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2011.3.15

就活、攻めの姿勢で


新4年生へ企業説明会
多数の会社・団体が参加して行われた企業説明会
多数の会社・団体が参加して行われた企業説明会
 約280社・団体合同の2010年度企業説明会が2月9、10、12、14日の4日間、津田沼校舎の新1号棟3階大教室で開かれた。並行して、個別企業説明会も2月24日まで開催された。
出遅れないよう
 4月に新4年生となる学生たちに、早くから就職への心構えをしっかり固めてもらおう、と本学就職委員会と就職課が主催して開いた。
 大学生の就職内定率が過去最低の今年。2月は企業説明会真っ盛りで多数の学生が各企業の狭き門へ詰め掛けている。こんな危機的状況にもかかわらず、これまでは、就職時期を迎えても、志望動機があいまいで企業研究もおろそかな学生がいたという。甘く見ていると確実に就職活動に出遅れてしまう。
 今年度は攻めの姿勢で、前期に就職ガイダンスを行い、全3年生にSPI模試を実施。後期には面接対策講座やエントリーシートの書き方講座を開くなど、就活スキルの向上プログラムを展開してきた。
有名企業が続々
 その成果を見せる大事な第1回の企業説明会――。今回は、本学の多才な学生たちに期待して日立、東芝、パナソニックなど電子機器・機械の有名メーカーのほか、大成、鹿島など建設関係、重工業、バイオ関連、今回が初の千葉県庁などが参加した。
 リクルートスーツに身を固め、入り口で受付票を渡した学生たちは、それぞれ希望先や関心ある企業のブースを訪れた。男女とも緊張の面持ちながら、事前講座で学んだ就活マナーを発揮して、ハキハキと事業分野などを質問、会社側の説明をメモしていた。期間中、3年生延べ約2000人が利用した。
講座さらに充実
 就職委員会と就職課は4月からの新年度、引き続き4年生支援として、学内企業説明会の充実を図る。具体的には企業の選別を時期ごとに検証し、志望学生と、より多くマッチさせるようにする。また、各種就活講座を一層、各学科主体で展開させることにより、学生の意識の向上や、講座への参加率の増加をめざすことにしている。

15クラブを表彰


――第31回祝勝・奨励会
祝辞を述べる本岡学長 肩を組み校歌斉唱
祝辞を述べる本岡学長 肩を組み校歌斉唱
 平成22年度に各種競技会で好成績を収め、また学内外のさまざまな行事で活躍した体育会、文化会のサークルを表彰する第31回祝勝・奨励会が2月14日、芝園校舎で開かれた。今回表彰されたのは体育会11、文化会4の計15クラブ=下表参照。
 開会あいさつに立った学生委員会委員長・西林賢武教授(教育センター)は「ここに集まったサークルはこの1年間、素晴らしい成績を残した。総数は例年より多く、毎年表彰される“常連”もいる。これらサークルは部員諸君の頑張りだけでなく、部長、顧問の先生方、先輩の指導が行き届いていると思う。他のサークルもぜひその行き方を学んでほしい」と各活動をたたえた。
 また、本岡誠一学長は祝辞で「皆さんがクラブ活動を通じて大学の活性化に寄与してくれれば、非常にありがたい。諸君には、サークルでやり遂げたという強い精神的武器がある。自ら進んで、仲間と共に目的に向かって懸命に努力する諸君は、指導力や集中力を備えている。その姿を本学の学生たちに示し、本学を盛り上げてほしい」と語った。
 表彰式では、本岡学長から各クラブの代表にお祝い金が贈られた。
好成績を収めた15のクラブに贈られたトロフィーと表彰状
好成績を収めた15のクラブに贈られたトロフィーと表彰状
第31回 祝勝・奨励会参加クラブの紹介