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千葉工業大学でweb3人材輩出を目指す教育プログラムを開始(登録締切日3/24)


 千葉工業大学(千葉県習志野市 学長:松井孝典)は、株式会社PitPa(本社:東京都渋谷区 代表取締役:石部達也、以下「PitPa」)と共同で、web3人材輩出を目指す教育プログラムを開発し、2023年4月より開講することを発表いたします。

 本講座は千葉工業大学変革センターの伊藤穰一をはじめ、ブロックチェーンや仮想通貨などのテクノロジーを支える専門家が登壇し、基礎知識から応用までを網羅するプログラムとなっております。また、本講座は千葉工業大学の学生だけでなく、社会人にも門戸を広く設けることで次世代を担うweb3人材の輩出を多方面からサポートするのが狙いです。

本プログラムのポイント
  • 実践に即した教育プログラムを提供し、web3におけるエンジニアやビジネスリーダーを育成することで、イノベーティブな人材輩出を目指す
  • トークンや投票システム、discordなどのツールや、web3の理念でもある「分散型」の考え方を導入し、だれもが教え合い、学び合う環境を整備
  • 本講座を履修した学生には学修歴証明書を書面だけでなくNFTで発行し、履修内容をそのまま就職活動時に活用できるよう支援

本プログラム概要

・タイトル:Web3 概論
・開講期間:2023年4月13日(木)〜7月13日(木)
・開講日時:毎週木曜日 午前11時〜13時


登録締切日:3月24日(金)※登録は締め切りました。

本件の導入背景

 私立工業大学で国内最古の歴史を持つ千葉工業大学はこれまで、学生サービスの向上と学内業務に関する最新技術の導入を推進してまいりました。PitPaと千葉工大はこれまでweb3技術使った学修歴証明書をNFTで発行するなど、組織と人をブロックチェーン上でつなぐ技術を共同で開発してまいりました。
 
 今回は、ブロックチェーン技術の急速な進化に伴いweb3時代に対応した教育プログラムを共同で開発することとなりました。
深刻な人材不足が懸念されるweb3

 web3 は岸田政権が押し進める新しい資本主義の柱の一つとして数えられ、スタートアップだけでなく、多くのテクノロジー関連企業が着手を進めています。一方でエンジニアやビジネスリーダーなどの人材は今後不足することが予測されており、この状況に貢献すべく千葉工業大学でweb3技術に特化した教育プログラムを開発することとなりました。
 
 本授業は、米国マサチューセッツ工科大学のメディアラボで所長をつとめ、ビットコインの研究・開発に特化した取り組みを行うデジタル通貨イニシアチブ(DCI)を設立した伊藤穰一が教鞭を執るほか、ブロックチェーン技術を支えるエンジニアが最新の技術を学ぶ機会を提供するものとなります。
 
 また、本コースは千葉工大の学生だけでなく、ブロックチェーン技術に興味のある他大学の学生や、リカレント教育やリスキリングを希望する社会人にも門戸を広げ多様性のある人材輩出を目指します。

 2023 年4月に開講するのはweb3概論としてブロックチェーン技術の基礎からスタートしますが、今後中級編、上級編のクラスも作ることで、将来的にweb3領域での就業が可能となるような学習機会や実践の場を提供していく予定です。

トークンや投票などのツールを導入し分散型の学びを実践

 本コースでは、履修者に対しNFTやトークンを発行するほか、discordやDeworkなどweb3に関するさまざまなツールを活用しながら授業を進めて参ります。オリジナルのトークンは出席や提出物などで受講者に付与するほか、様々な授業の側面で活用していく予定です。また、授業外での活動の場としてディスコードを活用し、学生同士が教え合えるような場づくりを設けるほか、トークンを使って投票を行うなど、授業運営自体にもweb3ツールを盛り込み、実際に手を動かしてweb3の全体像を学べる仕組みを作っていく予定です。

履修者には、学修歴証明書をNFTで発行

 本コースの履修者には、学修歴証明書を NFT で発行いたします。ブロックチェーン上に学修履歴を書き込むことで改ざんを防ぐことが可能となるほか、オンラインチャットサービスのdiscordで入場証明等として使用が可能なほか、自律分散組織DAOなどで採用されているジョブ提供プラットフォームdeworkなどでも証明が可能となります。また本 NFT はプライバシーにも配慮し、情報漏洩リスクを軽減する Verifiable Credentials(VC)の規格に準拠していますので情報漏洩リスクを軽減するほか転売などができない仕組みとなっています。