体育会(遠藤恭平会長・建築学科4年)主催、寮友会などの共催による第39回「成田山詣行脚」が、5月14日から15日にかけて行われた。
同行事は、津田沼キャンパスから成田山新勝寺までの約40キロの道のりを行脚することで、精神力と体力の向上を図り、一年間の無病息災を祈願することを目的としており、今年は約730人が参加した。1号館前で行われた出発式では、応援団の力強いエールに見送られ、参加者らが次々に津田沼校舎を後にした。
参加団体内の連絡不行き届きなどが反省点としてあったが、小雨が降り続く中を参加者らはすがすがしい表情で歩き続け、翌日午前6時半には全員が目的地に到着、達成感を味わったようだ。
成田山詣行脚に参加して
主催者の気配りがすがすがしい行脚に
初めて成田山詣行脚に参加した。曇り空の中、津田沼校舎を出発するのはとても不安だったが、私は同期で学生課の三上将史さんと最後尾を歩くことにした。
津田沼十字路を過ぎ成田街道に入るT字路で信号待ちをしていると、後ろからコンビニの袋を持っておにぎりを咥えている行脚参加者らしい学生が歩いて来た。三上さんと私は、一緒に歩いていた体育会の学生がどのように対応するか楽しみに見ていたが、なかなか注意しない。私たちは体育会の学生とコンビニの袋を持った学生に対し、怒ってしまった。学生の事を知っていただけに少しショックでもあった。
しかし、この気持ちを変えてくれたのが同本部の他の学生だった。彼らは、信号や危険な所に先回りをしたり、ケガ人や列から遅れる参加者に気を配りながら、時には走ったり時には足を止めて、状況を確認しながら、自分のペースが乱れるのも構わず成田山に向かっていた。休憩所でも、休むことなく弁当を配ったり、近隣の方々に迷惑がかからないように注意をしたり、成田山詣行脚を無事に成功させようという気持ちが伝わってきた。
私は参加者として成田山まで歩かせて頂き、体育会本部の学生や寮友会の学生、また成田山新勝寺で出迎えていただいた同窓会成田支部の方々、教職員の方々の力により安心して成田山まで歩くことが出来る素晴らしい行事であることを再確認した。参加した学生にとって大学生活の貴重な体験になったことは間違いないと思う。
(入試広報課・馬瀬健太郎) |
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▲完歩を願ってフレー、フレー・・・・・・
▲成田支部の出迎えを受けて |
▲がんばりました |
▲参加者全員で記念撮影
▲手記を書いた馬瀬さん(右)
▲成田山を目指していざ出発!
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