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南極からの海洋深層水が“国産コバルト資源”を生み出した―南鳥島周辺に広大なマンガンノジュール密集域が形成された原因を特定―


  • 南鳥島周辺の排他的経済水域には、四国と九州を足し合わせた面積に匹敵する広大なマンガンノジュールの密集域が存在することが知られています。
  • 南鳥島マンガンノジュールは、ハイテクノロジーやグリーンテクノロジーに必須の金属、特にコバルトを高品位で含み、その新たな供給源となる可能性があるため、国産レアメタル資源として大きな注目を集めています。
  • 採取された全試料に対するX線CTによる非破壊三次元内部構造解析と、その結果をもとに選定した代表的な試料の微小領域蛍光X線化学分析を組み合わせた今までにない新しいアプローチによって、ノジュール内部の微細な層構造の詳細を明らかにしました。
  • 南鳥島周辺海域に南から流入した海洋深層水と同海域に特有の海底地形とが、ノジュールの成長開始と密集域の形成および拡大に大きな役割を果たしていることが判明しました。