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新たに2529人
平成28年度 入学式
桜の満開を呼ぶ穏やかな日差しの下、平成28年度の千葉工業大学入学式が4月1日、幕張メッセ(千葉市美浜区)イベントホールで行われた。工学部が専門性を高めた3学部に改編され、5学部17学科で迎える初めての入学式。多くの保護者に見守られ、学部、大学院合わせて2529人が希望を胸に新たな学生生活へと踏み出した。
幕張メッセで行われた平成28年度入学式 |
「目標の道を真っ直ぐ」決意表明
今年度の新入生は工学部6学科839人、創造工学部3学科430人、先進工学部3学科388人、情報科学部2学科319人、社会システム科学部3学科316人と、大学院生237人(修士課程3研究科226人、博士後期課程3研究科11人)。
小宮一仁学長は式辞で、平均5.7倍の競争倍率をくぐり抜けた新入生をたたえ、グローバル化する現代社会で生き抜くための力について説いた。「科学技術を正しく使いこなすには、物事の本質を考える判断力が必要。視野を広げるため、専門分野だけでなく語学や幅広い教養を身につけてほしい」と語り、課題への挑戦を呼び掛けた。
瀬戸熊修理事長は祝辞で、今年の志願者が昨年を2万5000人以上も上回り、志願者増加数では全国トップになったことを報告。労働力人口が減少していくなか「先進的な社会システムをつくり、運用する優れた理工系人材が求められる」として、「経験や知識を柔軟に組み合わせ、新しいものを創造する体験を積むことが大切」と学生に奮起を促した。さらに、未来を切り開く千葉工大として、5つ目となる研究機関「次世代海洋資源研究センター」の設立を目指す考えを示した。
在学生を代表し、平山宏貴君(金融・経営リスク科学科4年)が「目的を見失わないこと、出会いを大切にすることをアドバイスとして伝えたい。能動的に学び、自分とは違う価値観の人にも壁をつくらずに支え合うことで、大学生活がかけがえのないものになる」と歓迎の言葉を贈った。
新入生を代表して、和田悠希君(情報工学科)が「新たなステージで勉学への意欲、向上心、取り組み続ける精神力を培いたい。仲間と切磋琢磨し、一人の人間として優れた人格を確立し、目標とする道を真っ直ぐに歩んでいくことを誓います」と決意を語った。
入学式が終わる頃には曇り空に変わったが、緊張がほどけた新入生は笑顔満開。真新しいスーツと弾む足取りで、午後の予定が待つ新習志野キャンパスへと向かった。
小宮一仁学長は式辞で、平均5.7倍の競争倍率をくぐり抜けた新入生をたたえ、グローバル化する現代社会で生き抜くための力について説いた。「科学技術を正しく使いこなすには、物事の本質を考える判断力が必要。視野を広げるため、専門分野だけでなく語学や幅広い教養を身につけてほしい」と語り、課題への挑戦を呼び掛けた。
瀬戸熊修理事長は祝辞で、今年の志願者が昨年を2万5000人以上も上回り、志願者増加数では全国トップになったことを報告。労働力人口が減少していくなか「先進的な社会システムをつくり、運用する優れた理工系人材が求められる」として、「経験や知識を柔軟に組み合わせ、新しいものを創造する体験を積むことが大切」と学生に奮起を促した。さらに、未来を切り開く千葉工大として、5つ目となる研究機関「次世代海洋資源研究センター」の設立を目指す考えを示した。
在学生を代表し、平山宏貴君(金融・経営リスク科学科4年)が「目的を見失わないこと、出会いを大切にすることをアドバイスとして伝えたい。能動的に学び、自分とは違う価値観の人にも壁をつくらずに支え合うことで、大学生活がかけがえのないものになる」と歓迎の言葉を贈った。
新入生を代表して、和田悠希君(情報工学科)が「新たなステージで勉学への意欲、向上心、取り組み続ける精神力を培いたい。仲間と切磋琢磨し、一人の人間として優れた人格を確立し、目標とする道を真っ直ぐに歩んでいくことを誓います」と決意を語った。
入学式が終わる頃には曇り空に変わったが、緊張がほどけた新入生は笑顔満開。真新しいスーツと弾む足取りで、午後の予定が待つ新習志野キャンパスへと向かった。
在学生代表 平山 宏貴君 | 新入生代表 和田 悠希君 |
完成したばかりの新食堂棟で食事 |
恒例・クラブの勧誘合戦 |
桜が咲く中、会場へ向かう新入生親子 |
「ILY―A」 世界3大デザイン賞も
独iFデザインアワードを受賞
本学未来ロボット技術研究センター(fuRo)とアイシン精機(株)の共同プロジェクトである「ILY―A(アイリーエー)」=写真=が2月末、世界3大デザイン賞の1つ「iF(アイエフ)デザインアワード2016」を受賞した。ILY―Aは昨年12月、「グッドデザイン・未来づくりデザイン賞」を受賞しており、年をまたいでの連続快挙となった。
iFデザインアワードはドイツのiFインターナショナル・フォーラム・デザインの主催で1953年から毎年開催されており、世界3大デザイン賞の1つに数えられている。
全世界の工業製品などを対象に優れた作品を選定しており、今回は53カ国から5295点のエントリーがあり、1821点が受賞した。
ILY―Aが受賞したのは、その中の未来志向の作品を集めたプロフェッショナル・コンセプト部門。
近未来のパーソナルモビリティーとして開発されたILY―Aは、ベビーカーとほぼ同じ大きさながら、ビークル、キックスケーター、カート、キャリーの4つの形態に変化し、若者からアクティブシニアまであらゆる年代が、さまざまなシーンで活用することを想定している。
iFデザインアワードはドイツのiFインターナショナル・フォーラム・デザインの主催で1953年から毎年開催されており、世界3大デザイン賞の1つに数えられている。
全世界の工業製品などを対象に優れた作品を選定しており、今回は53カ国から5295点のエントリーがあり、1821点が受賞した。
ILY―Aが受賞したのは、その中の未来志向の作品を集めたプロフェッショナル・コンセプト部門。
近未来のパーソナルモビリティーとして開発されたILY―Aは、ベビーカーとほぼ同じ大きさながら、ビークル、キックスケーター、カート、キャリーの4つの形態に変化し、若者からアクティブシニアまであらゆる年代が、さまざまなシーンで活用することを想定している。
平成28年度夏期英語研修inグアム
- 期 日
- 2016年8月2日(火)〜8月27日(土) 26日間
- 研修先
- グアム大学
- 宿泊先
- レオパレスリゾート・グアム
- 費 用
- 37万円前後(為替及び参加人数により変動あり)
- 募集数
- 32人
- 内 容
- グアム大学で英語研修・グアム文化授業(※英語科目の2単位に認定)
- グアム大学生との交流
平成28年度夏期中国語研修in台北
- 期 日
- 2016年8月2日(火)〜8月10日(水) 9日間
- 研修先
- 国立台北科技大学(台湾)
- 宿泊先
- 大学寮
- 費 用
- 12万円前後(為替及び参加人数により変動あり)
- 募集数
- 10人
- 内 容
- 国立台北科技大学で中国語研修(単位付与予定)
- 台湾文化体験・市内視察
平成28年度夏期国際インターンシップinベトナム
- 期 日
- 2016年8月2日(火)〜8月27日(土) 26日間
- 場 所
- ベトナム(ハノイ市内)にある現地企業または日本企業現地営業所
- 費 用
- 渡航費及び現地滞在費(宿泊代・食費・生活費)で25万円前後
- 募集数
- 若干名
- 内 容
- FPT大学での英語研修(1週間)
- FPTソフトウエアほかIT関連企業でインターンシップ(3週間)
- 資 格
- 学部2年生以上及び大学院生でTOEIC400点以上相当