NEWS CIT ニュースシーアイティ

2017.2.15

29年度入試 本学志願者
A日程 9年連続増


「センター利用」は減少
センター試験に取り組む志願者たち(1月14日、津田沼校舎6号館で)
センター試験に取り組む志願者たち(1月14日、津田沼校舎6号館で)
 1月14、15日(土、日曜日)の大学入試センター試験を皮切りに入試シーズンが始まった。本学も、センター試験を利用して入学志願者の合否を決める大学入試センター利用入試を実施。今年度本学会場では昨年度より90人多い受験生1990人を受け入れ、両日とも試験は順調に終了した。
 今年のセンター試験の志願者数は全国で約57万6千人。本学センター利用入試(前期)の志願者は2万2949人で、昨年より若干減ったものの多くの志願者が集まった。
 続いてA日程入学試験が1月31日(火)から4日間、本学試験場と新設した郡山会場を含む15の学外試験場(1月31日、2月1日)で実施された。出願受け付け開始から間もなく、東京会場(東京スカイツリータウンキャンパス)、高崎会場と次々に定員を満たし、最終的には7会場が定員を満たす結果となった。
 試験日は4日間とも好天に恵まれ、大きなトラブルもなく終了。今年度、A日程志願者数は2万7445人で、昨年を325人上回り、9年連続で増加した。
 志願者増の要因は、本学の知名度が全国に浸透してきたことなどが挙げられる。昨年1年間、本学の取り組みがテレビ・新聞などに数多く取り上げられた。熊本地震で倒壊寸前となった宇土市役所の調査に未来ロボット技術研究センター(fuRo)が送り出した災害対応ロボット「櫻壱號」や、惑星探査研究センター(PERC)開発の長期流星観測カメラ「メテオ」が国際宇宙ステーションに設置され観測が始まったことなどは特に大きく取り上げられた。
 ほかにも▽学生たちが活躍し、ロボカップ世界大会2016(ドイツ)でテクニカルチャレンジ5連覇を成し遂げた▽東京スカイツリータウンキャンパスで本学の研究成果を広く発信している▽新習志野キャンパスに新食堂棟・体育館・国際交流会館が新しくオープンし、より豊かな大学生活に、受験生だけでなく保護者からも期待が寄せられている――などが千葉工大のブランドイメージを向上させ、志願者を集めることにつながったとみられている。
平成29年度入学試験 学科別志願者数

プロ野球へ


川上さん野アさん 独立リーグ入り
(左から)瀬戸熊理事長、川上さん、野アさん、小宮学長、硬式野球部の竹内秀一監督
(左から)瀬戸熊理事長、川上さん、野アさん、小宮学長、硬式野球部の竹内秀一監督
 体育会硬式野球部の川上祐作さん(経営情報科学科4年)、野ア新矢さん(機械サイエンス学科4年)の2人が、プロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」に指名され、入団が決まった。
 川上さん(外野手・日大習志野高出身)は、元大リーガー・岩村明憲さんが監督を務める福島ホープスに特別合格選手として、野アさん(内野手・大田原高出身)は元ソフトバンク・辻武史さんが監督の栃木ゴールデンブレーブスにドラフト会議の地元推薦枠として指名され、今後の野球人生をかけることになった。
 2人は瀬戸熊修理事長、小宮一仁学長を表敬訪問。川上さんは「学生野球は終わり、これからは仕事として野球に打ち込みます。4年間千葉工大で培ったことを胸に、支えてくれた人々への感謝を忘れず、今年中にNPB〈下の注〉行きをかなえ恩返しします」。
 野アさんは「結果が全ての世界へ飛び込むことに重圧を感じますが、1試合、1球、一瞬にこだわり、全力でプレーしていきたいと思います」と決意を語った。
独立リーグ
セ・パ両リーグを持つ日本野球機構(NPB)や米メジャーリーグ、マイナーリーグに属さない地域組織のプロ野球リーグ。日本独立リーグ野球機構(IPBL)は2014年に設立。現在、準加盟を含め16球団が2リーグに分かれてプレーしている。

平成28年度 学位記授与式

平成28年度 学位記授与式
 平成28年度の学位記授与式は、3月22日(水)午後2時から、幕張メッセ・イベントホールで挙行されます。
 入場受け付けは、学生・父母とも1時半から開始します。開式(2時)以降の入退場はできません。なお、学生は当日「学生証」を必ず持参してください。