千葉工業大学 プロジェクト研究年報 2015年版
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3.ユーザとグループの設定 OJTの基礎となる,プロジェクトマネジメント演習及び実験時に作成されたドキュメントを整理し一括保存しておく必要がある. そこで,本システムでは,管理者(本システムでは,ユーザ役となる教員)が,ユーザとグループ名,グループが提出するドキュメントの種類別ホルダを作成する. ① ユーザの設定 ここでは,ユーザのログインID,ログオン時の表示名,メールアドレス,ログインパスワード,セキュリテイ等々の設定を行う. 図2 アカウント,セキティの設定 ② グループとドキュメント提出ホルダの設定 ユーザ単位で提出するドキュメントのホルダを設定する. 図3 グループ設定とドキュメント提出先 以上で設定は終了となる. 4.ドキュメント提出 ドキュメントの提出は,Webブラウザ上で行う. ①ログイン 図4 ログイン画面 図5 ドキュメント提出先ホルダ 次に,ドキュメントのアップロード手順を示す. なお,アップロードできるドキュメントの種類は問わず,なおかつ特定な相手との1対1の情報共有が可能である. 図6 メールを利用したアップロード案内 図7 グループの画面 図8 ユーザ役教員の画面 (提出されたドキュメントが,グループと共有化されているのが分かる) 6.あとがき 情報共有が,ユニバーサルで可能となり,ドキュメントが電子管理できることにより,変更管理が確立される.また,バーチャルプロジェクトが可能になり,プロジェクトマネジメントの中でも重要な要素である意思決定や問題解決力などが向上するものと思われる,ICT環境を利活用したプロジェクトマネジメント力の向上を図ることが可能となる. 一方,すべてのデータが電子化されることにより,次年度学生へ短い期間での知識の継承(OJT)がなされ,学生のプロジェクトマネジメント力の向上にもつながると思われる. 今後は,教材提示システムと連携したシステム構築をすることで,より高度なeポートフォリオシステムの完成が望まれる. なお,本システムは,コンピュータハイテック株式会社の協力を得て開発した. グループ名 グループ内の提出先ホルダ 862015 千葉工業大学附属研究所 プロジェクト研究年報          Project Report of Research Institute of C.I.T 2015    

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