Concept Movie
Project Story
パナソニックと共に
ロボットを研究開発。
新しい実践教育の
開発も進める。

パナソニックと千葉工業大学は、2017年12月に国内では極めて稀な”次世代ロボティクス家電製品の技術開発を目的”とした「パナソニック・千葉工業大学産学連携センター」を設立。
同センターの所長も兼ねる千葉工業大学fuRoの古田貴之所長の指揮の下、ロボット掃除機の開発をスタートしてから、わずか約3ヶ月という短期間でコンセプトモデルを開発しました。
2020年2月10日、パナソニックはコンセプトモデルをベースにしたレーザーSLAM搭載ロボット掃除機の発売を発表。これまでとは一線を画す高精度な機能が注目されています。

このような最先端ロボットを創れるような研究者を育てるため、千葉工業大学とパナソニックは
「オープンラボ」を立ち上げ、新たな学びの取り組みがすでに始まっています。

Interview
  • 実践の質を向上する。
    学生のうちから、日本を代表する
    企業の社員と学ぶ。
    古田 貴之 所長
    (パナソニック・千葉工業大学産学連携センター)
    私は今までいろんな先端的なロボットを創ってきました。でも正直な話、机に向かって勉強した内容だけではあのロボットは創れません。
    本当のリアルなロボットが創れる技術を大学のうちに身につけさせたい。ゆくゆくは世界で戦える研究者になってほしい。
    そこで、パナソニック社員が同社内で行う「デジタル技術応用塾」に、大学生が参加できるという場をつくったんです。
    実践経験というのはものすごくたくさんのことを学べます。自分の能力もわかるし、自分の知らない欠点もわかります。また、自分以外の誰が何をできるのか? その人とどう協働するのか、ということも重要です。だから、この塾ではチームを組んでひとつのロボットをみんなで知恵を出し合って創ります。これは社会人がロボットや物を研究開発するときのやり方そのものなのです。
    日本の代表する企業と一緒にやる実学、他ではなかなかない体験ですよ。
    尾関 祐仁
    パナソニック株式会社
    アプライアンス社
    弊社の「デジタル技術応用塾」は主に若手社員のソフトウェア開発スキル向上の目的のものと、約半年にわたって行う技術者育成プログラムです。2019年度は例年と違い課題を自らメンバーに設定してもらって取り組みました。また、古田所長が研究内容を実際に見てアドバイスを頂いたり、千葉工大生に参加してもらうことによって、凄く社員も刺激をもらったみたいですね。

    千葉工大生の印象については、日頃から実践的な学びをされているのでしょう、そのスピード感をもって課題に取り組む姿勢には驚かされました。社員から学生に「ここどうやったの?」というコミュニケーションも生まれていましたね。学生側も、いち早く社会人生活がどういったものかという事を感じることができたのではないでしょうか。
    ゆくゆくはパナソニックに入社していただければ、こちらとしては嬉しいですね。
  • どこよりも濃い実践教育、
    そして、社会体験がここにはある。
    赤川 航希 4年
    千葉工業大学 先進工学部
    未来ロボティクス学科
    1年から実際に手を動かしてロボットを製作するという点が千葉工大の魅力だと思います。結局こういう研究開発って、デジタル上でなく、実世界においていかに成果を出せるか。なので、創ってなんぼだと思うんですね。
    また、今回チームで一緒にロボットを研究開発するプロセスにおいて、いろんなトライ&エラーを繰り返しましたが、自分のできること、そしてチームメンバーができることなどを考えながら力を合わせ取り組む重要性を学べました。
    パナソニックの社員さんと一緒にやったことも楽しかったですね。インターンシップは割とかっこいいところばかり見せてもらうことがあると思うんですけど、働く本音というか、実際に思っていることなど話していただいて、非常に貴重な機会になりました。
    参加学生の紹介
    • TEAM セミ
      (左から代田さん、赤川さん、斎藤さん) 
    • TEAM タピオカミルクティー
      (左から植木さん、三上さん、加藤さん)
Education
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