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応用化学科


応用化学科-Department of Applied Chemistry

社会のニーズに応え、科学技術の発展を支える化学の知識と実践力を学びます。
POINT 1
産業・社会の変化に対応できる
未来発想の専門家を育成します。
POINT 2
実習・実験を繰り返し、
発想力、突破力、展開力を身につけます。
POINT 3
先端化学材料開発から
生命・環境分野まで網羅する教育・研究をします。
  • 学科の特徴
  • 学びのポイント
  • カリキュラム
  • 進路・資格
  • 学科サイト

学科の特色

未来のどんな変化にも対応できる化学のエキスパートを育てます。

多くの科学技術の根底には、化学がなんらかの形で関わっています。現在、最先端といわれる工学技術である太陽電池や燃料電池も、有機化学や電気化学、材料化学の進歩があったからこそ実現できたもの。10年後、20年後、これらに変わる新しいテクノロジーが誕生しているかもしれませんが、そうなった時でも化学の法則は不変です。
応用化学科では、世界の化学者たちが積み上げてきた化学の知見を学び、実験を繰り返し、その知識を実践的なものにしていきます。それにより、未来に起こりうるどのような変化にも柔軟に対応できる展開力と、次世代のテクノロジーのヒントを生み出す発想力を発揮できるようになります。

ディプロマ・ポリシー
応用化学科では,所定の期間在学し,開講された科目を履修し,所定の単位を取得することによって以下のような資質と能力を身につけた人材に学士(工学)の学位を授与する。
(1) 専門に関する知識や技能のみならず,人文社会科学も含めた幅広い教養を統合的に活用することができる。
(2) 自然科学の基礎知識と実験技術を身につけ,それらを活用することができる。
(3) 化学に関する基幹的な専門知識と実験技術を身につけ,それらを我々が直面する物質,生命,環境およびエネルギーなどに関する諸課題の解決に対する思考力・判断力・表現力を身につけている。
(4) 化学技術者として社会に貢献する意識をもち,高い倫理観と安全意識をもって行動できる。また,主体性をもって多様な人々と協調して物事に取り組むことができる。
(5) 応用化学分野の課題に対して計画を立てて意欲的に取り組むことができ,得られた成果を論理的に文章にまとめて発表や討議することができる。
カリキュラム・ポリシー
応用化学科では,ディプロマ・ポリシーに定めた能力を持つ人材を育成するために,以下のような方針に基づいてカリキュラムを編成している。
(1) コミュニケーションスキル,情報リテラシー,人間力養成(初年次教育,キャリアデザイン)および国際理解からなる「教養基礎科目」,人間・社会・自然の理解と課題探求セミナー,総合学際科目からなる「教養共通科目」,アクティブラーニング,インターンなどの「教養特別科目」が設けられており,幅広い教養を総合的に活用できるようになる。
(2) 化学,物理,生物および数学に関する講義科目と,化学と物理に関する実験科目が「専門基礎科目」に設けられており,応用化学分野の基礎科学として重要となる基礎知識と実験技術を偏りなく身につけることができる。
(3) 「専門基幹科目」に有機化学,無機化学,物理化学,分析化学などの科目を配置し,主に1,2年次でそれらの専門的な基盤知識をしっかりと学ぶ。さらに,3年次から持続可能な発展を支える化学材料と技術に関する科目を「専門展開科目」に設けて,化学知識・技術の応用について学ぶ。また,2年次前期から3年次前期には,専門科目と密接に関連した「応用化学実験1・2・3」を行い,科学的な課題解決に係わる一連の思考力・判断力・表現力を修得する。
(4) 2年次の「応用化学実験1・2」において実験とともに安全についても学び3年次前期に「技術者倫理」を配置して研究者・技術者のための倫理観と社会的責任を意識した行動を身につける。また,実験・演習を通して主体性をもった多様な人々と協調して学ぶ態度を身につける。
(5) 3年次後期の「ゼミナール」と4年次の「卒業研究」において,研究計画法や問題解決のための論理的・創造的思考力,積極的な行動力と判断力,報告書作成・プレゼンテーションでの表現力,など継続的・総合的な学修能力を身につける。


学びのポイント

1年次

理科系と数学系の基礎を補い知識のベースを整えます。
化学は科学全般の基礎となるだけに、物理や生物、高度な数学の知識も欠かせません。高校時代にこれらを充分に修得できていない学生も含めて、まずは専門基礎科目を通して2 年次以降に化学を学ぶベースをつくります。1年次のスタートから実験科目も実施します。

2年次

実験を繰り返し「化学者」としてのスキルを鍛えます。
「応用化学実験」で毎週実験に臨みます。単に器具を操作するだけでなく、計画を立て、その結果をレポートにまとめるという一連の流れを繰り返し、実験の精度を高めるノウハウ、結果を他者に伝えるためのまとめ方も習得。化学の世界で生きていくためのスキルを養います。

3年次

専門性を深め所属する研究室を決定します。
実験とレポート作成を習得していることを前提に、より深い領域へ学びを進めます。後期からは研究室に所属し、卒業研究の下調べや計画を進行。一方、政治と社会、経済学、技術者倫理や環境マネジメントなどを学び、化学と社会の関わり、化学が持つ可能性について考えます。

4年次

卒業研究に取り組み実社会での生きる実践力を養います。
これまでの集大成として卒業研究に打ち込みます。1年間の研究計画を立て、研究を完遂させるマネジメント能力も身につけます。また「特許及び情報検索法」では、研究や新技術のタネを探し出す「アンテナの立て方」を学修。化学の力を実社会で活かす方法を習得します。

カリキュラム


活躍できる業界・職種

  • 化学メーカーの研究開発者
  • バイオ技術者
  • 食品メーカーの食品開発技術者
  • 化粧品メーカーの製品開発者
  • エネルギーメーカーの事業開発者
  • 電機・自動車・航空機メーカーの材料開発者
  • 塗料・インキメーカーの研究開発者
  • 医薬メーカーの研究者
  • 専門性を備えた教員 他

取得できる資格

  • 中学校教諭一種免許状(理科)
  • 高等学校教諭一種免許状(理科)
  • 毒物劇物取扱責任者
  • 危険物取扱者(甲種)※

※印は受験資格