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2022.12.15

第73回津田沼祭


 秋の大学祭「第73回津田沼祭」(実行委員長・稲泉美輝さん=都市環境工学科3年)が11月19〜21日の3日間、津田沼キャンパスで開催された。一昨年・昨年とコロナ禍でオンライン開催に移行していたが、今年は3年ぶりに対面で実施。停滞していたさまざまな活動を、今回の祭りで前へ進め、躍動する姿を届けたい――掲げたテーマは「前進」=写真下。自身が前へ、物事もよりよい方向へ、との思いを込めた。
対面復活 「前進」掲げキャンパスに笑顔
子どもたちを乗せたミニ電車が復活
子どもたちを乗せたミニ電車が復活
稲泉実行委員長
稲泉実行委員長
 実行委スタッフの努力をたたえるように、秋晴れに恵まれた初日、実行委・自治会の学生と関係教職員が見守る中、開会宣言が行われた。展示発表件数やイベントは3年前に比べると、さすがに縮小ぎみ。それでも初日、開放されたキャンパスには地域の人々が続々訪れ、笑い声と笑顔で一気ににぎやかな空間に。
 名物企画の「ロボットコンテスト」や「ちびっこてづくり教室」に「よさこいソーラン風神部」の迫力ある舞いが加わり、来場者は楽しい時間を過ごした。
 2日目は学生・市民お待ちかねの「プロコンサート・お笑い&トークショー」が開かれた。ゆったり感、バンビーノ、はんにゃ、カミナリが登場し、会場は笑いに包まれた。さらに恒例のビンゴ大会で最高に盛り上がった。
 3日目は、無念の雨。野外での企画展開は短縮されたが、屋内では人気のe-sports大会を開催。「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」を使って千葉工大最強の勇者を決める戦いが繰り広げられた。
 今年は本学が創立80周年を迎えたことで、3日間を通して記念企画を実施。千葉工大の歴史を写真で振り返る「メモリアル記念館」には、懐かしい行事、学生たちの姿が飾られ、未来へ向けて何をしたいかを書き込める場も用意された。このほか昔の遊びを再現するミニゲームや子ども向け「コマの絵付け体験」などの企画でにぎわった。
 実行委員長の稲泉さんは「3年ぶりの対面開催となりましたが、約1万人にご来場いただき、実りある大学祭になりました。関わっていただいた全ての方に感謝します。来年もよりよい大学祭にしたいです」と語った。
ギターを弾いて楽しいひとときを…… ハンマーを振るって、だるま落とし
ギターを弾いて楽しいひとときを…… ハンマーを振るって、だるま落とし
よさこいソーラン風神部の演舞 ロボットコンテストは満員の人
よさこいソーラン風神部の演舞 ロボットコンテストは満員の人
ドローンの飛行体験に挑戦 創立80年を振り返るメモリアル記念館
ドローンの飛行体験に挑戦 創立80年を振り返るメモリアル記念館
PPA

PPA

人工知能・ソフトウェア技術研究センター 吉川 友也

 このコラムを書いている今は、4年に1度のサッカーの季節。W杯が非常に盛り上がっている。
 今大会は、ゴールしてもすぐに一喜一憂させてくれない。「半自動オフサイドテクノロジー」で腕が僅かにオフサイドラインを出ていると言われる可能性があるし、ラインをボールが割ったかどうかもミリ単位で判定されるからである(日本はこの技術に救われた側)。
 調べてみると、スタジアムの屋根に数台のカメラが設置され、選手達をAIでトラッキングしていたり、センサ内蔵のボールで位置・回転・速度等を計測しているとのこと。もはや巨大な実験施設である。
 ここで取られたデータは、その試合の審判のためだけでなく、将来の新しい技術の研究にも使われるのだろう。
 4年後のW杯では、どんな技術が新たに登場しているだろうか。気が早いが、今大会以上の日本代表の活躍を期待するとともに、技術の進化も楽しみにしたい(研究者としては他人事ではないが……)。

四季雑感

四季雑感

教学センター 輕部 伸吾

 12月に入り街はクリスマスの飾り付けに彩られています。津田沼キャンパスのクリスマスイルミネーションも輝き、大学から津田沼駅に向かう道でイルミネーションを撮影している人の姿は、お馴染みになっています。
 今年はサッカーW杯開催の年、開催国の中東(カタール)は夏時期に気温が40度を越えるため、初めて冬時期の開催となりました。今大会で日本代表は、ベスト16で敗退してしまいましたが、グループリーグで強豪国であるドイツとスペインの2カ国と対戦して見事勝利を飾ったことに驚きと、日本のサッカーが世界に通用することを示した素晴らしい試合でした。また、日本人サポーターが試合後にスタジアムのゴミ拾いをする行為に対して、大会の運営委員会から表彰されました。サッカーの試合だけでなく、日本人サポーターのマナーの良さがクローズアップされたことに、同じ日本人として嬉しく思いました。次回のW杯こそは、悲願のベスト8に進出を!
 これから寒さが一層厳しくなりますが、皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

編集だより

編集だより

入試広報部 大橋 慶子

 2022年も、残すところあとわずかとなった。この一年を振り返ると、ついてないことが多かったような気がする。
 右足の骨折から始まり、骨折が原因で血栓症となり、人生で初めて救急車に!そのまま入院。これだけでもたいそうな出来事なのに、肩が突然痛くなり動かせず、着替えるたびに涙(大げさでなく)等、この他にも多々あるのだが、心配をかけるだけなので割愛。
 悪い運気から逃れるにはどうしたもんかと調べたところ、ツイていないと思うのではなく、自分自身が大きく変化する前兆なんだと、捉えるといいらしい。自分が置かれている状況から人生が好転していく節目。それが「運気の変わり目」だというのだ。
 今年最後、クリスマスに大好きなキンキキッズのコンサートに当選した。大晦日の紅白、年越しライブでも2人の姿を見ることが出来ると思うと、想像するだけで運気上昇といった気分。皆様におかれましても、良い年越しになりますよう、お祈りしています。