2005.6.15

7面

第39回成田山詣行脚、730人が完歩
 
 

 体育会(遠藤恭平会長・建築学科4年)主催、寮友会などの共催による第39回「成田山詣行脚」が、5月14日から15日にかけて行われた。
 同行事は、津田沼キャンパスから成田山新勝寺までの約40キロの道のりを行脚することで、精神力と体力の向上を図り、一年間の無病息災を祈願することを目的としており、今年は約730人が参加した。1号館前で行われた出発式では、応援団の力強いエールに見送られ、参加者らが次々に津田沼校舎を後にした。
 参加団体内の連絡不行き届きなどが反省点としてあったが、小雨が降り続く中を参加者らはすがすがしい表情で歩き続け、翌日午前6時半には全員が目的地に到着、達成感を味わったようだ。

成田山詣行脚に参加して
主催者の気配りがすがすがしい行脚に


 初めて成田山詣行脚に参加した。曇り空の中、津田沼校舎を出発するのはとても不安だったが、私は同期で学生課の三上将史さんと最後尾を歩くことにした。
 津田沼十字路を過ぎ成田街道に入るT字路で信号待ちをしていると、後ろからコンビニの袋を持っておにぎりを咥えている行脚参加者らしい学生が歩いて来た。三上さんと私は、一緒に歩いていた体育会の学生がどのように対応するか楽しみに見ていたが、なかなか注意しない。私たちは体育会の学生とコンビニの袋を持った学生に対し、怒ってしまった。学生の事を知っていただけに少しショックでもあった。
 しかし、この気持ちを変えてくれたのが同本部の他の学生だった。彼らは、信号や危険な所に先回りをしたり、ケガ人や列から遅れる参加者に気を配りながら、時には走ったり時には足を止めて、状況を確認しながら、自分のペースが乱れるのも構わず成田山に向かっていた。休憩所でも、休むことなく弁当を配ったり、近隣の方々に迷惑がかからないように注意をしたり、成田山詣行脚を無事に成功させようという気持ちが伝わってきた。
 私は参加者として成田山まで歩かせて頂き、体育会本部の学生や寮友会の学生、また成田山新勝寺で出迎えていただいた同窓会成田支部の方々、教職員の方々の力により安心して成田山まで歩くことが出来る素晴らしい行事であることを再確認した。参加した学生にとって大学生活の貴重な体験になったことは間違いないと思う。
(入試広報課・馬瀬健太郎)

 


▲完歩を願ってフレー、フレー・・・・・・

▲成田支部の出迎えを受けて

▲がんばりました

▲参加者全員で記念撮影

▲手記を書いた馬瀬さん(右)
▲成田山を目指していざ出発
 
 
第42回千種寮寮祭
 
 
地域とともににぎやかに、たのしく
 
 毎年の恒例行事になった「第42回千種寮寮祭」(千種寮寮友会寮祭実行委員長・西澤一樹君・電気電子情報工学科3年)が、5月28日(土)、29日(日)の両日開催された。
 今回も、学友会、文化会、体育会、津田沼祭実行委員会の4会が祭りに参加して、盛大なイベントになった。
 初日は朝から曇り空だったが、まもなく青空が広がる好天気になった。正午には開会宣言を行いスタート。今回も昨年と同様に各棟、そして4年生による模擬店や留学生の模擬店などのほか、ビンゴ大会やカラオケ大会などのイベントを催した。土曜日なので、人出が心配されたが地域の人たち約400人が訪れて、どこの模擬店も大盛況で、特にステージイベントでは「ゆかりの里」というグーループホームの方々がコーラスを披露して好評だった。
 2日目は少し蒸し暑い天気になったが、開始時間の午前10時には大勢の人たちが訪れ、この日だけで700人にもなった。会場では応援団の演舞も披露され、多くの拍手を受けたり、女装コンテストには来場者から大拍手を受け、模擬店の売り上げも良かった。午後4時に閉祭式行い、西澤実行委員長の宣言で2日間の寮祭の幕を閉じた。
 午後7時から行われた寮祭締めくくりの後夜祭では、褌姿の寮生が御輿を担ぎ、ファイアーストームにも火が点され、その燃え盛る火を仰ぎながら、逍遥歌、各棟棟歌を歌い上げて、すべての幕を閉じた。

▲寮祭の締めくくりは恒例の御輿だ
 
▲イベントステージの前は参加者のパフォーマンスに終日笑いがいっぱい

▲模擬店もたくさん出店し、地域の人たちも訪れて大盛況
 
▲「千種太鼓」は会場を熱くした

▲いい匂いだゾうまく焼けたか?
 
▲松明を高く掲げる寮生たち
 
  
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