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世界初の方式の大面積ダストセンサーを搭載した宇宙塵探査衛星ASTERISC(アスタリスク)軌道上実証成功!!


  • 惑星探査研究センター(PERC)の超小型衛星2号機である宇宙塵探査実証衛星ASTERISC(アスタリスク)は、PERC独自に開発した世界初の方式の大面積膜型ダストセンサー(粒子観測装置)の展開に成功し、軌道上の粒子の観測に初めて成功しました。
  • 惑星探査研究センター、東北大、メーカーの共同で開発した国産キューブサットバスシステム(電源系、通信系、データ処理制御系、姿勢系など)は各種機能の技術実証項目を全て達成しました。
  • 上記の通り、ミッション系・バスシステム系の軌道上技術実証に成功したため、宇宙塵探査実証衛星ASTERISCはミニマムサクセスを達成しました。初期運用を完了したため、いよいよノミナルの観測運用に移行します。
  • ASTERISCは、独自に開発した世界初の方式の大面積膜型ダストセンサー(粒子観測装置)を搭載し、軌道上の天然の宇宙塵と人為的な微小スペースデブリ(宇宙ごみ)を観測することを目的とする3Uキューブサットです。併せて、将来ミッションを視野に入れた国産の衛星バス技術の軌道実証も行います。
  • 衛星サイズより大きい膜型ダストセンサーを用いることで、軌道上の数が少ない宇宙塵を十分量観測し、太陽系史の様々なプロセスに関わってきたとされる宇宙塵の分布や特性などの詳細を明らかにしたいと考えています。また、実態がよくわかっていない微小スペースデブリの観測を通じて、宇宙環境問題への貢献も期待しています。