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「Cリーグ」今年度は5大学で
櫻井さん 最優秀賞
トロフィーと賞状を手に櫻井さん。左は模型作品 |
千葉県内4大学(本学、千葉大、東京理科大、日本大)の設計課題合同講評会「千葉リーグ(通称Cリーグ)」に、今年は東京電機大も仲間入り。5大学「Cリーグ」として2月26日、東京都足立区千住に昨春開校した電機大の新キャンパスで開催された。
Cリーグは、各大学の建築系学科が3年次に「小学校」を共通課題として設計し、学生の優秀作を4作ずつ持ち寄ってプレゼンテーション、ゲストの一流建築家たちが作品を前に講評し合う。本学建築都市環境学科・古市徹雄教授の主導で始まり今年度で5回目。
古市教授を進行役に学生たちは作品の意図や模型を説明。これを囲み教員や建築家たちの辛口のコメントが飛び交った。
最優秀賞は本学の櫻井彩さん(建築都市環境学科3年)が獲得しトロフィーを授与された。昨年に続き千葉工大の連覇となった。
櫻井さんの設計テーマは「自然と共に育つ小学校」――出身小学校の敷地をどれだけ生かせるか懸命に取り組んだ。「模型作りで土をどう表現するか、自分の意図を、どうパネルに表すか……試行錯誤の結果です。協力してくれた人たちに感謝しています。この経験を無駄にせずにがんばりたい」と話していた。
トロフィーを授与するのは今年度が初めてで、次年度(千葉工大で開催予定)以降、最優秀賞受賞校に引き継がれる。
Cリーグは、各大学の建築系学科が3年次に「小学校」を共通課題として設計し、学生の優秀作を4作ずつ持ち寄ってプレゼンテーション、ゲストの一流建築家たちが作品を前に講評し合う。本学建築都市環境学科・古市徹雄教授の主導で始まり今年度で5回目。
古市教授を進行役に学生たちは作品の意図や模型を説明。これを囲み教員や建築家たちの辛口のコメントが飛び交った。
最優秀賞は本学の櫻井彩さん(建築都市環境学科3年)が獲得しトロフィーを授与された。昨年に続き千葉工大の連覇となった。
櫻井さんの設計テーマは「自然と共に育つ小学校」――出身小学校の敷地をどれだけ生かせるか懸命に取り組んだ。「模型作りで土をどう表現するか、自分の意図を、どうパネルに表すか……試行錯誤の結果です。協力してくれた人たちに感謝しています。この経験を無駄にせずにがんばりたい」と話していた。
トロフィーを授与するのは今年度が初めてで、次年度(千葉工大で開催予定)以降、最優秀賞受賞校に引き継がれる。
サーテック2013開く
機サ研究室が展示
最終日、院生の今宮さんが実演コーナーで解説 |
日本が世界に誇る表面技術の総合展示会「SURTECH(サーテック)2013」(表面技術協会主催)は1月30日〜2月1日、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた。協会から依頼を受けた機械サイエンス学科の井上泰志、坂本幸弘両教授の研究室は“表面工学研究グループ”としてドライプロセスについて特別展示、熱CVD(化学気相成長法)によるカーボンナノチューブ合成を院生らが実演した。
千葉工大としてもブース出展し、機械サイエンス学科の本保元次郎教授を代表に齋藤哲治、小林政信、坂本幸弘、井上泰志の各教授が私立大学戦略的研究基盤形成事業「環境配慮型高機能材料の開発」(平成22〜24年度)の研究成果を発表。寺島慶一教授の研究室がダイヤモンドライクカーボンに関する研究をポスター展示。デザイン科学科が千葉県、そごう千葉店などと企画した「“あなた”に贈る18の新・千葉みやげ」を展示した。
会場では国際先端表面技術展、国際ナノテクノロジー総合展、国際水ソリューション総合展、新機能性材料展、先進印刷技術展、試作・受託加工展などが同時開催され、来場者数は4万5千人を超えた。
千葉工大としてもブース出展し、機械サイエンス学科の本保元次郎教授を代表に齋藤哲治、小林政信、坂本幸弘、井上泰志の各教授が私立大学戦略的研究基盤形成事業「環境配慮型高機能材料の開発」(平成22〜24年度)の研究成果を発表。寺島慶一教授の研究室がダイヤモンドライクカーボンに関する研究をポスター展示。デザイン科学科が千葉県、そごう千葉店などと企画した「“あなた”に贈る18の新・千葉みやげ」を展示した。
会場では国際先端表面技術展、国際ナノテクノロジー総合展、国際水ソリューション総合展、新機能性材料展、先進印刷技術展、試作・受託加工展などが同時開催され、来場者数は4万5千人を超えた。
デザイン科学科 卒展・学外展開く
未来を想う個性的作品群
学内展で学生たちの作品に見入る来場者たち |
デザイン科学科の「卒業研究・制作展」(実行委員会代表=同科4年・太和田有里恵さん)が2月9、10日の土・日曜日、津田沼校舎7号館で開催された。
卒業研究を締めくくる卒展(学内展)には毎年、近未来を想うユニークなものや、夢のある作品が並び、他学科の学生や市民が詰めかけて作品群を楽しむ。今年度はネットを通じ交流を続ける卒業生の姿も多く見られた。
実行委の太和田さんは「全研究室の作品を要望通り限られた空間に納める作業は大変でした。50人もの委員と先生方のサポートに感謝しています」と準備を振り返った。
赤澤智津子・同科准教授も「170人以上の学生の作品をまとめる大掛かりなイベントですが、準備から開催まで、非常にスムーズに進みました。委員たちの頑張りの賜物です」と話していた。
卒業研究を締めくくる卒展(学内展)には毎年、近未来を想うユニークなものや、夢のある作品が並び、他学科の学生や市民が詰めかけて作品群を楽しむ。今年度はネットを通じ交流を続ける卒業生の姿も多く見られた。
実行委の太和田さんは「全研究室の作品を要望通り限られた空間に納める作業は大変でした。50人もの委員と先生方のサポートに感謝しています」と準備を振り返った。
赤澤智津子・同科准教授も「170人以上の学生の作品をまとめる大掛かりなイベントですが、準備から開催まで、非常にスムーズに進みました。委員たちの頑張りの賜物です」と話していた。
秋葉原で学外展
学外展のインテリアデザインブース |
学内展と併行して、学外展「デザイン科学科活動報告展2013」を2月22、23日(金・土)、東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎で開催。学内展からの選抜作品を展示するもので、プロダクトデザイン、情報デザイン、インテリアデザインの3コースの作品を軸に、卒業研究や産学協同プロジェクト、演習の成果を展示した。会場には完成度の高い作品が並び、秋葉原駅前なので通行がてらに訪れた人も多く、幅広い来場者層に恵まれた。
子供用玩具にも食育や自立心を促すデザイン、母親のストレスを緩和する工夫などが施されている。来場者は手に取って楽しんだ後、学生たちから説明を聞き、作品の良さを再認識していた。製品化を期待できそうと講評付きの作品もあった。
インテリアデザイン部門では細かい表現、繊細な手作業の作品が注目され、設計趣旨などについて熱心に説明を聞く人がいた。
千葉工大の紹介・アピールを試みる作品もいくつかあり、イメージアップ戦略や女子学生獲得企画など、大学のブランド化が提案された。
初日、見学に訪れた小宮一仁学長は「千葉工大は“美しい大学”を目指します。みなさんのアイデアで実現していきましょう」と学生たちにエールを送った。
学外展の広報を担当した安藤昌也准教授は「学生の作品は多様で柔軟な発想のものばかり。多くの方にデザインの可能性を知っていただけたと思います」と話していた。
子供用玩具にも食育や自立心を促すデザイン、母親のストレスを緩和する工夫などが施されている。来場者は手に取って楽しんだ後、学生たちから説明を聞き、作品の良さを再認識していた。製品化を期待できそうと講評付きの作品もあった。
インテリアデザイン部門では細かい表現、繊細な手作業の作品が注目され、設計趣旨などについて熱心に説明を聞く人がいた。
千葉工大の紹介・アピールを試みる作品もいくつかあり、イメージアップ戦略や女子学生獲得企画など、大学のブランド化が提案された。
初日、見学に訪れた小宮一仁学長は「千葉工大は“美しい大学”を目指します。みなさんのアイデアで実現していきましょう」と学生たちにエールを送った。
学外展の広報を担当した安藤昌也准教授は「学生の作品は多様で柔軟な発想のものばかり。多くの方にデザインの可能性を知っていただけたと思います」と話していた。
服飾雑貨ディスプレーケース (学外展) |
お母さんを一休みさせるおもちゃ (学外展) |
新しい交通システムをデザイン (学外展) |
●山崎研も展示会
3月1、2日(土・日)には、同科・山崎和彦教授の研究室が「〆マス」と題した展示会を内田洋行ユビキタス協創広場CANVAS(東京都中央区新川)で開いた。
▽専門学部で学び始めた3年生たちの“ヤマ研ワールド”▽学びを深めようと没頭する修士1年生▽学んだ知識を社会に生かそうと試みる4年生と修士2年生――それぞれが発表の場を得て、多彩な自信作を並べた。
▽専門学部で学び始めた3年生たちの“ヤマ研ワールド”▽学びを深めようと没頭する修士1年生▽学んだ知識を社会に生かそうと試みる4年生と修士2年生――それぞれが発表の場を得て、多彩な自信作を並べた。
合板の積層面を生かした作品(学内展) | 事故防止提案について説明を聞く小宮学長 (学外展) |
イラストで“ブランド体験”を促す作品 (学外展) |
木製おもちゃの凝った仕掛けに喜ぶ夫婦 (学外展) |
ギフト用パッケージの提案(学外展) |