導入教育
推薦入学予定者に入学後必要となる数学、物理、化学、英語の基礎学力の現状を認識させ、入学までの約3ヶ月間自己学習を推進させるための事前学習サポートを実施した。また、入学直後に「導入教育」の一環としてオリエンテーションを実施した。オリエンテーションでは、大学での授業の受け方、学習への取り組み、レポートの書き方、学科・コースの紹介(コース選択の方法)、卒業までの履修計画を各自に作成させ履修指導を行う等、大学生活をスタートさせるにあたっての動機付け及び学習準備を主眼として実施した。
基礎学習
数学・物理・化学の科目の理解が不足している入学生に対して数学・物理・化学の各プレ科目を配置し、リメディアル教育の充実を図っている。また,理工学の基礎を学ぶのに必要な基礎的な科目を履修してこなかった学生を対象として、入門科目を開講している。授業は自習と演習を数多く取り入れ、自ら学ぶ習慣が身につくように工夫している。
競争的補助金の獲得
文部科学省の大学改革推進等補助金に採択され、2005年度において実施されているプログラムは上表の通り。
手のひら静脈認証システム導入
学校法人としては日本で初めて「手のひら静脈認証ログインシステム」を採用した接触・非接触ICカード技術方式“FeliCa”対応のデュアルインターフェースJavaカードを学生証に導入した。
学生から預かっている個人情報を速やかに、かつ確実に開示出来るように、情報KIOSK端末で非接触型手のひら静脈認証を行い、学生情報や成績情報などの個人情報の閲覧を可能とした。
このシステムの導入は、個人情報の取り扱いや最新のセキュリティについて、学生自身が学生生活の中で実際に体験できるような環境を提供し、学生個々の意識の向上にもつながっている。
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