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本学フォーミュラ本格復帰
大会出場を果たした自慢のマシンを前に |
FCITは2010年まで同大会に4回の出場実績があったが、11年から出場が途絶え、昨年の大会で4年ぶりに復帰。今回の出場で本格的に息を吹き返した。
学生がチームを組んで企画・設計・製作したフォーミュラスタイルの小型レーシングカーの性能を競うこの大会には、毎年全国の理工系大学がチームを送り込んでいる。今年は韓国、台湾、フィリピン、タイなどの海外勢15チームを含む90チームがエントリーした。
大会では、走行性能だけでなく、車両コンセプト・設計・コスト審査など、ものづくりの総合力が試される。このため車検に加え、コスト・プレゼンテーション・デザインなどの静的審査に合格したマシンだけが実際の走行競技(動的審査)に進むことができる。
FCITは今年の大会にリーダーの村上祐貴君(機械サイエンス学科4年)以下18人の学生と、ファカルティーアドバイザー(FA)を務める村越茂・工作センター担当課長の態勢で臨んだ。
「FCITR―02」と名付けたマシンは、カウルにガラス繊維を樹脂で4層に固めた強化プラスチックを用い、排気量500tのヤマハ発動機製エンジンに、全出場車中2台だけというCVT(無段変速機)を採用している。設計コンセプトは「イージードライブ」と「高ユーザービリティー」。
残念ながら審査の段階でいくつか問題点を指摘され、走行競技には進めなかったが、「復帰第1戦の昨年に比べれば長足の進歩」(村上君)。
今年のチームの大部分が2年生で、引き続き残留することもあり、「来年は必ず走行競技に進んで、30位以内を目指します」(16年リーダーの井崎正隆君=機械サイエンス学科2年)と張り切っている。
FCITの活動は、チームのウェブサイト(http://fcitr079.wix.com/fcit-r)をご覧ください。
車体を裏から点検整備 |
理工学教室 今年も
催しのタイトルは▽一日放送体験▽ミステリー電子工作▽牛乳でつくるキーホルダー作り――など。理工系らしく工夫を凝らした企画に文化会とCITものづくりチームが協力。夏休み中の親子ら延べ40人が参加した。
市民に生涯学習の機会を提供し科学技術に触れてもらおう、と学生有志と卒業生らが、市民を交え実行委を組織して平成25年度から開始。昨年度に続き、今年度も習志野市の市民参加型補助金対象事業に採択された(市が6月14日、京成津田沼駅前・サンロード津田沼で公開プレゼンテーションを開き補助対象を決定)。
“先生”としてイベントに参加した猪飼智美さん(生命環境科学科1年)は「人の前に立って教えることは難しく、うまくいかなかったところもあったが、いい経験が出来たと思う。私自身、作ることや科学の実験が好きなので、モノづくりの楽しさを子どもたちにも感じてもらえたらうれしい」と話した。
理工学教室を楽しむ子どもたち |
クラブの活動状況
同窓会 |
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我が家に柴犬が来て二年半。時間がある時は家内と一緒に散歩に行く。散歩で気づいたことは、若い世代からお年寄りまで、ご夫婦で楽しそうに散歩している姿が多いことである。最初は挨拶を交わす程度だが、顔見知りとなれば話もする。名前も知らないのに、職業や家族構成を知っている人も多い。同じ目的や趣味を共有している者同士の一体感なのだろうか? |
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四季雑感 |
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天高く馬肥ゆる秋が訪れた。秋といえば食欲の秋、そしてスポーツの秋。暇を見つけてはテニスに勤しむ我が身には絶好の季節といえる。テニスを始めて22年。本来なら結構な上級者だと主張したいところだが、市民大会でもB級どまり。テニス歴がせいぜい10年程度しかないであろう大学生にも勝てないのは残念な限りだ。 |
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編集だより |
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日本最大級の町おこしイベント「B-1グランプリ」が十和田で開催された。記念すべき第10回目にゴールドグランプリに輝いたのは「熱血!!勝浦タンタンメン船団」。 |
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