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2018.6.15

第23回文化の祭典 開く


発表、催し、咲き乱れ
開会式で大舘実行委員長
開会式で大舘実行委員長
 第23回文化の祭典(実行委員長・大舘賢人さん=金融・経営リスク科学科4年)は5月27日(日)、津田沼キャンパスでにぎやかに開催された。親子連れなど市民約3500人が訪れ、学生たちと一緒に催しを楽しんだ。
神田外語大生らも参加
 今年度のキャッチコピーは「文化繚乱」。実行委員たちは元の言葉「百花繚乱」を借りて、各集団の活動成果や文化の花が一斉に咲き乱れるような場を作りたいと願った。
 工学、文芸、音楽、アニメなど各分野のサークルが、練り上げた企画を6号館を中心に展示。
 特設ステージやパフォーマンス広場では、音楽サークルが軽快な演奏を繰り広げた。よさこいソーラン風神部は恒例の力強い演舞を披露。連携協定校の神田外語大からは今年もアカペラ、フラメンコ舞踊の団体が参加し、華やかに会場を盛り上げてくれた。
 親子に楽しんでもらう体験型イベントも多く、手芸部の展示・指導、鉄道倶楽部のミニ電車乗車体験、陶芸研究会の陶器づくりなどに行列ができた。
 今年の文化講演会は、工作の伝道師・久保田雅人さんを招いた。NHK Eテレの幼児向け番組「つくってあそぼ」「つくってワクワク」などで“ワクワクさん”として親しまれている人。
 来場した親子と一緒に工作を楽しんだ後、「つくってあそぼ」の番組の豆知識、裏話を明かし、笑いが絶えない講演会となった。
 祭典終盤に、一番輝いたサークルを来場者投票で決める「サークル総選挙」を開催。1位は手芸クラブ、2位は電子工学研究会、3位は演劇部だった。
大舘実行委員長の話
 今年は告知時期を改善した効果で、参加団体数、来場者とも前年度を大きく上回ることができました。文化系団体のための発表場所という目的は忘れず、これからも千葉工業大学の発展につながるよう尽力していきます。
熱気あふれるステージ
熱気あふれるステージ
 
神田外語大生のステージ
神田外語大生のステージ
ミニ電車の乗車体験   吹奏楽部員と小宮学長   模擬店
ミニ電車の乗車体験 吹奏楽部員と小宮学長 模擬店

300人お疲れ様!


第52回 成田山詣行脚
記念撮影
記念撮影
 津田沼キャンパスから成田山新勝寺までを徹夜で歩く第52回成田山詣行脚(実行委員長・井村彩聖さん=未来ロボティクス学科3年)は5月12、13日に行われ、学生・教職員約300人が約40キロの行程を歩き通した。
 精神力、体力の向上と無病息災を願い、親睦も兼ねて毎年行われる。新入生には、初めての大きな行事のひとつ。
 昨年の第51回は雨で中止になった。井村さんらは今年の無事を願い2月から体育会メンバーたちと準備してきた。
 当日は天候に恵まれ、神田外語大の学生・教職員も参加して、午後6時半に津田沼キャンパスをスタート。休憩を2度とって歩き続け、12時間半後の翌朝7時、全員が無事に成田山新勝寺に到着した。
 ゴール地点では瀬戸熊修理事長、小宮一仁学長らが「お疲れ様」と学生たちに声をかけた。苦しい道のりを歩き抜いた学生たちの表情は、達成感に満ちていた。
井村実行委員長の話
 「はじめの一歩」を踏み出したことで、部活動・サークル仲間や他の参加者、神田外語大の方々と親睦を深められたのではないかと思います。50年来の伝統行事を成功に導くことにプレッシャーも感じていました。しかし、満足感あふれる表情や、参加してよかったと声をかけられ、運営に携われたこと、仲間との協働作業を無事終えられたことに感謝するばかりです。
理事長に迎えられ
理事長に迎えられ
同窓会

同窓会

情報通信システム 工学科 中林 寛暁

 先日、本学同窓会の平成30年度通常総会が津田沼校舎で開催され、盛会のうちに終わりました。今回の総会で会長をはじめとして、副会長、役員、評議員の交代がありました。同窓会運営に携わってくれた方々のご尽力に感謝するとともに、ご健勝を祈願いたします。
 さて、私が本学に学生として入学してから25年以上が経過しました。その頃から、動くことが嫌いな私に一番縁遠いと思われるイベント、「成田山詣行脚」に先日、研究室の学生とともに参加しました。数年前までは、まさか自分が「成田山詣行脚」に参加するなんて夢にも思いませんでした。もちろん学生も含め全員完歩しましたが、体を動かすことで、心がリフレッシュされました。昨今、特に若い方に対して、「なぜ、さまざまなことに積極的に挑戦しないのだろう」と不思議に思うことが少なくありません。さらなる自分を探求するために、興味が持てないことであっても挑戦してみてください。取捨選択はその後に行ってください。きっと、新たな自分の発見や成長を得られるはずです。

四季雑感

四季雑感

学務課 鈴木 憲子

 今、NHKで放送されている「チコちゃんに叱られる」という番組をご存知ですか?私は、毎週楽しみにしています。
 チコちゃんは、永遠の5歳で白金在住の女の子、口が悪くたまに大阪弁、表情豊かでかわいらしく、家ではばあやが待っているお嬢様、エステに通っているそうです。
 この番組はクイズ形式のバラエティー番組でチコちゃんの表情がくるくる変化するのです。さらに彼女の口の達者さと毒舌に引き込まれてしまうのです。日常生活の雑学的な疑問が出題されて、出演者が答えるのですが、間違っているとタイトル通り真赤な顔になったチコちゃんが「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と叱るのです。
 先日、足をぶつけた私に、主人が「ボーっと生きてんじゃねえよ!」といきなり叫びました。ビックリしたものの、笑ってしまいました。今度は、へまをした主人に言い返したく、チャンスをうかがっています。
 チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と叱られないようにしっかりと生きようと思います。

編集だより

編集だより

入試広報課 大橋 慶子

 以前、知り合いのパン職人が登場してから毎週欠かさず見るようになった「7ルール」。テレビに出る事はなかなかないが、さまざまな分野で、自らのキャリアを輝かせている女性に密着する新感覚ドキュメント。番組に出演する女性たちが毎日をもっと輝かせるための「ルール」に注目する。
 近年ドラマでも人気を集めた「校閲ガール」。校閲は出版物の誤字脱字はもちろん、事実関係の誤りなども指摘し、未然に防ぐ仕事だ。業種も仕事内容ももちろん違うのだが、入試広報課に所属し、少なからず「文字」を扱う場面が多い私にとって、校閲という仕事にどのように取り組んでいるか、ドラマではない部分に非常に興味が沸いた。
 結果的には、彼女のまっすぐな姿勢と謙虚さ、真摯な仕事ぶりを目の当たりにし「こんなに丁寧に生きてきたことないわぁ」と、反省するのみ。
 ルールを課すことで、女性としての行き方を愉しみ、自分らしく輝くことが出来たらステキだ。みなさんにも、何か「ルール」はありますか?