約1千人が参加。「輝(かがやく)」をテーマに衣装・振り付けに趣向を凝らして、踊りを競った。
 今年初の審査イベントとあって、部員たちは緊張ぎみ。それでも雨に見舞われるなか健闘し、優秀賞と、まずまずの成績。佐藤主将は「いい演舞ができたと思います。優秀賞をいただけて本当にうれしいです」。
 続く日曜日、「大江戸ソーラン祭り」は木場公園北イベント広場周辺に首都圏勢を中心に42チームがエントリー。観光客を含め約1万人が来場して見守る盛況となった。
 気温が33度に上る中、2日連続の「風神」チームは少し疲れた様子。だが、開会式後に全チームで総乱舞しイベントを盛り上げるうちに、疲れも飛んだようだ。鎌ヶ谷での優秀賞の勢いを持ち込み、会場に若さをはじけさせ、迫力ある演舞を繰り広げた。昨年は初出場でいきなり準大賞を獲得したが、今年はわずかに及ばす3位だった。
 「風神」チームはさらに演舞依頼されて「第46回全国ろうあ者体育大会」(9月14日=千葉ポートアリーナ)に参加した。
 部員たちは、ろうあ者に代わり都道府県別プラカードを持って入場行進を手伝った後、演舞を披露した。耳が不自由な観衆には、音声でなく、隊列移動や体の動きで魅せるしかない。全員が腕や足の振りの強弱に気を遣って、迫力を出すよう心掛け、見応えあるよさこいを披露した。
 佐藤主将は「3千人もの方々が見てくださり、大きなイベントで踊れたことに感謝しています」と話した。

大学70周年パネル展


学友会・大木さんらが開催
 千葉工業大学70周年を記念し、大木梨香さん(プロジェクトマネジメント学科3年)を中心とした学友会執行委員会が、パネル展「つなげる歴史」を開催した=写真。
 大木さんらは、70年という大きな節目を迎え、学生たちにもっと千葉工大を知ってほしい!とパネル展を企画。年史や大学案内などから、千葉工大の歴史を知るにふさわしい写真を選び出し、新2号棟1階のエレベータホール周辺にパネルを飾り付けた。
 パネル展示は、11月に開催される大学祭で、一般の来場者にも披露される予定。
PPA

PPA

情報工学科 世木 秀明

 ファミリーレストランなどでウエイトレスが「ご注文はよろしかったでしょうか?」と言って注文を取りに来たり、コーヒーを注文すると「コーヒーのおかわりは自由です」と言う言葉をよく耳にする。前者は、まだ注文していないのに過去形で聞いてくるのはおかしいし、後者は代金を払えば何杯でも自由にコーヒーを飲めるはずである。正しくは、「コーヒーのおかわりは無料です」である。
 最近、このようなおかしな日本語を聞くことが多く、違和感を覚える。これは、過去形を使うと丁寧な言い方になるという勘違いやファミリーレストランが日本に進出してきた時に接客マニュアルのfree drink serviceの“free”を訳し間違えたと言う説が有力だそうだ。
 10年ほど前に「全然大丈夫です」という言葉を聞いて違和感を覚えたが、現在では慣れてしまい使っている場合もある。時がたてば、上述のような「おかしい」と感じている日本語にも慣れてしまうのだろうか?
 おかしな日本語が氾濫することにちょっと心配な気がする。

四季雑感

四季雑感

総務部人事課 綱島 友和

 残暑も終わり、ようやく涼しくなってきた。この季節になるとサッカーが盛り上がりをみせる。欧州リーグ・Jリーグ・日本代表戦とサッカー好きな私には堪らない季節だ。特に今月は、日本代表対フランス代表との試合がある。
 フランス代表戦と言えば11年前の悪夢が蘇る。2001年、当時トルシエ監督が率いた日本代表は5−0と惨敗を喫した「サンドニの悲劇」だ。アジアチャンピオンとなり、ある程度の自身を持って挑んだ試合で世界との差を見せつけられた。自分が選手のように悔しかったのを覚えている。
 奇しくも今月行われる会場も11年前と同じスタッド・ドゥ・フランス(サンドニ)での試合である。
 現在の日本代表選手は、欧州での経験豊富なメンバーが揃い、中にはビッククラブで活躍する選手もいる。惨敗は考えにくく、日本らしい試合が出来れば面白い試合となるだろう。
 11年間でどれだけ世界との差が縮まったのか楽しみでしょうがない。今度は「サンドニの歓喜」となれ。頑張れ日本!

編集だより

編集だより

入試広報課 大橋 慶子

 誰になんと言われようと、女子会が楽しい!
 始まりからすでに10年近く。入学試験時期の繁忙期、体力に限界を感じ始めると、当時最年長だったアネキ(今でも最年長だけど・笑)が、「肉!肉を食べにいこう!」と、ステーキ屋さんに連れて行ってくれたのがきっかけと記憶している。
 初代4人から現在は8人にメンバーが増え、誰かの誕生日ごとにお祝いを兼ね「女子会」を開催している。仲の良いメンバーで男性に気兼ねすることなく美味しいものを食べて、たくさん話して、ストレスも解消!楽しい要素が満載だ。
 つい先日も「女子会」を開催した。非常に楽しかったのだが、以前に比べると内容の質がだいぶ変わってきたことにショックを受けている。これまでは恋ばな(恋愛話)や流行りのエステ、憧れの人!などなど、夢に満ち溢れていたのに対し、「年金、介護、保険、病院etc.」これではもはや「女子」ではない。
 シメの温かいお茶が、なんだかやけに美味しくて、ちょっと悔しい……。