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挨拶集


平成28年度千葉工業大学PPA総会挨拶


6月25日 習志野文化ホール
 学長の小宮でございます。本日は御多用中にも拘らず、千葉工業大学平成28年度PPA総会に御出席賜り誠にありがとうございます。熊本地震発生から2ヶ月以上が経過しましたが、未だ余震が続いております。また、ここ数日豪雨による被害も出ております。被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げますと共に、復旧が進み一日も早く平穏で安心できる暮らしが戻って欲しいと強く祈念致しております。

 4年前、平成24年のこのPPA総会の前日、私は学長に就任致しました。以来、瀬戸熊理事長をはじめとする理事の皆様の御指導・御支援、教職員の皆様の御理解と御協力、そしてPPA・御父母の皆様の多大なる御援助を賜り、全学をあげて教学の改革に取り組んでまいりました。

 学生の身になり学生の力を伸ばす、きめの細かい教育の実践を重点目標に掲げ、教員と職員の相互協力のもと教育力を高めるためのさまざまな取り組みを行ないました。カリキュラム・履修制度の見直し、学生の可能性を引き出す手厚い指導体制の制度化、本学で博士の学位を取得した卒業生の教育支援ポスドクとしての採用、大学院生や先輩学生のアドバイスを取り入れた学習支援体制の整備、外部の専門家を招いた授業法のセミナーや教育に関する討論会等の開催、学生による授業評価制度の充実と教育表彰制度の拡充、そして教育力の高い教員の授業公開等を直ぐに実行しました。その結果、ご心配をおかけしていた退学率も昨年度は全国平均を下回るまでに改善されました。皆様の御子女に対して更に充実した教育を提供できるように、引き続き教育改革に力を入れてまいります。

 時代はグローバル化社会に対応できる人材を求めています。好むと好まざるとに拘らず、私達日本人は海外との関わりなしには生きて行けません。昔も今も変わらないことは、日本には安く手に入る食料も資源もエネルギーもないということです。私達日本人は、海外から輸入した安い原材料を、卓越した科学技術によって質の良い価値のある製品や商品に変え、それらを輸出して得た資金で食料やエネルギーを買い、豊かな生活を送ってきました。しかし、今後少子高齢化が進む日本では、国民の豊かな暮らしのためだけではなく、医療・介護・福祉・地方創成等の営みのためにも莫大な資金が必要となります。従って、今まで以上に科学技術を発展させ、日本にイノベーションと富をもたらす高度なグローバル理工系人材を育成することが不可欠です。そのためには、私ども工業大学の責任は非常に大きいものであると思います。ただグローバル人材というのは、海外に出かけて活躍する人材という単純なものではありません。日本を知り海外を知ることで日本の現状を客観的に理解し、外国の人と対等に渡り合い、問題の解決方法を地球規模の視点で合理的に導き出せる人材、このような力を日本国内の都市や地方そして海外の至る所で発揮できる人材を指します。このような人材は地方創成にも必ず役に立ちます。岐路にある日本の躍進のために、私達は再び科学技術で応える以外に進む道はありません。

 この4年間、本学では海外留学や学内における国際交流を通じて、御子女が日本や世界を知る機会が増えるように英語力強化のためのカリキュラムや海外英語研修制度の見直し、学生寮を活用した海外からの留学生の受け入れと交流の促進、海外企業におけるインターンシップ制度の充実、海外のトップクラスの大学との教育・研究交流協定の締結等を進めました。その結果、入学してから卒業までの間に海外留学を経験する学生の割合は3.7%となり、人数で比較すると4年前の1.9倍に増加しました。海外の交流大学の数も17校増えて30校になっています。今後も、日本の未来を支える人間的にも強いグローバル人材を育てるための施策を強化してまいりますが、私は、将来御子女がリーダーとして活躍できる可能性を今のうちに広げておくために、是非御子女には大学院修士課程に進学して頂きたいと思っています。

 千葉工業大学PPAは、私が生まれる12年も前の昭和24年11月26日に設立されたと聞いております。以来御父母の皆様と教職員の密接な連絡と協力により、御子女の学習・研究環境、課外活動の充実とその援助のために幅広く活動して頂いております。皆様の御援助に心から感謝申し上げます。私の学長一期目の任期は6月28日で満了致しますが、御父母の皆様におかれましては既にニュースCITの記事等で御存じのとおり、理事長及び理事会の御判断により6月29日からも引き続き学長として教学の舵取りを任せて頂けることとなりました。千葉工業大学の更なる発展のため、建学の精神である「世界文化に技術で貢献する」人材の育成を達成するために、今まで以上に精進努力する決意でおりますので、引き続き御支援御協力賜りますことをお願い致しまして御挨拶とさせて頂きます。

どうもありがとうございます。
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