ロバート・ランガー氏に名誉博士号を授与
去る11月11日、千葉工業大学(学長:伊藤 穰一)は、医療の進歩に大きく貢献する革新的な研究と起業家精神によって、世界中の何百万人もの人々の生活に影響を与えてきた、マサチューセッツ工科大学(以下、MIT)のロバート・ランガー教授に名誉博士(※)の称号を授与しました。
本学では、彬子女王殿下に続く、2番目の授与者となります。
本学では、彬子女王殿下に続く、2番目の授与者となります。
※)千葉工業大学は令和6年2月に名誉博士の称号を授与する制度を制定しました。これは、学術文化や社会への功績が特に顕著であると認められ、今後、本学の教育研究への寄与が期待される方、また、今まで本学の教育研究に寄与した功績が顕著であると認められる方に贈られるものです。 |
ランガー氏の功績:
ロバート・ランガー氏は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授として、現在同校で9名のみ授与されている最高の栄誉であるインスティチュート・プロフェッサーを授与された1名です。薬物送達システム、組織工学、ナノテクノロジーの分野で大きな業績をあげ、世界中の何百万人もの人々の生活に影響を与えています。彼の革新的な研究と起業家精神は、無数の新しい治療法と技術の開発につながり、医療の進歩に大きく貢献しています。
具体的には発表した1,500以上の論文が、422,000回以上引用されており、h-indexは321と、あらゆる分野の個人のh-indexとして3番目に高い数値となっています。またランガー氏の特許は400社以上の企業にライセンス供与されています。ランガー氏はモデルナ社を含む多くの企業の共同設立者でもあり、1999年から2002年までFDA(米国食品医薬品局)のScience Board(最高の諮問委員会)の議長を務めるなど要職も歴任しているほか、米国国家科学賞と米国国家技術革新賞、工学のノーベル賞と呼ばれるチャールズ・スターク・ドレイパー賞を含め、220以上の賞を受賞しています。
伊藤穰一学長のコメント:
「ランガー氏は、工学、医学、薬学にまたがる分野における世界的なパイオニアであり、化学工学・材料科学を基盤に革新的な成果を成し遂げています。ランガー氏の功績は今後も多くの世代の研究者や起業家にインスピレーションを与え続けるでしょう。ランガー氏の名誉博士の授与は、本学の研究と教育の両方に大きな価値をもたらすと確信しています」
ロバート・ランガー氏は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授として、現在同校で9名のみ授与されている最高の栄誉であるインスティチュート・プロフェッサーを授与された1名です。薬物送達システム、組織工学、ナノテクノロジーの分野で大きな業績をあげ、世界中の何百万人もの人々の生活に影響を与えています。彼の革新的な研究と起業家精神は、無数の新しい治療法と技術の開発につながり、医療の進歩に大きく貢献しています。
具体的には発表した1,500以上の論文が、422,000回以上引用されており、h-indexは321と、あらゆる分野の個人のh-indexとして3番目に高い数値となっています。またランガー氏の特許は400社以上の企業にライセンス供与されています。ランガー氏はモデルナ社を含む多くの企業の共同設立者でもあり、1999年から2002年までFDA(米国食品医薬品局)のScience Board(最高の諮問委員会)の議長を務めるなど要職も歴任しているほか、米国国家科学賞と米国国家技術革新賞、工学のノーベル賞と呼ばれるチャールズ・スターク・ドレイパー賞を含め、220以上の賞を受賞しています。
伊藤穰一学長のコメント:
「ランガー氏は、工学、医学、薬学にまたがる分野における世界的なパイオニアであり、化学工学・材料科学を基盤に革新的な成果を成し遂げています。ランガー氏の功績は今後も多くの世代の研究者や起業家にインスピレーションを与え続けるでしょう。ランガー氏の名誉博士の授与は、本学の研究と教育の両方に大きな価値をもたらすと確信しています」
伊藤学長より学位記を受け取るランガー氏
左から伊藤学長、ランガー氏、瀬戸熊修理事長