研究室紹介 名言で触れる想い

研究室紹介 名言で触れる想い TOPへ戻る

Taiichi SAKAMOTO 先進工学部 生命科学科 RMA工学研究室 坂本 泰一 教授

わたしの年表 Chronological table EPISODE #011

1968年
札幌で生まれ、横浜で育つ。小さい頃の夢は、学校の先生。
1997年
横浜国立大学大学院 工学研究科 物質工学専攻 博士課程後期を単位取得満期退学。
1998年
RNAの立体構造解析の研究に着手。
2002年
RNA医薬品の開発に関わる研究に着手。
2004年
千葉工業大学 工学部 生命環境科学科 着任。
2014年
同、工学部 生命環境科学科 教授。
2016年
同、先進工学部 生命科学科 教授に着任予定。

Field of study 研究内容

細胞内のタンパク質を作り出す過程で大切な役割を果たしている「RNA」は、生命科学の分野で注目されています。
私たちは、そのようなRNAを自由自在にデザインし、環境・医療などの分野で役立てたいと考えています。
例えば、RNA医薬品によって、これまで「不治の病」と考えられていた病気が治るようになるかもしれません。
また、人工RNAをバイオマスなどに応用することによって、環境問題の解決に役立つ可能性もあります。

Q.研究を始めたきっかけは何ですか?

研究室に入るまでは、勉強が面白いとあまり思っていませんでした。
しかし、研究室で研究を始めると、実験はやってみないとわからない。
毎日、新しい発見があり、研究を進めるために必要な勉強も楽しくなりました。

Q.研究を続けるうえでの「やりがい」とは?

実験には、必ず新しい発見があります。失敗した実験でさえ、新しい発見があります。
たとえどんなに小さい発見でも、将来、人の役に立つ可能性があると思うと、「やりがい」を感じます。

Q.新たにチャレンジしたいテーマは何ですか?

研究は、多くの人がアイディアを出すことで、大きな成果を生み出すことができます。
将来、共同研究できる仲間(学生)をたくさん育てたいと思っています。

Q.座右の銘を教えてください。

「青春とは臆病さを退ける勇気、安きにつく気持を振り捨てる冒険心を意味する」。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。

Q.若い世代に向けて、アドバイスをどうぞ。

夢に向かってがんばることで人は大きく成長します。大きな夢には、大きな困難も伴いますが、仲間がいれば心強い。同じ夢を持つ仲間をつくりましょう。

TAIICHI SAKAMOTO meets 宇宙兄弟

“音を出さなきゃ音楽は始まらないのよ”

子供の頃の無邪気な好奇心を忘れ、 一緒に楽器を弾こうという
シャロンの提案にも、及び腰になってしまう主人公・ムッタ。
そんなムッタをシャロンは諭す。

「上手くなくてもいいし 間違ってもいいのよムッタ」
「まずは音を出して」
「音を出さなきゃ」
「音楽は始まらないのよ」

失敗を恐れているだけでは、何も始まらない。一歩踏み出した先に、道は開ける。

Side Story

高校・大学時代。
バンド活動に夢中だった頃。ドラムを叩いていた。
これまで、音楽に勇気づけられ、仲間に支えられてがんばってきました。今でも、仲間や音楽は宝物です。

学科・研究室 クイックナビゲーター 研究室紹介 名言で触れる想い TOPへ戻る