グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム > 挨拶集 > 2017年度 > 平成29年度千葉工業大学PPA総会挨拶

挨拶集


平成29年度千葉工業大学PPA総会挨拶


6月24日 習志野文化ホール
 学長の小宮でございます。本日は御多用中にも拘らず、千葉工業大学平成29年度PPA総会に御出席賜り誠にありがとうございます。
千葉工業大学は、今年5月15日、創立75周年を迎えました。私は、国際社会において、日本が国の営みを続けて行くために行わなければならないことは、75年前も、そして今も変わっていないと思っています。そして将来も、おそらく大きく変わることはないと思います。

 好むと好まざるとに拘らず、私達日本人は海外と関わらずには生きて行けません。日本には安く手に入る食料も資源もエネルギーもありません。私達は、輸入したエネルギーを使い、輸入した原材料を卓越した技術によって質の高い価値のある製品や商品に変え、それらを輸出して得た利益で衣食住を満たしています。今後少子高齢化が進む日本では、国民の暮らしのためだけではなく、医療・介護・福祉・地方創生等のために更に莫大な資金が必要となります。また、自然災害が多い日本では、地球温暖化による気候変動等に対応した新たな防災・減災の取り組みも必要となります。

 こうしてみると、今後は今まで以上に、日本にイノベーションをもたらすグローバル理工系人材を育成しなければなりません。世界を知り日本を知ることで日本の現状を客観的に理解し、外国の人と対等に渡り合って価値を創生し、問題の解決方法を地球規模の視点で合理的に導き出せる人、このような力を日本の都市や地方そして海外で発揮できる人、私は、そういう人になって欲しいと学生に説いてきました。グローバル化の波が日本の大学に押し寄せ、学生の世界を知ろうとする意識も年々高くなり、多くの学生が真剣に応えてくれています。そして、今まさに、そしてこれからの新時代にこそ、本学の建学の精神にある「世界文化に技術で貢献する人材」が必要となります。

 今年の入学式においても申し上げましたが、社会は、即戦力となる人材、即ち採用されたその日からそのポストの仕事をこなせるだけの高度な専門性を有した人材を求めています。世界を股にかけて働くグローバルリーダーを求めています。地道に研究開発に従事し新しい価値を生み出す研究能力のある人材を求めています。

 このような人材として、大学院修士課程修了者が注目されています。一例として、国連をはじめとする国際機関では、一部の例外を除いて修士号以上の学位を有することが採用の条件になっています。日本の大企業においても、技術系の採用枠の多くが修士課程修了者に割り当てられています。これは参考に過ぎませんが、日本とアメリカでは、既に修士課程修了者の平均的な生涯所得が学部卒業者のそれよりも16.5%高く、金額にすると日本では約4800万円も多くなっていることから、各所の主要なポジションには大学院修士課程修了者が多く就いているという研究成果も発表されています。皆様の御子女には将来グローバルリーダーとして活躍して頂きたいと思っていますので、私は多くの人に、学部卒業後は大学院修士課程へ進学することを、強く薦めています。是非御父母の皆様からも御子女に御指導をして頂きたいと、お願い申し上げます。

 千葉工業大学PPAは、日本の大学では最初の御父母の皆様と教職員との会として、昭和24年11月26日に設立されたと聞いております。以来御父母の皆様と教職員の密接な連絡と協力により、御子女の学習・研究環境、課外活動の充実とその援助のために幅広く活動して頂いております。皆様の御援助に心から感謝申し上げます。皆様の御子女のための教育・研究環境を更に向上させ、建学の精神である「世界文化に技術で貢献する」人材の育成を達成するために、今まで以上に精進努力する決意でおりますので、引き続き御支援御協力賜りますことをお願い致しまして御挨拶とさせて頂きます。

どうもありがとうございます。
TOP