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2012.1.15

Challenge&Inspire the Tomorrow!
さらなる躍進に向けて!!


19422012 創立70周年
あけましておめでとうございます
左から建築都市環境学科4年・町田亜侑美さん、情報科学専攻修士1年・須藤崇光さん、金融・経営リスク科学科3年・千葉翔太君、電気電子情報工学科2年・後藤恭平君、デザイン科学科4年・久保田亜子さん
左から建築都市環境学科4年・町田亜侑美さん、情報科学専攻修士1年・須藤崇光さん、金融・経営リスク科学科3年・千葉翔太君、電気電子情報工学科2年・後藤恭平君、デザイン科学科4年・久保田亜子さん

クラウド環境、芝園に構築


CADなど運用、国内大学で初
クラウド上の仮想マシンを使って(芝園演習室で)
クラウド上の仮想マシンを使って(芝園演習室で)
 本学はこのほど、富士通株式会社と共同で、芝園キャンパスにクラウドを活用した仮想デスクトップ環境を構築し、後期から芝園演習室で授業を開始した。高負荷なCADやデザイン系アプリケーションを仮想デスクトップ環境で実現した例は、国内大学で初めて。
 今後、運用実績を得てセキュリティーを強化することで、将来的には、学内のさまざまな場所や自宅から、いつでも演習室と同様のPC環境が利用できるようになる。また、大学側はICT(情報通信技術)運用の効率化やトータルコストの削減が可能となる。
 富士通のクラウド上で提供する仮想デスクトップサービス「ワークプレイス−LCM」は、芝園キャンパス内ではコンピューター演習室だけでなく、いつでもどこでも自由にPCからデータセンターへ接続し、学生は自分の時間を有効活用しながら学習・開発演習ができることを目指して構築された。
 震災などで大学を利用できない場合にも、PC設備があれば、どこでもサーバから必要なソフトウエアを利用できるメリットがある。
 管理運用面からは、アプリケーションの導入とバージョンアップなどの一括作業ができるだけでなく、演習室のPCの種類や性能に関係なくソフトウエアが動作することで、故障などへの対応が柔軟になる。
 さらに、次世代ものづくり環境「エンジニアリングクラウド」を国内大学で初めて試験導入し、実証を含め授業を行っていく予定。エンジニアリングクラウドは、従来クラウドに不向きとされていたCADや動画も高速処理することができる。
 エレクトロニクス・メカトロニクス統合設計技術など高度な授業への活用が期待され、ものづくりに強力な支援環境となる。
 今後、仮想デスクトップサービスの運用実績を蓄積し、学生1人1人に仮想PC環境を整えることができれば、将来は各研究室や教室、さらには自宅からも利用が可能となる。

卒業研究・制作展と学外展


デザイン科学科

日時=2月4日(土)・5日(日)

場所=千葉工業大学津田沼校舎7号館1階・4階

問い合わせ=工学部事務室 047・478・0509

学外展=2月21日(火)〜24日(金)、Qiball(きぼーる=千葉市複合施設)で。卒業研究や産学協同プロジェクトの作品、演習の成果などを展示する。また、ビジネスシーンでのデザインの活用などについて、本学教員がデザインセミナーを行う予定。

実行委員会代表=デザイン科学科4年・吉田安里さん