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2015.3.15

新習志野に運動場完成


こけら落としにソフトボール戦
 新習志野キャンパスの学生寮わきに野球場、テニスコート4面、フットサルコート2面の運動施設が完成。東京湾に近く、青空が広がる野球場で2月10日、こけら落とし戦として4会学生・寮生チーム対職員野球部のソフトボール試合が行われた。
 同日正午、瀬戸熊修理事長が始球式のボールを投げ、学生チーム先攻で試合開始。わずか3回戦だったが、職員野球部が9点を決めて圧勝。苦戦する学生チームから“ドンマイ”と大きな声が上がり、新球場に終始、歓声が響いた。
 年間を通し、快適に体を動かせる場が広がったことで、大学生活の充実が期待される。これらの運動施設は、4月から一般学生に供用を開始。用具も貸し出す。利用申し込み、詳細は新習志野学生課まで。

来場40万人達成


タウンキャンパス
 東京スカイツリータウンキャンパス(東京都墨田区押上・ソラマチ8階)が2月11日、来場40万人を達成した。
 40万人目は、江戸川区平井から来た加藤千博君(小学3年)。お母さんと2人で散策がてらソラマチへ足を踏み入れ、8階に上がって「魅力的な施設」を発見したという。
 記念品贈呈式で、瀬戸熊修理事長から40万人目の記念プレート、宇宙飛行士が使用する宇宙ペン、火星儀などの本学オリジナルグッズが入ったバッグを手渡された=写真は瀬戸熊理事長と加藤君母子
 ロボットも宇宙も大好き!という千博君は、館内で係員の説明を受けアトラクションを体感。5時からの映画を最後に、2時間以上も館内で過ごし、親子とも「迫力があった!」と喜びの声を残して館を後にした。

「ひまわり保育園」開園


千葉銀と共同 理事長らテープカット
テープカットする(左から)瀬戸熊理事長、佐久間頭取、中村CEO
テープカットする(左から)瀬戸熊理事長、佐久間頭取、中村CEO
 桃の節句の3月3日、津田沼キャンパス4号館2階に完成した「千葉工大ひまわり保育園」の開園式が行われた。本学と千葉銀行が共同の事業所内保育所として開設準備を進めてきたもの。大勢の関係者が見守るなかで、瀬戸熊修理事長と千葉銀行の佐久間英利頭取、運営実務に当たる(株)ポピンズの中村紀子・代表取締役CEOがテープカットし開園を祝った。
 この保育園は、教職員の「仕事と家庭の両立」推進のために、学内保育所の開設を検討してきた本学と、同様に女性の活躍支援に積極的に取り組んでいる千葉銀行のニーズが一致して開設が決まった。ポピンズは130カ所を超える認可・東京都認証保育所を運営しているが、大学と銀行が保育所を共同運営するのは全国で珍しいという。
 本学では近年、女性教員が増えており、女性職員の一層の活用も求められている。子供を安心して預けられる施設がキャンパス内にあることは、政府の次世代育成支援対策に沿うことにもなる。
 一方、学生から見れば、キャンパス内を保育士に連れられて散歩する幼児の姿などを目にすることで、子育てへの関心を高めたり、自分の専門と幼児教育との関わりを考えたりする契機になることも考えられる。
 この日の開園式には、3月から正式に入園した4人の乳幼児とお母さん(本学1組、千葉銀行3組)のほかに体験入園の5組の母子が出席。それぞれに瀬戸熊理事長と佐久間頭取が記念品を贈った。利用者からは、「近くに施設があり安心する」「大学なのでセキュリティーも高い」との声があがった。
 開園式後には、内覧会が行われ、淡い色調の乳児室や保育室など乳幼児のための心配りが行き届いた清潔な施設に、感嘆の声が上がっていた。

木更津高専と連携協定


本学、学生受け入れや研究交流
 本学は、木更津工業高等専門学校と「包括的な連携に関する協定」を結び、2月24日、小宮一仁学長=写真左=と前野一夫校長=同右=が出席して締結式を行った。
 木更津高専は昭和42年創立。機械、電気電子、電子制御など5年制の準学士課程5学科と、機械・電子システム工学、制御・情報システム工学など2年制の3専攻科があり、合わせて1100人余が学んでいる。
 工学系研究教育環境の充実のほか、国際交流にも力を入れており、工業英語への積極的な取り組みをベースに、台湾やシンガポール、マレーシア、ドイツなどと交流を深めている。
 今回の連携はこのような木更津高専側の教育理念と、本学が進めている最先端技術開発やグローバル化推進などの理念の方向性が一致しているとの認識をもとに、これからの日本社会の中核を支える工科系人材に求められる共通した資質の向上、国際社会に通用する人材の育成に力を合わせて当たっていこうというもの。
 提携の主な内容は▽学生の受け入れ▽教職員、研究者および学生の交流▽共同研究▽研究施設、設備の相互利用▽研究資料、刊行物および研究情報の交換▽社会貢献活動など。
 木更津高専では卒業生の進学志向も高まっており、準学士課程卒業生の25%が4年制大学に編入学。専攻科卒業生の33%が大学院に進んでいる(いずれも平成25年度)。
 小宮学長は「本学には大学院も研究機関もあるので、優秀な高専卒業生の進路にもなると思う」と話している。