定年退職者
3月に定年を迎えられた教職員の皆様を紹介します。いろいろな思い出や学生へのエールなど、温かい言葉を残して下さいました。(敬称略)
教員(10人) |
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寺島 慶一
(機械サイエンス学科・教授) |
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船見 国男
(機械サイエンス学科・教授) |
卒業研究の指導の厳しさは一流。学生には無駄な努力や経験は一つもなく、将来何らかの形で役に立つと教える。解明が待たれる、たたら製鉄の歴史研究に取り組む。 |
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親分肌でおおらかな先生を誰もが頼りにしていた。担当科目の単位取得の難解さは学生泣かせと有名だったが、きめ細かい指導は、教員からも一目置かれている。 |
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山本 恭永
(機械サイエンス学科・准教授) |
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高久 洋
(生命環境科学科・教授) |
唯一の趣味がオーディオ。音の柔らかい真空管アンプに目がなく、作製実績も多い。温和で真面目、シャイな可愛い一面も。マナーには人一倍厳しく学生指導をしていた。 |
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飽くなき探究心と研究への情熱は学生たちの憧れ。野球にも手を抜かない心技体パーフェクトのスーパーマン。千葉工大にバイオテクノロジーの新風を吹き込んでくれた。 |
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渡邉 勉
(建築都市環境学科・教授) |
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古市 徹雄
(建築都市環境学科・教授) |
優しく親しみやすい性格と、にじみ出るような笑顔の持ち主。学生にとっても「お父さん」的存在。研究指導には厳しく、公平な態度は、誰からも信頼されていた。 |
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昨日研究室にいたかと思うと今日は海外。目まぐるしいスケジュールをこなすバイタリティーには驚かされる。千葉工大の「建築」に新しい光を呼び込んだ人物といえる。 |
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富山 健
(未来ロボティクス学科・教授) |
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仁井田和雄
(プロジェクトマネジメント学科・教授) |
洋書に囲まれたオフィスでワインを飲みながら……紳士を絵にかいたようなDr.T。研究室はいつも学生でいっぱい。学生に限らず数学や英語を教わる教員も多かった。 |
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物静かで温厚、誰が見ても優しいオジサマ。笑顔がチャーミングと学生たち。面白く分かりやすい授業をモットーに「手と足とを一緒に使え」と、常に学生に伝えてきた。 |
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服部 光郎
(プロジェクトマネジメント学科・教授) |
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鵜沢 惇
(教育センター・教授) |
物静かでスマート。先生のまわりはいつもほんわかしたムードに包まれている。学生には常に「責任感を!」と指導。厳しさの中に、学生への優しさが満ちあふれている。 |
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先生の周りにはいつも人があふれている。照れ屋で褒められるとニコニコしながら怒る。厳しい姿勢で授業に臨みながら、学生から慕われ愛されている摩訶不思議な存在。 |
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職員(9人) |
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野ア 善夫
(監査室・部長) |
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鈴木 清太
(施設部・部次長) |
お酒の席が大好き。人と話すことは、もっと好き! ひとなつっこい笑顔で誘われると老若男女問わず「はい!」と即答。人を引き付ける不思議な魅力をもっていた。 |
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穏やかで真面目、そして優しい。鈴木さんの周りにはいつも心地よい空気が流れている。施設畑一筋、本学の施設改革に尽力した。 |
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岡澤 文子
(総務部人事課・担当課長) |
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丸 一登
(法人事務局・事務職員) |
優しさと温かさ、大きな愛で周りのみんなを包んでくれる。若い女子職員にとっては、すてきなお母さん。ベテラン教員からも頼りになる存在と信頼されていた。 |
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無口で見るからに恐そうな面持ちも、ぶっきらぼうなしぐさも、言葉の端々から感じられる優しさで打ち消してしまう。「食」に詳しく、いろいろな知識を披露してくれた。 |
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作間 優一
(総務課【芝園】・警備主任) |
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大久保年朗
(施設課【芝園】・技術主任) |
気は優しくて力持ち、作間さんは正義の味方だ。真っ直ぐで、常に正しく、全ての人から頼りにされていた。強面の裏に隠された笑顔に出会えると、誰もがうれしくなる。 |
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学内の施設のことなら、何でもお任せ。まさにプロフェッショナル! フットワークの良さと頭のキレで、どんな行事も成功に導いてくれた、縁の下の力持ち。 |
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武市 由光 (施設課・技術員) |
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泉 末明
(総務課【芝園】・警備員) |
優しく親しみやすい雰囲気そのままに、独特のゆったりした空気感は誰もが安心できる癒やし系。快適な学内環境を!と常に心がけ、裏方として施設管理に力を尽くした。 |
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朝一番に笑顔で「おはよう!」と。優しい声掛けが学生はもちろん、教職員にとっても一日の活力に。冷静沈着な人柄で、誰からも慕われていた。 |
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岡本 能司
(総務課・警備員) |
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学生はもちろん、教職員らを常に優しい笑顔で見守り続けてくれた。大きな体でさり気ないあいさつが心地よく、来校者への気配りもピカイチ。照れ屋さんな一面も。 |
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おわび
2月15日号2面「森田君が連覇=@学生懸賞論文最優秀賞」の記事で「松・寛之君」とあるのは「松ア寛之君」の誤りでした。おわびして訂正します。
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PPA
情報ネットワーク学科 山崎 治
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2月のはじめ、日本各地を大雪が襲ったことは記憶に新しいかと思います。大学では、後期の授業も一区切りし、4年生が卒業にむけた審査会に臨むため、準備に勤しんでいる時期でした。
研究室での作業の合間にふと窓から見下ろすと、レンガ門から続くキャンパスの目抜き通りも、学バスの乗車場も、なにもかもが白く塗りつぶされていました。天候が落ち着くのを待ちましたが、結局、強い風と雪にあおられながら、その日は帰途につきました。翌々日には、審査会が行われたのですが、早朝の通学路は半ば凍りついた雪で覆われており、幾度となく足をとられながら大学へたどりつきました。
ところが大学内では、主要な道を覆っていたであろう重く湿った雪はすでに掻かれており、普段と同じように歩くことができました。職員の方や清掃の方の骨折りのお蔭で、学内が安心に快適に保たれていることに改めて気づかされました。
目に留まりにくい形かもしれませんが、いつものように活動できる環境を整えることも「支え」の形の一つとして、とても大切だと感じました。
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四季雑感
経営情報科学科 秋葉 知昭
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お茶を入れながら窓外の鉛色の空を眺めて「想定外」という言葉をこの3年の間に何度聞いたのだろうと考えました。
「失敗学」の畑村先生はものごとを考えるため制約条件設定≠ェ「想定」であるとしています。先日の「想定外」の大雪は一部地域を長期間孤立させましたが、雪国育ちの私は「予報で大雪と出ていたのに!」と疑問でした。それは市民の「想定」した制約(準備と対策コスト)を超えていたわけです。「10年に一度」のためにスタッドレス等を準備するのは確かにムダです。しかし市民の「想定」を皆が共有して行動できていたのでしょうか。
震災から3年。大地震も大津波も「想定外」でした。しかし先人が様々な手段で伝えていた情報を見落としたのは「誰か」ではなく現代の我々です。「想定外」の時に相互支援できる人々の姿は良い社会だと思いますが、工学に専心する一人として、評価技術を提案する際に「想定」を周知して未然の対策を促す責務の重要性を感じ、茶の香をくぐりながら自戒しました。
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編集だより
入試広報課 大橋 慶子
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桜の開花予想は北上の兆しを見せているのだろうか? 3月だというのにとにかく寒い。こんなに寒い一年の締めくくりがあっただろうか?
こんな3月に、多くの学生とお別れするのかと思うと、なんだかひときわ切ない。
毎年、「学位記授与式」に取材担当として出席しているが、学生達が新しい世界へと旅立つ瞬間に立ち会えることを幸せに思う。オープンキャンパスや見学会等に積極的に参加してくれた学生や、取材対象として接した学生。広報スタッフとして協力してくれた学生等、大勢の卒業生の中から少しでも繋がりを持てた学生を探し出すのは「宝箱」から思い出を拾い集めるようでワクワクする。
…思い出は
ひとつの魔法…
以前、ある教授が下さった大好きな絵本に描かれていた言葉。
学生達の誰もが大切にしまっている思い出がたくさんあると思う。思い出がつまった「宝箱」をひっくり返した時、本学での4年間がひときわ輝くものであって欲しい。
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