主な財務比率の推移

主な財務比率の推移

主な財務比率の推移(5年間)

貸借対照表関係の経年の財務比率は、本学の財政状態の推移をみることができます。
外部借入金がなく資産全体を自己資金で保有しているため、純資産構成比率が高い値となっています。また、近年の再開発計画の遂行に伴って、資金から建物等の固定資産へと資産内容が移ってきましたが、平成28年度は今後の再開発に備えて減価償却引当特定資産を繰り入れた結果、固定資産が増加し、固定比率が上昇しました。この他、負債比率が低く積立率が高いことから、本学が健全な財務状況であることを示しています。

一方、事業活動収支関係比率をみると、人件費比率は42.4%と理工系他複数学部を有する私立大学の平均値(49.5%)に比べ、低く維持されています。教育研究経費比率は41.6%と前年度より若干減少していますが、理工系他複数学部を有する私立大学の平均値(36.2%)と比べ高い値となっており、今後も同程度の比率が続くと予測しています。事業活動収支差額比率は平成28年度が4.7%と減少しましたが、資産運用の収入減によるものです。今後も積極的な業務改善や効率化を心掛け、収支差額の確保に努めていきたいと考えています。

主な財務比率の推移




主な財務比率の推移