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2013.11.15

最後の「千種寮祭」


催しや演舞、熱気
地域の人 惜しむ声
 来年3月に閉寮となる千種寮(千葉市花見川区千種町)で10月11〜13日の金、土、日曜日、最後の寮祭=第50回千種寮祭(主催・千種寮寮友会=玉城達朗寮長・電気電子情報工学科3年)が開かれ、寮生と地域の人々延べ約1200人が祭りを楽しんだ。来春には新習志野キャンパスに「桑蓬寮(男子寮)」「椿寮(女子寮)」が完成予定で、寮祭の歴史は新習志野に場所を移して受け継がれていく。
地域の人々も訪れ、にぎわった千種寮祭“テント村”会場
地域の人々も訪れ、にぎわった千種寮祭“テント村”会場
 千種寮で寮祭50年。今回で最後、と寮生全員が気持ちを引き締めて、お祭りに臨んだ。前夜祭の11日、執行部を中心にスケジュールが最終確認され、来場者への対応などが入念に打ち合わせられた。
 一般公開の12日、コスプレコンテスト、学友会企画、ビンゴ大会などがにぎやかに開幕。千種寮一の“美”を競う女装コンテストが華を添えた。
 最終日の13日には、区内「グループホームゆかりの里」の老人・職員や県立犢橋高校吹奏楽部による演奏が行われた。勇ましい千代田太鼓や、寮生によるバンドライブ、大抽選会も会場を盛り上げた。よさこいソーラン同好会の演舞が始まると、熱気は一気に高まり、寮生も地域の一般来場者も一体となって祭りを楽しんだ。
 千種寮で青春を過ごした同窓生も、これで最後と、例年より多数が参加。昔の寮生活を懐かしむ姿や、学友と久々の再会を喜ぶ場面があちこちに見られた。地域の人々からは「毎年、寮祭に参加するのが楽しみだった」と、閉寮を惜しむ声が聞かれた。
 後夜祭では、恒例「みこし」を寮生たちがグラウンドに担ぎ出し、ファイアストームを開始。逍遥歌や棟歌などが、力いっぱい夜空に響いた。
 千種寮は旧制大学時代から数え6代目の寮。屋敷林に囲まれた敷地北側に1963(昭和38)年から67年にかけて鉄筋コンクリート造り4階建ての1〜4号棟と、平屋建て事務・管理棟などが建てられた。一時は650人、近年も約300人の寮生が生活をともにし、新習志野(芝園)、津田沼の両キャンパスへはバスで移動。敷地内には武道館、野球場、運動場があり、大学のイベントに使われてきた。
 玉城達朗寮長の話 寮祭が天候に恵まれて無事に終了し、協力してくださった方々に感謝しています。事前に多数のOBの方々から「最後の寮祭だからすごく楽しみにしているよ」「同期の卒業生を連れて遊びに行くから、よろしくね」と声をかけていただきました。プレッシャーになりましたが、一寮生として自身も最後の寮祭を満喫することができました。大抽選会で当選者が決まり終了した瞬間、感慨が湧き上がり、参加者に感謝の気持ちでいっぱいでした。後夜祭では、喉が枯れるまで叫びました。
お楽しみ大抽選会 後夜祭へ、みこしで繰り出す
お楽しみ大抽選会 後夜祭へ、みこしで繰り出す
熱唱!バンドライブ ファイアストーム
熱唱!バンドライブ ファイアストーム

秋晴れ、いい汗


第49回スポフェス開く
フットサルの熱戦
フットサルの熱戦
 第49回スポーツフェスティバル(実行委員会=神山拓哉委員長・情報工学科3年)は10月8日(火)、茜浜運動施設と新習志野キャンパスで開催された。競技参加者は延べ800人。さわやかな秋晴れの中、学生も教職員らも、日頃の運動不足解消を図り、気持ちのいい汗を流した。
 今年度は、例年行っていたミニサッカーをフットサルに変更、競技種目にソフトボールを加えた。ミニゲームも充実させて、各競技の待ち時間が楽しくなるよう工夫した。
 本学オリジナルキャラクターのチバニーが学生や教職員の応援に活躍。兄弟キャラ・千葉県のチーバくんもかけつけ、会場を盛り上げた。
 実行委員長の神山君は、「この1日のために5カ月間準備し、全力を尽くしました。苦労が多かった分、達成感もひとしおです。多くの方に楽しんでいただけてホッとしました。仲間たちの協力のおかげと感謝しています。来年は50回という記念の年。多くの学生に参加してほしい」と語っていた。
 今年も恒例のイオンキャンペーン「ペットボトルキャップで世界の子供たちに笑顔を!!」に参加。スポフェス開催中に約31キロものキャップを回収した。
チバニーとチーバくんが応援
チバニーとチーバくんが応援
OPEN CAMPUS
津田沼祭