千葉工業大学 プロジェクト研究年報 2014年版
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ここで,設定されタアドレスを学生が使用する. 3.2 ホルダの作成 3.1で設定したメールアドレスが,そのグループのメインホルダ名となる. その配下にグループ内のサブホルダを作成する. 図3 ホルダ一覧 右上の「ホルダ作成」ボタンをクリックすることにより,自由にホルダを作成することができる. このサブホルダは,後述する学生側からでも自由に作成することが可能である. 3.3 提出されたドキュメントの閲覧 提出されたドキュメントは,図4のようにドキュメント名の前に,提出された年月日と時分秒が付加され,同じドキュメント名でも上書きされることなく保存される. 図4 タイムスタンプが付加されたドキュメント このドキュメントを見るには,単にドキュメント名をダブルクリックするだけでよい. 4.学生側操作 4.1 ドキュメント提出 管理者(教員)から配布されたメールアドレス(ドキュメント提出先のホルダ名となる)を送信先アドレスとし,ドキュメントを添付ファイルとして提出する. (例) 提出先: c_group 提出ドキュメント: 要求仕様書 図5 ドキュメント提出 図6 受領したドキュメント ドキュメント名の前にタイムスタンプが付加される. (例) [201404114-184749]-要求証書.docx この例は,提出先のホルダ指定がない場合である. 4.2 提出先ホルダが指定されている場合の提出 図7のようにメールのサブジェクト欄に提出先ホルダ名を書く. (例) Subjectに提出先ホルダ名を記載する [要求仕様書] 図7 提出先ホルダが指定されている場合 図8 「要求仕様書」ホルダの配下に保存 このように,図6では,c_group直下に提出したドキュメントが保存されるが,図8では,c_group配下の「要求仕様書」ホルダの中に提出されたドキュメントが保存される.(タイムスタンプが異なるために,同じホルダに提出しても上書き保存されない.図9) 図9 同じドキュメントを提出した例 5.ドキュメントの返却 提出されたドキュメントの返却は,提出者のメールアドレス直下に返却用ホルダが作成されているので,そのホルダ内に返却するドキュメントファイルをドラッグドロップすることにより自動的に送信される. 6.あとがき 本システムは,PM演習で作成されるドキュメントの履歴管理を通してPM演習のポートフォリオをクラウドシステムとして構築することができた. 今後は,教材提示システムと連携したシステム構築をすることで,eポートフォリオシステムを完成させたい. なお,本システムは,コンピュータハイテック株式会社の協力を得て開発した. 2014 千葉工業大学附属総合研究所 プロジェクト研究年報          Project Report of Research Institute of C.I.T 2014      59

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