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2016.2.15

本学志願者大幅増


センター利用、A日程入試
ともに2万5千人超す
1月31日に実施されたA日程入学試験(本学第3会場で)
1月31日に実施されたA日程入学試験(本学第3会場で)
 1月16、17日(土、日曜日)の大学入試センター試験を皮切りに、いよいよ入試シーズンが始まった。本学でも、センター試験を利用して入学志願者の合否を決める大学入試センター利用入試を実施。今年度は受験生1900人を受け入れた。
 16日はリスニング機器の不具合の申し出があり再開テストを実施、17日は順調に終了した。
 今年のセンター試験の志願者数は全国で約56万人。本学センター利用入試(前期)の志願者は2万5186人で、昨年を7635人上回り、センター利用入試では6年連続で過去最多を更新した。
 続いてA日程入学試験が1月31日(日)から4日間、本学試験場と14の学外試験場(1月31日、2月1日)で実施された。出願受け付け開始から間もなく、東京会場(東京スカイツリータウンキャンパス)、大宮会場と次々に定員を満たし、最終的には7会場が定員を満たす結果となった。試験日は4日間とも好天に恵まれ、大きなトラブルもなく終了。今年度、A日程志願者数は2万7120人で、昨年を1万718人上回り、8年連続で増加した。
 志願者増の最大要因は、工学部が「工学部」「創造工学部」「先進工学部」の3学部体制に改編されたこと。時代のニーズに合わせ専門性を高めた学部学科構成に、大きな注目が集まった。
 また昨年1年間、本学の取り組みがテレビ・新聞などに数多く取り上げられたことも寄与した。未来ロボット技術研究センター(fuRo)が開発しグッドデザイン賞を受賞した近未来型モビリティー「ILY-A」や、惑星探査研究センター(PERC)開発の流星観測衛星「S-CUBE」が宇宙航空研究開発機構(JAXA)の無人補給機で国際宇宙ステーションに打ち上げられたことは、特に大きく取り上げられた。
 ほかにも学生たちが活躍し、ロボカップ世界大会2015(中国)で完全優勝、世界戦で見事2連覇を成し遂げたこと、東京スカイツリータウンキャンパスで本学の研究成果を広く発信していること、新習志野キャンパスに新食堂棟・体育館・国際交流会館が建設中で、より豊かな大学生活に期待が寄せられていることなどが挙げられる。
 これらが、受験生や保護者が本学に抱くブランドイメージを向上させ、志願者増につながったとみられている。

国立釧路工業高専、都立産業技術高専と


人材育成へ連携協定結ぶ
 本学は1月21日に国立高等専門学校釧路工業高等専門学校(岸徳光校長、生徒数約千人)と、同25日には東京都立産業技術高等専門学校(田原正夫校長、生徒数約1600人)と、教育・研究活動全般に係る「包括的な連携に関する協定」を締結した。
 地域の工科系教育で連携し、次代を担い国際社会で活躍できる人材を育てるのが目的。
 都立産業技術高専での締結式では、田原校長=写真左=と小宮一仁学長=同右=が協定書にサインし、握手を交わした。

平成27年度 学位記授与式


 平成27年度の学位記授与式は、3月22日(火)午後2時から、幕張メッセ・イベントホールで挙行されます。
 入場受け付けは、学生・父母とも1時半から開始します。開式(2時)以降の入退場はできません。なお、学生は当日「学生証」を必ず持参してください。